介護予防・日常生活支援総合事業 説明会 藤岡市介護高齢課 日時平成27年10月28日(水) 場所:藤岡公民館 1 はじめに この度、平成27年度の介護保険制度改正に伴い、藤岡市として 平成28年1月1日より介護予防・日常生活支援総合事業(以下:総 合事業)を開始することとなりました。 今回の説明会では、以下について大まかな内容を説明します。 ①総合事業の概要について ②総合事業のサービスの利用の流れについて ③総合事業にかかる事業所の指定について ④国保連合会の審査支払や請求について 今回の説明会の内容に関する質問は最終ページの質問票に記入 してFAXしてください(締切:11月末日)。メールでの質問も可です ([email protected])。後日ご回答いたします。また、介護 高齢課HPにまとめたQ&Aを掲載予定です。 2 総合事業の概要について 3 総合事業の趣旨 団塊の世代が75 歳以上となる平成37 (2025)年に向け、単身高齢者世帯や高齢者夫婦のみ 世帯、認知症高齢者の増加が予想されるなか、介護が必要な状態になっても住み慣れた地 域で暮らし続けることができるようにするため、市町村が中心となって、介護だけではなく、 医療や予防、生活支援、住まいを包括的に提供する地域包括ケアシステムの構築が重要な 政策課題となっている。 4 ○ 介護保険法(平成9年法律第123 号)第115 条の45 第1項に規定する総 合事業は、市町村が中心となって、地域の実情に応じて、住民等の多様な 主体が参画し、多様なサービスを充実することにより、地域の支え合いの体 制づくりを推進し、要支援者等に対する効果的かつ効率的な支援等を可能 とすることを目指すものである。 ○ 要支援者等については、掃除や買い物などの生活行為(IADL)の一部 が難しくなっているが、排せつ、食事摂取などの身の回りの生活行為(AD L)は自立している者が多い。このような要支援者の状態を踏まえると、支援 する側とされる側という画一的な関係性ではなく、地域とのつながりを維持 しながら、有する能力に応じた柔軟な支援を受けていくことで、自立意欲の 向上につなげていくことが期待される。 ○ そのため、要支援者等の多様な生活支援ニーズについて、従来予防給 付として提供されていた全国一律の介護予防訪問介護及び介護予防通所 介護を、市町村の実施する総合事業に移行し、要支援者自身の能力を最 大限活かしつつ、介護予防訪問介護等と住民等が参画するような多様な サービスを総合的に提供可能な仕組みに見直すこととした。 5 ○訪問介護・通所介護以外のサービス(訪問看護、福祉用具等)は、引き続き介護予防給付によるサー ビス提供を継続。 ○地域包括支援センターによる介護予防サービス計画または介護予防ケアマネジメントに基づき、総合 事業(介護予防・生活支援サービス事業および一般介護予防事業)のサービスと介護予防給付のサービ ス(要支援者のみ)を組み合わせる。 ○介護予防・生活支援サービス事業によるサービスのみ利用する場合は、要介護認定等を省略して「介 護予防・生活支援サービス事業対象者」とし、迅速なサービス利用を可能に(基本チェックリストで判断)。 ※第2号被保険者は、基本チェックリストではなく、要介護認定等申請を行う。 ※2次予防事業対 象者把握のための 基本チェックリスト 基本チェックリスト※で判断 の配布は行わない 要支援認定 要 支 援 者 介護予防・生活支援サービス事業対象者 一般高齢者等 介護予防サービス計画または介護予防ケアマネジメント 訪問看護、福祉用具など ※全国一律の人員基準、運営基準 介護予防・生活支援サービス事業 ①訪問型サービス・通所型サービス ②その他の生活支援サービス(栄養改善を目的とした配食、安否確認など) ※事業内容は、市町村の裁量を拡大、柔軟な人員基準・運営基準 一般介護予防事業(要支援者等も参加できる住民運営の通いの場の充実など。全ての高齢者が対象。) 6 ※ 訪 問 介 護 ・ 通 所 介 護 が 総 合 事 業 に 移 行 7 現行制度の区分とサービス ○施設サービス 要介護1~5・・・・・・ ○居宅サービス ○地域密着型サービス ○介護予防サービス 要支援1・2・・・・・・・ →【予防の訪問・通所】 ○地域密着型介護予防サービス 自立 ・・・・・・・・・・・・ ○介護予防事業 8 総合事業開始後の区分とサービス 要介護1~5 ・・・・・ ○施設サービス ○居宅サービス ○地域密着型サービス 要支援1・2 ・・・・・・ ○介護予防サービス ※枠内:制度改正部分 ○地域密着型介護予防サービス + ○介護予防・生活支援サービス事業 【訪問・通所】 ○一般介護予防事業 移 行 事業対象者 ・・・・・・ ○介護予防・生活支援サービス事業 【訪問・通所】 ○一般介護予防事業 ※市役所・地域包括支援センターでの申請方法が、従来の要介護認定申請に加 え、基本チェックリストを活用した事業対象者の振り分けが追加されます。 9 10 総合事業サービスの 利用の流れについて 11 制 度 改 正 【 前 】 12 制 度 改 正 【 後 】 13 新しい状態区分(事業対象者)について 事業対象者とは、65歳以上の者(第1号被保険者)で、 「基本チェックリスト」の実施により、 心身の状況、その置かれている環境その他の状況から、要支援(要介護)状態となることを 予防するための援助を行う必要があると判定された者をいう。 事業対象者は、「介護予防ケアマネジメント」に基づいてサービスを利用することとなる。 ■事業対象者の有効期間 藤岡市は事業対象者に有効期間は設定しないこととする。 ⇒基本チェックリスト実施日から永年、 または要支援[要介護]の有効期間終了日の次の日から永年 ⇒事業対象者が終了となるのは、要支援[要介護]に移行したとき=認定日の前日 14 ※ 参 考 15 ※ 参 考 16 訪問・通所サービスの利用希望者と 基本チェックリストの実施の関係性について 区分 新規の方 更 新 区 分 変 更 要介護認定者 要支援認定者 要介護認定に なる見込みの者 要支援認定に なる見込みの者 ●訪問・通所以外の給付サービス (福祉用具貸与等)を利用したい人 ●寝たきりの状態など、常に介護が 必要な人 訪問・通所サービスのみ 利用したい人 基本チェックリストの実施 要介護認定申請 要介護認定申請 基本チェックリストの実施 要介護認定申請 要介護認定申請 基本チェックリストの実施 要介護認定申請 第2号被保険者 要介護認定申請 転入者 上記の取り扱いに準じる 17 事業対象者の相談からサービス利用まで ①相談 被保険者は窓口(市役所・地域包括支援センター)に相談 ②聞き取り ・窓口担当者は、被保険者より、相談の目的や必要と考えているサービスを聞き取 り、サービス事業、要介護認定申請、一般介護予防事業について説明を行う。 ・明らかに要介護認定が必要な場合や予防給付・介護給付によるサービスを希望し ている場合等は、要介護認定申請の手続きにつなぐ。 ・介護予防のための住民主体の通いの場など、一般介護予防事業の利用のみを希 望する場合は、それらのサービスにつなぐ。 ③総合事業の説明 ・サービス事業によるサービスのみ利用する場合は、要介護認定を省略して基本 チェックリストを用いて事業対象者とし、迅速なサービスの利用が可能であること。 ・事業対象者となった後や、サービス事業によるサービスを利用し始めた後も、必要 な時は要介護認定等の申請が可能であること。 18 ④基本チェックリスト実施 ・実施に際しては、「基本チェックリストの使い方」に基づき、質問項目の趣旨を説明 しながら、本人等に記入してもらう。 ・サービス事業利用のための手続きは、原則、被保険者本人が直接窓口に出向い て行う。 ※ただし、本人が来所できない(入院中である、相談窓口が遠い、外出に支障があ る等)場合は、電話や家族の来所による相談に基づき、本人の状況や相談の目的 等を聞き取る。 ⑤事業対象者の特定 基本チェックリストの活用・実施の際、質問項目と併せ、利用者本人の状況やサー ビス利用の意向を聞き取った上で、振り分けを判断し事業対象者を特定する。 ⑥介護予防ケアマネジメント依頼届出書提出 被保険者(事業対象者)は介護予防ケアマネジメント依頼届出書を市に提出する。 ※家族・居宅介護支援事業所等の代行による提出可。 ⑦被保険者証の発行 市は事業対象者の情報が記載された被保険者証を発行する。 19 ⑧アセスメント、ケアプラン(案)作成、サービス担当者会議、サービスのご案内 地域包括支援センターは、被保険者(事業対象者)に対してアセスメントし、結果に 基づきケアプラン(案)の作成、サービス担当者会議の開催、サービスのご案内等を 行う。 ⑨ケアプラン同意 被保険者(事業対象者)はケアプランに同意し、契約を締結する。 ⇒サービス利用開始 20 相談からサービス利用までの流れ 被保険者 藤岡市 地域包括支援センター ①相談 ②聞き取り ④基本チェックリストの実施 ③総合事業の説明 ⑤事業対象者特定 ⑥介護予防ケアマネジメント 依頼届出書提出 ⑨アプラン同意、契約 サービス利用開始 ⑦被保険者証の発行 ⑧アセスメント、 ケアプラン(案)作成、 サービス担当者会議、 サービスのご案内等 21 住所地特例対象者の見直し 住所地特例対象者に対する介護予防支援及び介護予防ケアマネジメントは、平成27年4月 以降、施設所在市町村が指定した介護予防支援事業者(地域包括支援センター※)が行う。 ※居宅介護支援事業所へ委託可能 住所地特例対象者に対する各サービスの実施主体 改正前 平成27年4月~ (参考)総合事業の実施を 猶予する他市町村の場合 保険者市町村 - 施設所在市町村 - 施設所在市町村 - 介護予防支援 保険者市町村 施設所在市町村 施設所在市町村 包括的支援事業 保険者市町村 施設所在市町村 施設所在市町村 サービス名 介護予防ケアマネジメント (旧制度:包括的支援事業) 介護予防ケアマネジメント (新制度:総合事業) ※総合事業のみを利用する場合、介護予防給付のみを利用する場合、総合事業と介護予防給付を併 用する場合のいずれであっても、 施設所在市町村の地域包括支援センターが介護予防ケアマネジメン ト又は介護予防支援を実施することになるため、平成27年4月までに保険者市町村と施設所在市町村 との間で変更に伴う引き継ぎ等を実施。 この引き継ぎ等は、 利用者に趣旨を説明した上で、 転出入等による異動で保険者変更を伴う場合の対 応を同様に求められるものであって、 この際、利用者との契約についても、施設所在市町村の地域包 括支援センターとの契約が必要。 22 住所地特例対象者として総合事業を利用する流れ (1)総合事業を基本チェックリストにより利用する場合 ※本事例は、他市被保険者(Aさん)が基本チェックリスト実施後、事業対象者に該当し、藤 岡市の住所地特例施設に入居することになった場合 ①他市被保険者(Aさん) ・施設所在市町村(藤岡市)・地域包括支援センターの窓口に相談する。 ・介護予防ケアマネジメント作成依頼(変更)届出書と被保険者証を施設所在市町村(藤岡 市)に提出する。 ・当該地域包括支援センター(藤岡市)と他市被保険者(Aさん)の間で契約が必要となる。 ②施設所在市町村(藤岡市) 他市被保険者(Aさん)から提出された介護予防ケアマネジメント作成依頼(変更)届出書と被 保険者証を保険者市町村(他市)に送付する(写しを送付予定)。 ③保険者市町村(他市) ・②の介護予防ケアマネジメント作成依頼(変更)届出書をもとに、被保険者証に必要事項を 記載して、他市被保険者(Aさん)へ郵送する。 23 住所地特例対象者として総合事業を利用する流れ (1)総合事業を基本チェックリストにより利用する場合 他市被保険者 (Aさん) 保険者市町村 (他市) 施設所在地市町村 (藤岡市) ①相談・契約 ※基本チェックリスト 実施後事業対象者 に該当済み 契約 介護予防ケアマネジ メント依頼届出書お よび被保険者証 を提出 受理 施設所在地の 地域包括支援セン ター 受理 ③被保険者証に必 要事項を記載して 送付 ②介護予防ケアマ ネジメント依頼届出 書および 被保険者証を送付 24 (2)総合事業を要支援認定を受けて利用する場合 ①他市被保険者(Bさん) 保険者市町村(他市)に対して要介護(支援)認定の申請を行う。 ②保険者市町村(他市) 要支援認定の結果が出て、被保険者証を発行・送付する。 ③他市被保険者(Bさん) ・施設所在市町村(藤岡市)の地域包括支援センターと介護予防支援または介護予防ケア マネジメントの契約を結ぶ。 ・介護予防サービス計画作成の届出書または介護予防ケアマネジメント作成依頼(変更)届 出と被保険者証を施設所在市町村(藤岡市)に届出る。 ④施設所在市町村(藤岡市) 介護予防サービス計画作成の届出または介護予防ケアマネジメント作成依頼(変更)届出と 被保険者証を保険者市町村(他市)に送付する(写しを送付予定)。 ⑤保険者市町村(他市) ・④の介護予防サービス計画作成の届出書または介護予防ケアマネジメント作成依頼(変 更)届出書をもとに、被保険者証に必要事項を記載して、他市被保険者(Bさん)へ郵送する。 25 住所地特例対象者として総合事業を利用する流れ (2)総合事業を要支援認定を受けて利用する場合 他市被保険者 (Bさん) 保険者市町村 (他市) ①要介護認定申請 ②要支援認定、 被保険者証の発行 施設所在地市町村 (藤岡市) ③相談・契約 施設所在地の 地域包括支援 センター 契約 介護予防サービス計画 作成の届出書または介 護予防ケアマネジメント 依頼届出書、および被 保険者証を提出 受理 受理 ④介護予防サービス 計画作成の届出書介 護予防ケアマネジメン ト依頼届出書および 被保険者証を送付 ⑤被保険者証に 必要事項を記載 して送付 26 厚生省Q&A(平成27年1月9日版) a市で基本チェックリストを利用してサービス事業対象者となった者が、b市に転居してサー ビスを利用する場合、b市で改めて基本チェックリストを実施することが必要か。 1. サービス事業対象者が、何らかのサービス事業を利用している状態でa市からb市に転 居する場合などは、b市においてもサービス事業をできるだけ切れ目なく迅速に利用できる 体制とすることが望ましいと考える。このためa市での基本チェックリストの結果をもって、b市 のサービス事業対象者とすることを妨げるものではなく、市町村の実情に応じて適切に判断 していただきたい。 2. なお、b市においてa市での基本チェックリストを活用する場合は、利用者の同意を得てa 市でのケアプラン等やサービス利用状況等もあわせて情報を収集したうえで、b市の事業の 実施状況等を踏まえて介護予防ケアマネジメントを実施し、サービスにつないでいただきた い。 27 介護予防ケアマネジメントについて 総合事業による介護予防ケアマネジメントは、 介護予防支援と同様、 地域包括支援セン ター等が要支援者等に対するアセスメントを行い、その状態に置かれている環境等に応じて、 本人が自立した生活を送ることができるようケアプランを作成するものである。 種類 要支援者 (給付のみ) 要支援者 (給付+事業) 要支援者 (事業のみ) 事業対象者 介護予防ケアマネジメント (新制度:総合事業) × × ○ ○ 介護予防支援 (給付) ○ ○ × × ■介護予防ケアマネジメントの実施主体(藤岡市) 地域包括支援センター ※予防給付におけるケアマネジメント(指定介護予防支援)については、引き続き、指定介護 予防事業所としての指定を受けて行うものである。 28 介護予防ケアマネジメントのプロセスと類型 サービス提供 開始月 2月目 (翌月) 3月目 (翌々 月) 4月目 (3ヶ月 後) サービス担当 者会議 ○ × × ○ モニタリング等 -(※1) ○ (※1) ○ (※1) ○ (※1) 報酬 基本報酬+初 回加算(※2) 基本 報酬 基本 報酬 基本 報酬 その他 (委託・ 補助の サービ ス) サービス担当者会議 △(必要時実施) × × × モニタリング等 - × × △ 報酬 (基本報酬-X- Y)+初回加算 基本報酬 -X-Y 基本報酬 -X-Y 基本報酬 -X-Y その他 (委託・ 補助の サービ ス) サービス担当者会議 × × × × モニタリング等 - × × × 報酬 基本報酬+初回加 算をふまえた単価 × × × 一般介 護予防・ 民間事 業のみ サービス担当者会議 × × × × モニタリング等 - × × × 報酬 基本報酬+初回加 算をふまえた単価 × × × ケアマネジ メントプロセ スと類型 説明 利用す る サー ビス 原則的な ケアマネ ジメント (プランA) ■現行の予防給付に対する介護予防ケアマネジメン トと同様 ■アセスメント ⇒ケアプラン原案作成 ⇒サービス担当者会議 ⇒利用者への説明・同意 ⇒ケアプラン確定・交付(利用者提供者) ■モニタリングはおおむね3ヶ月ごとに実施 ■利用者の状況等に応じてサービスの変更も行うこと が可能な体制をとっておく 指定事 業者の サービ ス 簡略化したケ アマネジメント (プランB) ※H28.1月当 初実施なし ■サービス担当者会議を省略したケアプランの作成 ■アセスメント ⇒ケアプラン原案作成 ⇒ケアプラン確定・交付(利用者提供者) ■モニタリングは適宜 初回のみの ケアマネジメ ント(プランC) ■ケアマネジメントの結果、補助や助成のサービスや 配食などその他の生活支援サービスの利用につなげ る場合 ■初回のみ アセスメント ⇒ケアマネジメント結果案作成 ⇒利用者への説明・同意 ⇒提供者への説明・送付 ■モニタリング等は行わない。 ■適切なサービス提供につながるよう、ケアマネジメ ントの結果をサービス提供者に送付または本人が持 参(利用者の同意必要) (※1)指定事業者のサービスを利用する場合には、給付管理票の作成が必要 (※2)基本報酬:予防給付の単価を踏まえた単価を設定 29 介護予防ケアマネジメントの届出有無 区分 介護給付から予防給 付に移行する場合 介護給付から介護予 防・生活支援サービス 事業に移行する場合 予防給付から介護予 防・生活支援サービス 事業に移行する場合 要支援者から基本 チェックリストによる サービス事業対象者に 移行する場合 市役所窓口で届出を 受理後地域包括支援 センターから居宅介護 支援事業所へケアマネ ジメントを委託した場合 居宅サービス 計画作成依頼 届出書 × 不要 × 不要 × 不要 × 不要 × 不要 介護予防サー ビス計画作成 依頼届出書 ○ 必要 × 不要 × 不要 × 不要 × 不要 介護予防ケア マネジメント依 頼届出書 理由 × 不要 居宅介護支援事業所から地域包括 支援センターへケアマネジメントの 実施者を変更することとなるため ○ 必要 居宅介護支援事業所から地域包括 支援センターへケアマネジメントの 実施者を変更することとなるため × 不要 ※届出書の提 出は省略するこ とができる。 指定介護予防支援から介護予防ケ アマネジメントへ移行することとなる が、この場合は、要支援者であるこ とは変わらず、ケアマネジメントを実 施する地域包括支援センターも変わ らないため ○ 必要 介護予防ケアマネジメント依頼届出 によりサービス事業対象者として登 録するため ○ 必要 市役所窓口では地域包括支援セン ターが委託するか否かは判断でき ないため、自動的に地域包括支援 センター名が記載された被保険者 証が発行されるため 30 (注1) 住所地特例対象者は、施設所在市町村に届出する。 (注2) 予防給付または事業から介護給付に移行した場合、または要支援者又はサービス 事業対象者から要介護者に移行した場合等は、現行どおり「居宅サービス計画作成依頼届 出書」の届出が必要となる。 ※ 介護予防ケアマネジメントの依頼は、基本的に利用者から市町村に提出するが、本人の 代理として家族等から提出することもできる。(代理で提出する場合、委任状は必要なく、利 用者本人が自書の上、家族等が代理で市町村に提出することが可能) 31 ケアマネジメント 初回加算の取扱い 初回加算の算定については、基本的には指定居宅介護支援、指定介護予防支援における 基準に準じ、下記①②の場合に算定できる。 ①新規に介護予防ケアマネジメントを実施する場合 (介護予防ケアマネジメントの実施が終了して2月以上経過した後に、介護予防ケアマネジメ ントを実施する場合) ②要介護認定から要支援認定になる場合、あるいはサービス事業対象者として介護予防ケ アマネジメントを実施する場合 ※総合事業移行前に予防給付を受けていた者が、要支援の認定有効期間が満了した翌月 から、基本チェックリストによるサービス事業対象者として総合事業のサービスを利用した場 合、総合事業開始月に初回加算の算定を行うことはできない。 32 総合事業にかかる 事業所の指定について 33 総合事業のみなし指定 (改正法の規定) 総合事業の移行に当たって、総合事業に係る規定の施行日前日である平成27年3月31日に おいて、介護予防訪問介護等に係る指定介護予防サービスの事業者について、当該施行 日において、総合事業による指定事業者の指定をみなす(改正法附則第13条)旨の規定を 設け、市町村及び事業者の負担軽減を図っている。 <みなし指定の対応表> サービス 既存の指定(平成27年3月31日) 附則の規定により指定を受けたもの とみなされる総合事業の指定(以下 「みなし指定」という。) 訪問介護 介護予防訪問介護に係る指定介護予 防サービス事業者に係る指定 訪問型サービス(第1号訪問事業)に 係る事業者の指定 通所介護 介護予防通所介護に係る指定介護予 防サービス事業者に係る指定 通所型サービス(第1号通所事業)に 係る事業者の指定 なお、総合事業における介護予防ケアマネジメントについては、原則市町村の直接実施また は委託で行うため、みなしによる指定事業者の仕組みを活用することは想定されていない。 34 総合事業のみなし指定の有効期間 ○藤岡市:平成27年4月から平成30年3月末まで(3年間) ※原則平成27年4月から平成30年3月末までの3年間とされるが、市町村が平成27年 4月までにその有効期間を定めた場合にはその定める期間(6年を超えない範囲)とする。 ○みなし指定にかかる市町村による審査は不要。 ※ただし、平成27年4月以降に新規開設した事業所は指定申請が必要。 ○みなし指定を受けた全事業所について、平成30年4月(*)以降も事業を継続する場 合には、市町村から総合事業の指定の更新を受ける必要がある。 *前述のとおり、みなし指定の有効期間を市町村独自に設定した場合には当該期間の満 了日以降 ○なお、予防給付から総合事業への移行期間中である平成27年度から平成29 年度ま での間にあっては、予防給付による指定の効力も残るため、みなし指定について「別段の 申出」しない事業者については、総合事業の指定と、予防給付による指定の2つが効力を 生じる。 35 みなし指定の効力の範囲 みなし指定の有効期間中⇒全市町村に効力が及ぶ 有効期間満了後、更新した場合⇒各市町村域の範囲内で効力が及ぶ 被保険者 藤岡市 みなし指定期間 H27年4月~H30年3月末 (原則どおり) A市 みなし指定期間 H27年4月~H30年3月末 (原則どおり) B市 みなし指定期間 H27年4月~H29年3月末 総合事業 実施時期 所在地 事業所 藤岡市 事業所 H28年1月 A市 事業所 B市 事業所 H29年4月 H27年4月 藤岡市 事業所 総合事業で請求する H27年4月~H27年12月 :予防給付 H28年1月~H30年3月末 :総合事業 有効期間満了後、更新し た場合 H30年4月以降の利用は 藤岡市に更新申請が必要 H29年4月以降の利用は 藤岡市に更新申請が必要 H27年4月~H29年3月 :予防給付 ※1 H29年4月~H30年3月末 :総合事業 ※1 H30年4月以降の利用は A市に更新申請が必要 藤岡市 事業所 H27年4月~H29年3月末 H30年4月以降の利用は B市に更新申請が必要 B市 事業所 H27年4月~H29年3月末 H29年4月以降の利用は B市に更新申請が必要 A市 事業所 ※1 他市が総合事業実施時、一斉移行とするのか、または要支援更新者は更新ごとに移行 とするのかによって異なる場合がある。 36 変更届について ○平成28年1月1日に変更が生じる事項(変更届) ①契約書 ②重要事項説明書 ③運営規定 ④定款(法人の事業として総合事業が読めないケース等) 提出先 : 介護高齢課(介護保険係) 提出期限 : 原則変更があった日から10日以内 ※様式確定次第、藤岡市ホームページに掲載予定 【掲載先:トップページ>各課のページ>介護高齢課>各種申請書・様式ダウンロード】 37 変更届の提出先 ○変更届は、指定権者へ提出するものである。 ○平成30年4月以降は当該事業所のサービスを利用する要支援者等に他市町村の被保 険者がいる場合には、他市町村にも更新申請を行うため、指定後は他市へも変更届を提出 することとなる。 サービス種類 平成26年度 平成27年度 平成28年度 平成29年度 平成30年度 総合事業 × 藤岡市(平成 28年1月~) 藤岡市 藤岡市 藤岡市 予防給付 群馬県 群馬県 群馬県 群馬県 群馬県 ※1 介護給付 群馬県 群馬県 群馬県 ※2 群馬県 ※2 群馬県 ※2 ※1 予防給付の訪問・通所の指定は平成29年度で終了するため、変更届の提出は平成3 0年度以降は不要となる。 ※2 小規模な通所介護事業所については、平成28年4月以降「藤岡市」に届け出るものと する。 38 事業者(みなし指定)と利用者の契約等について 総合事業の指定事業者(みなし指定等)によるサービスを利用する場合 現在の予防給付等と同様に、指定事業者は、利用者に対して重要事項を記した文書を交付 して説明を行い、利用者の同意を得ていただいた上で、サービス提供が開始される。 利用者 契約書 重要事項説明書 既利用者 (要支援者) ※1 再契約 (再)同意 新規 (要支援者・事業対象者) 新規契約 同意 ※1 既利用者(要支援者)とは、現在、予防給付(例:訪問介護)を利用していて、平成28 年1月以降、総合事業(例:介護予防訪問介護相当サービス)を利用する場合をいう。 39 契約書・重要事項説明書 変更点 総合事業移行に伴い一部文言の変更が必要。 ①サービスの種類 介護予防訪問(通所)介護→介護予防訪問(通所)介護相当サービス ②介護予防ケアプラン 介護予防サービス計画書、介護予防マネジメントケアプランの両者、またはどちらかを示す。 ③記録の保存期間 2年間→5年間 【補足】利用料(総合事業移行しない場合も必要) 報酬改定による料金表の変更 負担割合証に応じた基本利用料の1割又は2割の額となる(平成27年8月施行) ※みなし指定事業所の契約書・重要事項説明書の例 (適宜加除修正してください) 介護予防・日常生活支援総合事業第一号事業契約書:別紙参照 第一号訪問事業契約書別紙(兼重要事項説明書)①:別紙参照 第一号通所事業契約書別紙(兼重要事項説明書)②:別紙参照 40 みなし指定の基準について みなし指定の基準は、国が示す介護予防訪問介護、介護予防通所介護に相当するサービスの基準を準用する。 基準 現行の訪問介護相当 現行の通所介護相当 サービス種類 介護予防訪問介護相当サービス 介護予防通所介護相当サービス サービス内容 訪問介護員による身体介護、生活援助 通所介護と同様のサービス生活機能の向上のための機能訓練 対象者とサービス 提供の考え方 ○既にサービスを利用しているケースで、サービスの利用の継続 が必要なケース○以下のような訪問介護員によるサービスが必 要なケース(例)・認知機能の低下により日常生活に支障がある 症状・行動を伴う者・退院直後で状態が変化しやすく、専門的 サービスが特に必要な者 等※状態等を踏まえながら、多様な サービスの利用を促進していくことが重要。 ○既にサービスを利用しており、サービスの利用の継続が必要な ケース○「多様なサービス」の利用が難しいケース○集中的に生 活機能の向上のトレーニングを行うことで改善・維持が見込まれ るケース※状態等を踏まえながら、多様なサービスの利用を促進 していくことが重要。 実施方法 事業所指定 事業所指定 予防給付の基準を基本 予防給付の基準を基本 ・個別サービス計画の作成 ・運営規程等の説明・同意 ・提供拒否の禁止 ・訪問介護員等の清潔の保持・健康状態の管理 ・秘密保持等 ・事故発生時の対応 ・廃止・休止の届出と便宜の提供 等 (現行の基準と同様) ・個別サービス計画の作成 ・運営規程等の説明・同意 ・提供拒否の禁止 ・従事者の清潔の保持・健康状態の管理 ・秘密保持等 ・事故発生時の対応 ・廃止・休止の届出と便宜の提供 等 (現行の基準と同様) ※記録の保存期間:5年 ※記録の保存期間:5年 訪問介護員(訪問介護事業者) 通所介護事業者の従事者 基準 人員 設備 基準 運営 サービス提供者 ※ 枠内は、藤岡市が基準を変更した部分 41 国保連合会の審査支払や 請求について 42 43 国保連合会の審査支払業務の流れ (1)利用者が事業のみを利用する場合 44 ⑥介護予防サービス計画 45 国保連合会の審査支払業務の流れ 介護予防サービス計画 (2)利用者が予防給付と事業を利用する場合 地域包括支援センターは、利用者・事業者と調整して、介護 予防サービス計画を行う。 46 住所地特例対象者に係る市町村と国保連合会の事務処理の流れ 47 国保連合会の審査支払業務の流れ 住所地特例対象者の場合 48 49 ケアマネジメント サービス種類コードと単価 区分 サービス 種類コード 単価 (月) サービス利用パターン例 事業(訪問介護)のみ 事業 対象者 介護予防ケアマネジメント 費(プランA) AF 介護予防ケアマネジメント (プランC) AF 430単 事業(通所介護)のみ 位 事業(訪問介護と通所介護) 430単 一般介護予防事業等 位 給付のみ 要支援1 ・要支援2 介護予防支援費 介護予防ケアマネジメント 費(プランA) 46 AF 430単 位 給付と 事業(訪問介護 事業(通所介護) 430単 事業(訪問介護と通所介護) 位 のみ ⇒介護予防ケアマネジメント費の場合は種類を「46」ではなく、「AF」にして請求する。 50 ケアマネジメント 区分支給限度額について 利用者区分 サービス利用パターン例 ケアマネジメント代 支給限度額 介護予防ケアマネジ メント費 5,003単位 事業(訪問介護)のみ 事業対象者 事業(通所介護)のみ 事業(訪問介護と通所介護) 給付のみ 要支援1 給付+ 事業(訪問介護) 介護予防支援費 5,003単位 事業(通所介護) 事業(訪問介護と通所介護) 介護予防ケアマネジ メント費 給付のみ 要支援2 給付+ 事業(訪問介護) 介護予防支援費 10,473単位 事業(通所介護) 事業(訪問介護と通所介護) 介護予防ケアマネジ メント費 51 訪問・通所 サービス種類コード等について ※平成27年3月31日時点で介護予防訪問介護・介護予防通所介護の指定を受けている事 業所を総合事業の指定を受けたものとして事業所移動連絡表情報が国保連に送付される。 (事業所番号は、変更なし(新たな事業所番号が交付されることはない)) № サービス種類コード サービス種類名 1 A1 介護予防訪問介護相当サービス (≒訪問型サービス(みなし)) 2 A5 介護予防通所介護相当サービス (≒通所型サービス(みなし)) № サービ ス 種類 コード ベースとなる 予防給付 1 A1 介護予防 訪問介護 2 A5 介護予防 通所介護 算 単 定 位 構 数 造 地域単価 国 が 規 定 国が規定 (藤岡市: 1単位1 0円) サ ービ ス コー ド 帳票類 に出力す るサービ スコード 名称 国が規定 内容 総合事業のみなし指定 を受けた事業者が請求 するサービス種類 ※ 利 用 者 負 担 利用者負担割合 ・利用者負担額 支給限 度額管 理対象 /対象 外 定 率 予防給付と同様 (H27.8月より負 担割合証に応じ る) 国が 規定 52 訪問型サービス(みなし)サービスコード表(案) サービスコード 種類 A1 A1 A1 A1 A1 A1 A1 A1 A1 A1 A1 A1 A1 A1 A1 A1 A1 A1 A1 A1 A1 A1 A1 A1 A1 A1 A1 A1 A1 A1 A1 A1 A1 A1 A1 A1 サービス内容略称 合成 単位数 算定項目 項目 1111 1113 1114 事業対象者・要支援1・要支援2(週1回程 度) 訪問型サービスⅠ 訪問型サービスⅠ・初任 2111 2113 2114 訪問型サービスⅠ日割 818 事業所と同一建物の利用者又 はこれ以外の同一建物の 利用者20人以上にサービスを行う場合 1,168単位 訪問型サービスⅠ・初任・同一 1115 1,168 介護職員初任者研修課程を修了したサービス提供責任者を配置している場合×70% 訪問型サービスⅠ・同一 ×90% 訪問型サービスⅠ日割・初任 736 1日につき 38 介護職員初任者研修課程を修了したサービス提供責任者を配置している場合×70% 27 事業所と同一建物の利用者又 はこれ以外の同一建物の 利用者20人以上にサービスを行う場合 38単位 訪問型サービスⅠ・日割・同一 ×90% 1214 24 事業対象者・要支援1・要支援2(週2回程 度) 訪問型サービスⅡ 訪問型サービスⅡ・初任 1215 2213 2214 訪問型サービスⅡ日割 1月につき 2,335 介護職員初任者研修課程を修了したサービス提供責任者を配置している場合×70% 1,635 事業所と同一建物の利用者又 はこれ以外の同一建物の 利用者20人以上にサービスを行う場合 2,335単位 訪問型サービスⅡ・同一 訪問型サービスⅡ・初任・同一 2211 ×90% ロ 訪問型サービス 事業対象者・要支援1・要支援2(週2回程 費(みなし)(Ⅱ) 度) 訪問型サービスⅡ日割・初任 1,472 1日につき 77 介護職員初任者研修課程を修了したサービス提供責任者を配置している場合×70% 54 事業所と同一建物の利用者又 はこれ以外の同一建物の 利用者20人以上にサービスを行う場合 77単位 訪問型サービスⅡ・日割・同一 ×90% 1324 49 事業対象者・要支援2(週2回を超える程 度) 訪問型サービスⅢ 訪問型サービスⅢ・初任 2323 2324 訪問型サービスⅢ日割 2,593 事業所と同一建物の利用者又 はこれ以外の同一建物の 利用者20人以上にサービスを行う場合 3,704単位 訪問型サービスⅢ・同一 1325 1月につき 3,704 介護職員初任者研修課程を修了したサービス提供責任者を配置している場合×70% 訪問型サービスⅢ・初任・同一 2321 69 介護職員初任者研修課程を修了したサービス提供責任者を配置している場合×70% 2215 1323 2,102 介護職員初任者研修課程を修了したサービス提供責任者を配置している場合×70% 訪問型サービスⅡ・日割・初任・同一 1321 34 介護職員初任者研修課程を修了したサービス提供責任者を配置している場合×70% 2115 1213 1,051 介護職員初任者研修課程を修了したサービス提供責任者を配置している場合 ×70% イ 訪問型サービス 事業対象者・要支援1・要支援2(週1回程 費(みなし)(Ⅰ) 度) 訪問型サービスⅠ・日割・初任・同一 1211 算定単位 1月につき ×90% 3,334 介護職員初任者研修課程を修了したサービス提供責任者を配置している場合×70% ハ 訪問型サービス 費(みなし)(Ⅲ) 2,334 事業対象者・要支援2(週2回を超える程 度) 訪問型サービスⅢ日割・初任 1日につき 122 介護職員初任者研修課程を修了したサービス提供責任者を配置している場合×70% 訪問型サービスⅢ・日割・初任・同一 85 事業所と同一建物の利用者又 はこれ以外の同一建物の 利用者20人以上にサービスを行う場合 122単位 訪問型サービスⅢ・日割・同一 ×90% 110 介護職員初任者研修課程を修了したサービス提供責任者を配置している場合×70% 2325 77 特別地域加算 8000 訪問型サービス特別地域加算 所定単位数の 15%加算 1月につき 8001 訪問型サービス特別地域加算日割 所定単位数の 15%加算 1日につき 8100 訪問型サービス小規模事業所加算 所定単位数の 10%加算 1月につき 8101 訪問型サービス小規模事業所加算日割 所定単位数の 10%加算 1日につき 8110 訪問型サービス中山間地域等提供加算 所定単位数の 5%加算 1月につき 8111 訪問型サービス中山間地域等提供加算日割 所定単位数の 5%加算 4001 訪問型サービス初回加算 中山間地域等における小規模事業所加算 中山間地域等に居住する者へのサービス提供加算 チ 初回加算 200単位加算 リ 生活機能向上連携加算 100単位加算 4002 訪問型サービス生活機能向上加算 6270 訪問型サービス処遇改善加算Ⅰ (1)介護職員処遇改善加算(Ⅰ) 6271 訪問型サービス処遇改善加算Ⅱ (2)介護職員処遇改善加算(Ⅱ) 所定単位数の48/1000 加算 6273 訪問型サービス処遇改善加算Ⅲ (3)介護職員処遇改善加算(Ⅲ) (2)で算定した単位数の 90% 加算 6275 訪問型サービス処遇改善加算Ⅳ (4)介護職員処遇改善加算(Ⅳ) (2)で算定した単位数の 80% 加算 1日につき 1月につき 200 100 ヌ 介護職員処遇改善加算 所定単位数の86/1000 加算 ⇒総合事業の場合は種類を「61」ではなく、「A1」にして請求する。濃い色の部分は契約期間が1月に満たない場合 53 (日割り計算用サービスコード) 通所型サービス(みなし)サービスコード表(案) サービスコード 種類 A5 A5 A5 A5 A5 A5 A5 A5 A5 A5 A5 A5 A5 A5 A5 A5 A5 A5 A5 A5 A5 A5 A5 A5 A5 A5 サービス内容略称 合成 単位数 算定項目 項目 1111 1112 1121 1122 8110 8111 6109 6105 6106 5010 5002 5003 5004 5006 5007 5008 5009 5005 6107 6108 6101 6102 6103 6104 6110 6111 A5 6113 A5 6115 イ 通所型サービス費(みなし) 通所型サービス1 事業対象者・要支援1 1,647単位 1,647 通所型サービス1日割 54単位 54 事業対象者・要支援2 通所型サービス2 3,377単位 3,377 通所型サービス2日割 通所型サービス中山間地域等提供加算 111単位 中山間地域等に居住する者へのサービス提供加算 所定単位数の 5% 加算 通所型サービス中山間地域等加算日割 通所型サービス若年性認知症受入加算 111 240 単位加算 376単位減算 通所型生活向上グループ活動加算 ロ 生活機能向上グループ活動加算 100単位加算 通所型サービス運動器機能向上加算 ハ 運動器機能向上加算 225単位加算 通所型サービス栄養改善加算 ニ 栄養改善加算 150単位加算 通所型サービス口腔機能向上加算 ホ 口腔機能向上加算 150単位加算 150 通所型複数サービス実施加算Ⅰ1 ヘ 選択的サービス複 (1)選択的サービス複数実施加算(Ⅰ) 数実施加算 運動器機能向上及び栄養改善 480単位加算 480 通所型複数サービス実施加算Ⅰ2 運動器機能向上及び口腔機能向上 480単位加算 480 通所型複数サービス実施加算Ⅰ3 栄養改善及び口腔機能向上 480単位加算 480 運動器機能向上、栄養改善及び口腔機能向上 700単位加算 700 120単位加算 120 通所型サービス同一建物減算2 通所型複数サービス実施加算Ⅱ 通所型サービス事業所評価加算 通所型サービス提供体制加算Ⅰ11 (2)選択的サービス複数実施加算(Ⅱ) ト 事業所評価加算 チ サービス提供体制強化加算 (1)サービス提供体制強化加算(Ⅰ)イ 通所型サービス提供体制加算Ⅰ12 (1)サービス提供体制強化加算(Ⅰ)ロ 通所型サービス提供体制加算Ⅰ21 通所型サービス提供体制加算Ⅰ22 (1)サービス提供体制強化加算(Ⅰ)ハ 通所型サービス提供体制加算Ⅱ1 通所型サービス提供体制加算Ⅱ2 通所型サービス処遇改善加算Ⅰ 752単位減算 リ 介護職員処遇改善加算 1月につき 1日につき 1日につき 240 事業所と同一の建物に居住する者又は同一建物から利用する者に通所型サービス(みなし)を 事業対象者・要支援1 行う場合 事業対象者・要支援2 通所型サービス同一建物減算1 1日につき 1月につき 所定単位数の 5% 加算 若年性認知症利用者受入加算 算定単位 1月につき 1月につき -376 -752 100 225 150 事業対象者・要支援1 72単位加算 72 事業対象者・要支援2 144単位加算 144 事業対象者・要支援1 48単位加算 48 事業対象者・要支援2 96単位加算 96 事業対象者・要支援1 24単位加算 24 事業対象者・要支援2 48単位加算 48 所定単位数の40/1000 加算 (1)介護職員処遇改善加算(Ⅰ) 通所型サービス処遇改善加算Ⅱ (2)介護職員処遇改善加算(Ⅱ) 通所型サービス処遇改善加算Ⅲ (3)介護職員処遇改善加算(Ⅲ) (2)で算定した単位数の 90% 加算 通所型サービス処遇改善加算Ⅳ (4)介護職員処遇改善加算(Ⅳ) (2)で算定した単位数の 80% 加算 所定単位数の22/1000 加算 定員超過の場合 サービスコード 種類 A5 A5 A5 A5 サービス内容略称 合成 単位数 算定項目 項目 8001 8002 8011 8012 通所型サービス1・定超 イ 通所型サービス費(みなし) 1,647単位 事業対象者・要支援1 通所型サービス1日割・定超 54単位 通所型サービス2・定超 3,377単位 事業対象者・要支援2 通所型サービス2日割・定超 定員超過の場合 × 70% 111単位 算定単位 1,153 1月につき 38 1日につき 2,364 1月につき 78 1日につき 看護・介護職員が欠員の場合 サービスコード 種類 A5 A5 A5 A5 サービス内容略称 合成 単位数 算定項目 項目 9001 9002 9011 9012 通所型サービス1・人欠 イ 通所型サービス費(みなし) 事業対象者・要支援1 通所型サービス1日割・人欠 54単位 通所型サービス2・人欠 事業対象者・要支援2 通所型サービス2日割・人欠 1,647単位 3,377単位 111単位 看護・介護職員が 欠員の場合 × 70% 算定単位 1,153 1月につき 38 1日につき 2,364 1月につき 78 1日につき ⇒総合事業の場合は種類を「65」ではなく、「A5」にして請求する。濃い色の部分は契約期間が1月に満たない場合 54 (日割り計算用サービスコード) 介護予防訪問介護相当サービス 単位・対象者 単位は現行制度と同じです。 サービス名称 単位 藤岡市の対象 訪問型サービス費 (みなし)(Ⅰ) 1月につき1,168単位 1日につき38単位 事業対象者・要支援1・2 週1回程度の訪問型サービ ス(みなし)が必要とされた者 訪問型サービス費 (みなし)(Ⅱ) 1月につき2,335単位 1日につき77単位 事業対象者・要支援1・2 週2回程度の訪問型サービ ス(みなし)が必要とされた者 1月につき3,704単位 1日につき122単位 事業対象者・要支援2 週2回を越える程度の訪問 型サービス(みなし)が必要 とされた者 訪問型サービス費 (みなし)(Ⅲ) ※各種加算・減算(初回加算、生活機能向上連携加算、介護職員処遇改善加算Ⅰ~Ⅳ、サ 責減算、同一建物減算など)は給付と同一。 55 介護予防通所介護相当サービス 単位・対象者 単位は現行制度と同じです。 サービス名称 単位 藤岡市の対象 通所型サービス費 (みなし) 1月につき1,647単位 1日につき54単位 事業対象者・要支援1 通所型サービス費 (みなし) 1月につき3,377単位 1日につき111単位 事業対象者・要支援2 ※各種加算・減算(生活機能向上グループ活動加算、運動器機能向上加算、栄養改善加算、 口腔機能向上加算、選択的サービス複数実施加算、事業所評価加算、サービス提供体制 強化加算、介護職員処遇改善加算、定員超減算、職員減減算、若年性認知症利用者受入 加算、同一建物減算など)は給付と同一。 56 総合事業での請求開始時期 訪問・通所を利用の方は2月の国保連合会への請求(1月サービス利用分)より、総合事業 での請求をお願いします。 サービス 1月請求(12月サービス分) 2月以降~(1月サービス分以降~) 訪問・通所 予防給付(様式)で請求 総合事業(様式)で請求 要支援 1月1日更新 認定 者(27.12.31有 更新者 効期間終了) 更新の 手続き 時期 申請 方法 27.11~ 従来どおりの 認定申請 2月1日更新 者(28.1.31有 効期間終了) 27.12~ 従来どおりの 認定申請 3月1日更新 者(28.2.29有 効期間終了) 28.1~ 4月1日更新 者(28.3.31有 効期間終了) 28.2~ 5月1日更新 者(28.4.30有 効期間終了) 28.3~ ▼市役所・地域包括支援センターにおいて、基本 チェックリストを活用した事業対象者の振り分け が開始 ▼従来どおりの認定申請を行う場合もあり ※1月・2月更新の訪問・通所のみ利用の要支援者は、従来どおりの認定更新をしていただ きます。3月更新の要支援者から、基本チェックリストによる特定が始まります。 57 ※藤岡市 が保険者 の場合 58 59 【事例・1】事業のみを利用している事業対象者が認定申請を行い、介護予防支援の暫定プ ランにて事業と給付サービスの利用を開始した後、要支援が出た場合 内容(例) 基 準 日 事業 対象者 (例)平成28年1月15日に 事業対象者として特定される。 要支援 認定申請 (中) (例)平成28年2月1日に 要支援認定申請を行う。 申請中 (例)認定申請日より介護予防 利 支援の暫定プランにて給付サー 用 ビスを利用開始。 日 要支援 1・2 (例)平成28年3月1日に要支 援1・2の認定結果が出る。 ※認定期間(H28.2.1~) 申 請 日 認 定 日 利用サービス 請求方法 事業 (例)訪問型サー ビス、通所型サー ビスなど 事業のサービ ス利用分は 事業で請求 事業+給付サー ビス (例)訪問型サー ビス+福祉用具 貸与など 給付サービス 利用分および 介護予防ケア マネジメント 分は 給付で請求 60 【事例・2】事業のみを利用している事業対象者が認定申請を行い、介護予防支援の暫定プ ランにて事業と給付サービスの利用を開始した後、非該当が出た場合 内容(例) 事業対 象者 (例)平成28年1月15日に 事業対象者として特定される。 要支援 認定申請 (中) (例)平成28年2月1日に 要支援認定申請を行う。 申請中 (例)認定申請日より介護予防支 援の暫定プランにて給付サービ スを利用開始。 非該当 ⇒事業 対象者 (例)平成28年3月1日に非該当 の結果が出る。 ⇒事業対象者 基 準 日 利用サービス 請求方法 事業 (例)訪問型サービ 事業のサービ ス利用分 申 ス、通所型サービ および 請 スなど 介護予防ケア 日 マネジメント分 利 事業+給付サービ は 用 ス 事業で請求 日 (例)訪問型サービ ス+福祉用具貸与 給付サービス 結 など は全額自己負 果 担 日 61 【事例・3】事業のみを利用している事業対象者が要介護認定を受けた場合 ○事業対象者としてサービス事業からサービスを提供された後、要介護認定を受けた場合 には、介護給付サービスの利用を開始するまでの間にあっては事業対象者として取り扱う。 介護給付サービスを利用開始以後、給付にて請求する。 内容(例) 基準日 事業 対象者 (例)平成28年1月15日に 事業対象者として特定される。 要介護等 認定申請 (例)平成28年2月1日に 要介護等認定申請を行う。 要介護 1~5 (例)平成28年3月1日に要介護1 ~5の認定結果が出る。 ※認定期間(H28.2.1~) 認定日 ※しかし、3月中に給付サービスの 利用はなかった。 要介護 1~5 (例)平成28年4月1日より給付 サービスを利用開始。 申請日 利用日 利用サービス 請求方法 事業対象 事業 者として扱 (例)訪問型サービ うため、事 ス、通所型サービ 業で請求 スなど ※利用日 前日まで 給付サービス (例)福祉用具貸 与、訪問看護など 給付で 請求 62 厚生省Q&A(平成27年3月31日版) 問4 基本チェックリストによりサービス事業対象者として介護予防ケアマネジメントを申請し、 総合事業の訪問型サービスを利用していた者が、要支援認定申請を行い、介護予防支援の 暫定プランに基づいて総合事業の訪問型サービスと福祉用具貸与を利用していたところ、要 介護1と判定された場合は、総合事業の訪問型サービスの利用分は全額自己負担になるの か。 (答)要介護認定は申請日に遡って認定有効期間が開始し、また要介護者はサービス事業 を利用することができないため、サービス事業のサービスを利用した事業対象者が要介護1 以上の認定となったことにより全額自己負担となることを避けるため、介護給付の利用を開 始するまでの間はサービス事業によるサービスの利用を継続することを可能としている。 お尋ねの場合、要支援認定申請と同時に、給付サービスである福祉用具貸与の利用を開 始しているため、申請日に遡って要介護者として取り扱うか、事業対象者のままとして取り扱 うかによって、以下のような考え方となる。 ① 要介護者として取り扱うのであれば、事業のサービスは利用できないため 総合事業の訪 問型サービスの利用分が全額自己負担になり、福祉用具貸与のみ給付対象となる。 ② 事業対象者のままとして取り扱うのであれば、総合事業の訪問型サービスの利用分を事 業で請求することができ、福祉用具貸与が全額自己負担となる。 63 【事例・4】事業のみを利用している事業対象者が認定申請を行い、介護予防支援の暫定プ ランにて事業と給付サービスを利用した後、要介護が判定された場合 内容(例) 事業 対象者 (例)平成28年1月15日に 事業対象者として特定される。 要支援 認定申 請(中) (例)平成28年2月1日に 要支援認定申請を行う。 申請中 (例)平成28年介護予防支 援の暫定プランにて給付 サービスを利用開始。 要介護 1~5 (例)平成28年3月1日に要 介護1~5の認定結果が出 る。 ※認定期間(H28.2.1~) 基 準 日 利用サービス 事業 (例)訪問型 申 サービス、通所 請 型サービスなど 日 請求方法 (要介護 1~5) 請求方法 (要介護認 定後、事業 対象者とし て取り扱う) 事業で請求 事業のサー ビス利用分 を事業で請 求 事業のサー ビス利用分 利 は全額自己 用 事業+給付 負担 給付サービ 日 サービス スは全額自 (例)訪問型 給付サービ 己負担 認 サービス+福祉 スのみ請求 定 用具貸与など 日 64
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