PBL21班 スライド

うつ病
うつ病の病理、病態
• モノアミン仮説
→脳内のモノアミン(特にセロトニンやノルアド
レナリンなどの興奮性物質)が減少してうつ病
を引き起こしているという仮説。一般にこの仮説
に基づいてセロトニン、ノルアドレナリンを増加
させる方向に治療は向いている。
うつ病薬
• セロトニン取り込み阻害薬
→パキシル錠、デプロメール、ジェイゾロフト
• セロトニン、ノルアドレナリン取り込み阻害薬
→トレドミン錠
• BZD受容体結合薬
→ワイパックス、ソラナックス
• 睡眠薬
→マイスリー錠、レンドルミン錠
ルボックス、デプロメール
• 一般名 フルボキサミン マレイン酸塩
• 選択的セロトニン再取り込み阻害薬(SSRI)
• 選択性が高い。
• 同型の中では作用がマイルドで安全性が高
い。
• 国内初のSSRI。
パキシル錠
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一般名 パロキセチン塩酸錠
SSRI
選択性が高い。
同型の中でも取り込み作用が強い。
普通剤、放出制御剤がある。
国内で2番目のSSRI。
ジェイゾロフト
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一般名 塩酸セルトラリン
SSRI
選択性が高い。
同型の中でも取り込み作用が強い。
国内で3番目のSSRI。
SSRIの作用機序
• セロトニントランスポーターに結合してセロト
ニンの再取り込みを阻害する。
→シナプスにおけるセロトニン濃度をあげる。
SSRIの副作用
• 逆の作用がでることがある、凶暴化。
• ピモジドとの併用は禁忌。
→ピモジドの代謝を阻害してQT延長を起こす。
• モノアミン酸化酵素阻害薬との併用は禁忌。
→軽いドパミン、ノルアドレナリン再取り込み阻
害作用があるため。セロトニン症候群を起こす。
• 吐き気、眠気、性欲減退など。
トレドミン錠
• 一般名 ミルナシプラン塩酸塩
• セロトニン・ノルアドレナリン再取り込み阻害
剤(SNRI)
• 国内初のSNRI
• 効果発現が比較的早い。
• 慢性疼痛にも有効。
SNRIの作用機序
• セロトニントランスポーター、ノルアドレナリン
トランスポーターに結合してセロトニン、ノルア
ドレナリンの再取り込みを阻害する。
→シナプスにおけるセロトニン、ノルアドレナリ
ンの濃度を上げる。
SNRIの副作用
• 排尿障害のある患者には禁忌。
• モノアミン酸化酵素阻害薬との併用は禁忌。
→アドレナリンの濃度が上がりすぎるため。
• 吐き気、眠気、性欲減退など。
ワイパックス錠
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一般名 ロラゼパム
ベンゾジアゼピン系抗不安薬
耐性、依存性が少ない。
同類薬の中では作用が強い方。
中期作用型。
ソラナックス錠
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一般名 アルプラゾラム
ベンゾジアゼピン系抗不安薬
耐性、依存性が少ない。
同類薬の中では作用が中くらいの方。
中期作用型。
作用機序
• GABAa受容体ベンゾジアゼピン結合部位ω1
or ω2に結合して活性化、チャネルの開口頻
度を上げることで鎮静作用を発揮する。
→用量効果を上げる
*GABAと受容体との親和性を上げるのではな
いかといわれているが不明。
ωという分類は古い説のようです。
副作用
• 軽い筋弛緩作用
→ω2に対する作用のため。
• 重症筋無力症の患者に対しては禁忌。
• 眠気、めまい、嘔吐など。
• 大量使用によって依存性が生じる。
マイスリー錠
• 一般名 ゾルピテム酒石酸塩
• 非ベンゾジアゼピン系睡眠薬
• 超短時間型
→速やかに代謝されるため、
翌朝への持込が少ない
• ω1受容体に選択的に作用
→筋弛緩作用は弱い
マイスリー錠
• 副作用
離脱症状、一過性前向性健忘、
精神症状、肝機能障害、黄疸など
• 禁忌
重篤な肝障害
重症筋無力症
急性狭隅角緑内障
レンドルミン錠
• 一般名 ブロチゾラム
• ベンゾジアゼピン系睡眠薬
• 短時間型
→半減期約7時間
• 広く用いられている
• ベンゾジアゼピン系の中では筋弛緩作用は
少ない方
レンドルミン錠
• 副作用
肝機能障害、黄疸、一過性前向性健忘、
もうろう状態、依存性など
• 禁忌
重症筋無力症
急性狭隅角緑内障
作用機序・副作用
GABAA受容体ベンゾジアゼピン部位ω1に結合
→GABAのGABAA受容体に対する親和性↑
→GABAの作用増強
→Clチャネルの開口頻度を増加
→視床下部や大脳辺縁系を抑制
→自律神経からの不要な刺激を遮断
ガスモチン錠
• 一般名 モサプリドクエン酸塩水和物
• セロトニン受容体作動薬
• 初の5-HT4受容体刺激による
消化管機能改善薬
→Achの遊離を促進
• 副作用
劇症肝炎、肝機能障害、黄疸
うつ病治療ガイドライン