支「M.Porter 2

戦略の本質は変わらない
第2部分
国士舘大学
経営学研究科
16-MC004
支 燁彬
戦略的ボジショニングの六原則
•
正しい目標:出発点となるのは長期的なROIである。戦略の基本を持続
的な収益性に置くことによってのみ、真の経済的価値が生み出される。
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バリュープロポーション:自社独自の製品価値を、特定の用途に合わせて、
特定の顧客層に合わせて提供する競争手法。
•
バリューチェーン:製造、ロジスティックス、サービスの提供、マーケ
ティング、人的資源管理などをライバルと違うやり方で組み合わせ、それ
を独自のバリュープロポーションに見合うように整える。
戦略的ボジショニングの六原則
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トレードオフ:ある部分独自性を出そうとすれば、他の製品機能やサービ
ス、活動は放棄する。
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活動間のフィット:戦略を策定するには、相互に依存する選択をバリュー
チェーン全体にわたって下すことが要求される。全ての企業活動が相互に
補強し合うようなものでなる。
•
継続性:戦略には、その方向に「継続性」が必要である。例えそれが何ら
かのチャンスを逃すのとなるとしても、自らが実現しようとする独自性を
高いバリュープロポーションを打ち出さなければならない。
持続可能な競争優位
業界内の平均的な業績の企業より高い収益性を確保すること。:その唯一
の方法コストでの競争優位。
実現方法:
1:オペレーション効率:
オぺレーション効率を上昇させる上で、インターネットは現在利用出
来るツールのうち最強と思われる。情報交換を簡単かつ高速に実現するこ
とによって、インターネットは企業や産業において、バリューチェーン全
体にわたる改善を可能としている。
持続可能な競争優位
実現方法:
2:戦略のポジショニング:
オペレーション効率の上昇が難しくなると、ライバルと比べてより高
い水準の経済的価値を生み出す唯一の方法は、独自の方法で競争し、コス
トリーダーシップを得るか、プレミアム価格を要求出来るかである。
成長、収益性に焦点を絞り、独自のバリュープロポーション打ち出す
能力を持ち、「何をやらないか」を選択するという厳しいトレードオフに
耐える強い意識が必要である。
戦略の不在
インターネットビジネスの先駆的企業の多くは、ドットコム企業で
あれ既存企業であれ、優れた戦略とは相容れない、ほとんど逆行するよ
うな方法で競争してきた。
その企業は利益を重視のではなく、どの様な犠牲をはらってでも収
益と市場シェアの最大化を追求し。
Eコマースの提携企業から入る広告料などの間接収入を追求してき
た。
愚者の言葉:
「ビジネスモデル」-「Eビジネス」-「E戦略」
競争に対する誤解は、インターネットビジネスの特徴である。何のた
ねらいもなく「ビジネスモデル」という言葉を口にする。
これらの言葉のせいで、マネジャーらはインタネット事業をビジネス
の他の部分から切り離して考えてしまう。結果によって、インターネット
を使った競争へのアプローチが単純な他社による模倣を招ってしまう。自
らの実績ある戦略に統合することが失敗し、最も重要な競争優位を行かせ
なっている。
真にカスタマイズ化された統合システムを構築する
独自の戦略を強化し、活動を調達し各活動の適合性を高めという観
点から考えて物事のやり方を調整する。インターネットのアーキテク
チャと、ソフトウェアのアーキテクチャの改善が復合かして、インター
ネットアプリケーションを自社独自の戦略ポジショニングに合わせる。
インターネットのアーキテクチャと標準規格によって、バリュー
チェーンに渡る共通のITプラットフォームが利用可能となる。活動間
相互のフィットを強化するような、真にカスタマイズ化された統合シス
テムを構築することが出来る。
バリューチェーンにおけるインターネットの活用
IT進化の五段階
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取引の自動化
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活動機能の上昇
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活動相互の統合
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バリューチェーンの統合
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リアルタイムの最適化
バリューチェーンにおけるインターネットの活用
企業インフラストラクチャー
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ウエブベース分散財務システムおよびERP
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オンラインによる投資者への対応
人的資源管理
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セルフサービスによる人事
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ウエーブベーストレーニング
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インターネットによる企業情報の共有、発信。
バリューチェーンにおけるインターネットの活用
技術開発
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複数のバリューチェーンの参加者、立地をまたく共同製品設計
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組織のあらゆる部分からアクセスできる知識デイレクトリ
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研究開発による、オンラインはん販売やサービス情報へのリアルタ
イムアクセス
バリューチェーンにおけるインターネットの活用
調達
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インターネットを活用した必要な計画、リアルタイムな納期の報告
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購入、在庫、予測システムに関するサプライヤーとのリンク
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支払いや請求の自動化
補完的要因としてのインターネット
補完関係が生み出じる理由
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顧客が製品を物理的に検証するために。
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伝達できるの形式知に限られておる。
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対面による接触を欠くために、サプライヤーや顧客について学習する能力
が限定されている。
補完的要因としてのインターネット
補完関係が生み出じる理由
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サイドの情報の検索に時間がかかるほか、商品の配達が必要となる。
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出荷が小口になり組立、配達にかかるロジスティクスコスト増大する。
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販売部門、流通チャネル、調達部門の取引活動以外、既存の安い値段な機
能を活用することが無くなる。
ドットコム企業と従来型企業の戦略上の課題
既存の競争手法を補完する
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インターネット技術においって優れた能力を有している。
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既存企業や他のドットコム企業に比べて明確な焦点と真の競争優位に立脚
した独自性高い戦略を持っている。
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副次的な収入源に頼るのではなく、顧客価値を生み出し、それに対する直
接的な対価を求めること重視する。
•
業界を熟知しており、自社独自のスキル、情報、リレーションシップを確
立できる。
おしまい