フェアトレード(村井)

フェアトレード
ファッション業界から考える
村井悠恵
フェアトレード分析
人的
物的(資源的)
金銭的
生産者
技術UP、不公平感減
乱開発の防止
収入UP
仲介業者
いいことした感
(在庫管理難しい)
ビジネス
消費者
いいことした感
いいもの買える
高い
winwinなので持続的開発が可能?
構造的には全く問題はないのか?
もろもろのシステムなどのハードルを越えればいいだけ?
・仲介業者×物的
は物が移動する過程で、特筆する必要はない?
・消費者×金銭的
デザイン・品質でバリューを出さなきゃ
フェアトレード商品というバリューはいいの?持続的か?
ピープルツリー
 ピープルツリー
イギリス出身サフィアミニー氏が代表のNG
O「グローバルビレッジ」よりフェアトレード
部門を独立させた事業。
現地の開発プログラムや技術向上を支援しな
がら、環境を害さない、持続可能な新しい国際
貿易のあり方を提案している。
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ピープルツリー
~めざすもの~
 生産者を支援する
生産者パートナーが経済的に自立し、コミュニティの環境を守れるように支援する。 また、自立を阻む社会の構
造を変えることに挑戦する。
 環境を守る
商品の生産、流通、販売を通して、環境を守るためにサステナブルな方法で資源を活用する。 そして、人と環境
に対して責任あるサステナブルなライフスタイルを広める。
 お客さまに満足を提供する
お客さまに質の高い商品とサービスを提供する。それによって、商品をつくる人と買う人の双方が、フェアト
レードとサステナブルな社会の発展に参加する機会をつくる。
 変化を促す
活動にかかわるすべての人が、互いにコミュニケーションをはかり、理解を深められる環境をつくる。
 実例となる
企業や行政に対し、人と地球にやさしいフェアトレードのビジネスモデルを示す
ピープルツリー
~沿革~
1991年11月
環境・国際協力NGO「グローバル・ヴィレッジ」発足。
1993年10月
フェアトレード商品の通信販売を開始。カタログ名「アース・カタログ」。
1995年 1月
1996年
1997年 4月
フェアトレードの事業部門を法人化し、「フェアトレードカンパニー株式会社」設立。(資本金1千万円)
IFAT(国際フェアトレード機関)*に加盟。*2009年より、WFTO(世界フェアトレード連盟)に改称。
オーガニックコットン、草木染めなど環境にやさしい商品を実現。「5つの環境ポリシー」を確立。
1999年 5月
日本全国100店舗のフェアトレード・ショップと連携し「国際フェアトレード・デー」*のキャンペーンを実施。
*現「世界フェアトレード・デー」
2000年 2月
ブランド名を「ピープル・ツリー」に決定、直営店と通販カタログの名称を同名に変更。
2000年 6月
第1回ソーシャル・レヴュー実施。
2002年 5月
「国際フェアトレード・デー」がIFAT加盟の各組識に広がり、世界同時開催される。
2003年 6月
IFAT(現WFTO)国際会議でフェアトレード団体認証制度発足。フェアトレード団体として認証を受ける。
2007年 4月
モードファッション誌『VOGUE NIPPON』6月号誌上にて、ニューヨーク、ロンドン、東京の4デザイナーとの コラボ
レーション作品を発表。また、ビルケンシュトック「TATAMI」とのコラボレーションサンダルも発売。
2008年 1月
ロンドンに持株会社「People Tree Fair Trade Group」が設立。グループ会社体制に。
2008年 2月
オーガニック・テキスタイル世界基準(GOTS)の認証を受けたオーガニックコットン製品の販売開始。
2010年 3月
イギリスの女優エマ・ワトソンとの特別コラボレーション企画によるコレクション発売開始。
2010年 11月
「WGSN グローバル・ファッション・アワード 2010」で「最優秀サステナブル・ブランド&リテーラー賞」を受賞。
2013年 9月
WFTOによるフェアトレードの製品ラベル認証を世界で初めて取得。
ピープルツリー
~成果・実績~
 変化を促す・実例を示す
については沿革から
 他の成果についての記述は見つけられていない
ピープルツリー分析
ファッション×フェアトレードの特徴
 どこの国でも可能?
食品だと(先進国に売れる)製品が限られる
衣類・雑貨は、伝統を生かしながら先進国にも売れるような工夫が可能
 在庫管理がしやすい