USA 月間販売支援情報 7月号 3Dプリンター 産業改革(ニューヨーク市)

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U S A 月間販売支援情報 7月号
3Dプリンター 産業改革(ニューヨーク市)
□TOCへいただく案件の動向を分析し、月に一度、販売情報として提供させていただきます。
URL
http://www.shapeways.com/ ・ http://www.makerbot.com/
パソコンやプリンターが店頭に並ぶまでは、一般家庭ではその必要性を感じていませんでしたが、今で
は1家に一台あるのが当たり前になっています。そう考えると、次世代のヒットアイテムは、最近日本で
も話題になっていて、ヤマダ電機が一番に販売を開始した3Dプリンターではないでしょうか。
通常の紙に平面的に印刷するプリンターに対し、3Dプリンターとは3DCADや3DCGデータを元に、立体(
3次元のオブジェクト)を造形するプリンターを指します。3Dプリンターは、1980年代に誕生しましたが、非
常に複雑なテクノロジーで、また大変高額だったため、一部の技術者以外には手の届きにくいものでし
た。しかし、ニューヨーク市に拠点を置くシェイプウェイズ社とメーカーボット社が、庶民でも利用できるビ
ジネス計画を立て、注目されています。
例えば、2009年に創立されたメーカーボット社は、一般家庭や小規模ビジネス向けに、安価で使い勝手
の良い3Dプリンターを開発、販売しています。ニューヨーク市にオープンした一号店は、注目を浴び、店
内では3Dプリンターの販売だけはではなく、実際にその場で印刷もしてくれます。ニューヨーク郊外に5
万5千平方フィートの工場を持ち、2014年1月の時点で、4万4千台以上の3Dプリンターを販売しました。
シェイプウェイズは、 世界最大の3Dプリント工場をもち、一般の人々が高額の産業用3Dプリンターを
利用できるサービスを提供しています。ステンレススチール、陶器、プラスチックなど30種類以上の素材
を用いて、宝飾品、建築模型など、あらゆるオリジナル製品を作ることが可能です。 オンラインビジネス
も展開しており、3Dプリンターを利用したデザイナーのオリジナル作品が注目されています。
これらの施設を訪れることで、3Dプリンター改革から学べることがあるのではないでしょうか。機械工学
や技術工学を勉強している学生や、SSHやSGHプログラム、企業視察の素材として、ぜひご提案くださ
い。詳細のお問い合わせはTOCリサーチ課までお願いします。
この情報のお問合せ先
KIE(USA)TOC 担当: エリカ メイソン・ニーニャ ガリエーゴ・ブレントン ゲットマン・嶋田 加奈子
電話/外線:+1-(310)-525-1700 内線/KNT:803-26-001
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