教育を受ける権利(2)

教育を受ける権利(2)
障害者
権利論としての特別支援教育
• 何故「権利」があるのか。それは当たり前のこ
とか
• 何が必要か
– 障害を踏まえた「教育技術」
– 医療保障
– 環境・社会の対応「合理的配慮」
• 本人の意思の尊重
障害者が教育を受けられない時
• 法的規制 国家による就学免除(戦前)・保護者
による就学免除申請-保護者側からの申請は
認めるべきか
• 学校の不存在・不十分(国家の学校設置義務免
除)-1979年に県の養護学校設置義務
• 普通学校と特別支援学校の選択の問題-旭川
訴訟と奈良訴訟(合理的配慮の範囲)
• 教師の専門的力量不足・妥当な教育法-普通
学級の教師はどこまで要請されるか-給食指導
での訴訟
障害をめぐる法的規定
• (明治19年小学校令)第五条 疾病家計困窮其他止ムヲ得サル事故ニ
由リ児童ヲ就学セシムルコト能ハスト認定スルモノニハ府知事県令其期
限ヲ定メテ就学猶予ヲ許スコトヲ得
• (明治33年小学校令)第三十三条 学齢児童瘋癲白痴又ハ不具癈疾ノ
為就学スルコト能ハスト認メタルトキハ市町村長ハ監督官庁ノ認可ヲ受
ケ学齢児童保護者ノ義務ヲ免除スルコトヲ得
• 学齢児童病弱又ハ発育不完全ノ為就学セシムヘキ時期ニ於テ就学スル
コト能ハスト認メタルトキハ市町村長ハ監督官庁ノ認可ヲ受ケ其ノ就学ヲ
猶予スルコトヲ得
• 市町村長ニ於テ学齢児童保護者貧窮ノ為其ノ児童ヲ就学セシムルコト能
ハスト認メタルトキ亦前二項ニ準ス
• (学校教育法)第十八条 前条第一項又は第二項の規定によつて、保護
者が就学させなければならない子(以下それぞれ「学齢児童」又は「学齢
生徒」という。)で、病弱、発育不完全その他やむを得ない事由のため、
就学困難と認められる者の保護者に対しては、市町村の教育委員会は、
文部科学大臣の定めるところにより、同条第一項又は第二項の義務を猶
予又は免除することができる。
特別支援教育での変化
• 障害の種類によって学校を分けていたのを
「特別支援学校」として統合
• 従来特殊教育の対象としていなかった「発達
障害」を対象にした。(通常普通学級に在学)
• 特別支援学校が地域のリーダー的役割を果
たし、学校にはコーディネーターをおく。
• 個人の年間指導計画を策定して実施する。
⇒ 理想と現実のギャップ
普通学級と特別支援教育の選択
• 決定権 明確な法的規定無し
• 旭川訴訟 テキスト
• 奈良県訴訟 脳性麻痺で車椅子生活の女子。
2003年に小学校入学、町派遣の特別介助
員2人、特別担任の下で勉学。中学を希望し
たが、高い場所で階段が多い、バリアフリー
でない、運動場も遠いことで町が拒否⇒訴訟
⇒拒否は違法 インターネット上では町を支
持する声も
担任教師の専門性の要請
• 給食指導にかかわる訴訟
• 幼稚園に恐怖から通園不可に⇒知的障害の
通園施設に⇒平成13年小学校普通学級に。
その際給食指導を気をつけるように要請(養
護教諭と管理職が対応。後に担任に通知)⇒
給食指導がまずいという理由で不登校⇒転
校を教委に要請・拒否⇒訴訟
障害者の教育を受ける権利の保障
• 合理的配慮がどこまで可能か 道具・設備・
施設等
• 教師の力量をどの範囲で、どの程度まで求
めるのか
• 一般的教育条件と障害児独自の条件との調
和をどのようにとるのか
• どの学校(特別支援学校・普通学級・特別支
援学級)を選択するかの決定権は
宗教・犯罪・外国人
• 犯罪者、およびその家族は教育を受ける権
利を制限されるのか オウムの事例
• 外国人
• 宗教による教育の制限
– エホバの証人
– ヤマギシ会
– アメリカのホームスクール