PA型教育の実践を支える 職員になろう!! PA型教育を支える職員のためのSD ~Public Achievement の実践~ To-Collabo推進室 木村・池村・近藤・永禮・岩城・蛇田 1)提案概要 背景: ・全員参加による課題解決の時代 ・本学第Ⅱ期中期目標(「4つの力」を身につけた人材を育成・地の拠点の確立や国際社会との連携) 目的: ・学生・教職員が一体となって、考え・集い・挑み・成し遂げること ・職員も一市民として、学生の先輩として、教員のパートナーとして、職員発の活動を実践する ・地の拠点、グローバルユニバーシティ等、新たな時代に求められる高等教育機関のあり方を めざす 手法: フリー・スペースを中心としたPublic Achievement の実践 Step1)意識共有 Step2)企画立案 Step3)計画推進 Step4)実践指導 ランチフリー・スペース(学内)の実施 職員企画の課題解決の検討と実施 学生・市民・教職員でのフリー・スペース実施 PA型教育及び地域連携プロジェクトに参画する 2)提案の背景 ~略 職業を通じての社会貢献のみならず、仕事以 外の時間を使い、様々な機会を通じて学びを深め、自 身の可能性の拡大、自己実現、社会貢献や地域課題解 決に取り組むことは、今後ますます重要になってくる と考えられます。 そして、これらの課題解決に取り組 む人と人のネットワークを構築し、地域の人の力を結 集することで、地域が自立的に発展していくことが求 められる時代、正に全員参加による課題解決の時代に なっていくと考えられます。 ~略 個人の能力と可能性を開花させ、全員参加による課題解決社会を実現する ための教育の多様化と質保証の在り方について(諮問) 27文科生第38号 平成27年4月14日 中央教育審議会 答申理由 より抜粋 2)提案の背景 *第Ⅱ期中期目標 「第Ⅱ期中期目標での主な取り組みとして、教 育においては「4つの力」を身につけた地域やグ ローバル社会で活躍できる人材を育成します。研 究においては、国際レベルの研究拠点の構築を維 持しながら地域と連携した研究も推進し、社会連 携・国際連携では、地(知)の拠点の確立と国際 社会との連携を強化します。」 大学公式HP http://www.u-tokai.ac.jp/effort/activity/middle_aim/ より抜粋 2)提案の背景 *全員参加による課題解決の時代 *「4つの力」を身につけた人材を育成・地の拠点の確立 や国際社会との連携 時代のニーズや東海大学中期目標から “教育が変わる” ことへ職員が対応していかないかないとい けないのではないか? という自問自答 3)提案の目的 ⅰ:職員も一市民として、学生の先輩として、 教員のパートナーとして、職員発の活動を 実践する ⅱ:学生・教職員が一体となって、共に考え・ 集い・挑み・成し遂げること ⅲ:東海大学として、地の拠点、グローバル・ ユニバーシティ等、新たな時代に求められる 高等教育機関のあり方をめざす 4)手法 SDを実施し時代にあった職員像を目指す! ~4つの力を育成するための Public Achievment の実践~ 4)手法 <Public Achievmentとは?> 様々なグループの人びとが実際に地域や社 会に直面する問題を解決するべく、自ら考 え、仲間や地域住民と協力しながら、実践 すること。 そのために必要な様々な能力を身につけた り、潜在的な能力を引き出したりすること ができる教育方法である。 まさに、社会的実践力 4つの力を獲得する ための取組みです!! 5)計画 Step1:大学において考えるべき地域の課題 について話し合う (自ら考える) Step2:地域の課題の解決に向けて大学が できることを部署を越えて企画する (集い力) Step3:学生や市民を巻き込み課題解決となる 計画を検討する (挑み力) Step4:学生参加の実践活動を教職員が一体 となりサポートする(成し遂げ力) 5)計画 Step1:大学において考えるべき地域の課題 について話し合う (自ら考える) <ランチフリー・スペース(学内)の実施> フリー・スペースはPAの主要なコンセプトの一つ。 「全ての人々が民主主義的な方法で世界に関与す ることを可能にする空間と構造」 「決められた答えを導くのではなく、立場を超 えて、自由に考え、自由に話し合いができる時、 場所」として「フリー・スペース」と名づけた熟 議の場を企画 5)計画 Step1:大学において考えるべき地域の課題 について話し合う (自ら考える) <ランチフリー・スペース(学内)の実施> 【開催案】 *平日の昼休み 60分間 *テーマは学内の課題や地域の課題 等 ・東海大学と地域連携を深めるには? ・効果的な学生募集とは? ・東海大学のグローバル化とは? ・組織の壁を無くすには? ・職員の理想像は? ・学生のコミュニケーション能力を高める為には? *月に1~2回 *自由参加 5)計画 Step1:大学において考えるべき地域の課題 について話し合う (自ら考える) <ランチフリー・スペース(学内)の実施> 【予想される効果】 *他部署が何をしているか知ることができる *他部署の職員と親しくなる →学生の活動を支援する際の知識やネットワークに繋がる *日頃から問題意識を持つ →職員自信の興味関心が高まり、学習に繋がる *解決方法を探ることに慣れる →誰に何をどう交渉すればよいか模索し、交渉術が身 につく 5)計画 Step2:地域の課題の解決に向けて大学ができる ことを部署を越えて企画する(集い力) <職員企画の課題解決の検討と実施> 【実施・実践例】 *例えば「学生確保の為にも、地域との連携を深 めイベントを企画した方がよい!」という 話し合いの結果が出た場合 地域に大学を開放するイベントを企画・実施 『東海大学版キッザニア』 幼児・小学生などが楽しめながら東海大学を知るイベントを実施 →小さな頃から東海大学に親近感が生まれる 関連部署:大学運営本部・事務課・スポーツ課・学生課・学部学科・To-Collabo推進室 等 5)計画 Step2:地域の課題の解決に向けて大学ができる ことを部署を越えて企画する(集い力) <職員企画の課題解決の検討と実施> 【予想される効果】 *交渉力やコミュニケーション力など、社会的 実践力が身につく →学生の活動を支援する能力の向上に繋がる *大学の課題解決を行う →組織改善に繋がる *場合によって地域の課題解決を行う →社会貢献に繋がる 5)計画 Step3:学生や市民を巻き込み課題解決となる 計画を検討する (挑み力) <学生・市民・教職員でのフリー・スペース実施> 【実施・実践例】 *学生・地域住民・行政関係者・職員などで地域の 課題を解決する話し合いに参加 5)計画 Step4:学生参加の実践活動を教職員が一体 となりサポートする(成し遂げ力) <PA型教育及び地域連携プロジェクトに参画する> 【実施・実践例】 *職員が一市民として地域の課題解決に携わりつつ、 先輩(コーチ)として学生を支援し、教員のパー トナーとして、PA型教育に参画していく 6)ところで 学校法人東海大学は、人々が地球市民として心をつな ぎ、人・社会・自然が共生できる精神と物資の調和し た総合文明の建設を目指しています。私たちが目標と している教育は、単に知識や技能を修得させるもので はなく、人道主義に基づいた人間教育・人格教育です。 建学の精神の具現化を通じて、新しい歴史の開拓者と なる人材を育成したいと考えています。教育は人と人 との結びつきです。私たちが理想とする人材を育成で きるかどうかは、教職員一人ひとりの熱意と資質にか かっています。現状に甘んじることなく、自らを成長 させ続けることができる方、情熱を持ち、より良い教 育・研究に向かって我々と共に挑戦し続けていただけ る方を求めています。 学校法人東海大学 採用情報 より抜粋 7)まとめ 提案のStep Step1:意識共有 ランチフリー・スペース(学内)の実施 Step2:企画立案 職員企画の課題解決の検討と実施 Step3:計画推進 学生・市民・教職員でのフリー・スペース実施 Step4:実践指導(協同) PA型教育及び地域連携プロジェクトに参画する 8)まとめ *SDにより職員という人的・知的資源をもっと教育に参画 させることで、2017年度導入のパブリック・アチーブ メント型教育がより充実する <教育改革の充実> *学生・地域が抱える課題を職員が共有することで、早期の 問題発見・大学改善の為のサイクルをうまく回せる <教育改革の加速> *地(知)の拠点・グローバルユニバーシティ等の新たな 時代に求められる高等教育機関としての確固たる地位確立 <教育改革の進展> ご清聴ありがとう ございました
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