Procter&Gamble Company

Procter&Gamble社
訪問日:平成14年4月8日
 所在地:
 2 P&G Plaza Cincinnati、Ohio 45202
 Tel/Fax:
 513-698-6041/513-983-6745
対応者:
Cheryl Puterbaugh (Mgr of E―LEARNING)
Arthur B、 Dimartile (Mgr of Infor
mation Technology)
 E-mail:[email protected]
 URL:www.pg.com
 レポート担当者:佐藤良三、小松 秀圀

1
訪問先概要

企業名:Procter&Gamble Company

事業概要:1年間の売上げ 420億$
5つの大きな組織がグローバルにあり
80か国支社をもち120か国に販売している。
2000年までは事業部別に教育機関が独立していた。
この際にソクラテスと言うWebシステムを持ちグローバルに対応していた。
この際95%が伝統的な集中講義を実施していた。
この当時の問題点は学習の仕方が複雑でよくわからなかったので、ソリュー
ションとしてe-Learningポータル(Rapid Learnと名づけた)を作り、何時で
もラーニングしやすいようにしている
コンテンツは事業部別に管理している。
e-Learningにアクセスするのは一般的に利用できるようにしている。
95%の集合研修から将来は50までe-Learning化する予定である。
SabaのLMSを採用し管理者も学習状況を把握することができる。










2
訪問先のeラーニング活用状況
ブラッドンホールと1999年にコンサルタント契約して
E―LEARNINGの基本設計を行なった
 LMSを導入してコンペテンシー・マネジメントと学習ガイド機能、
学習トラッキング機能の導入⇒Saba
 第二同期型e―ラーニングシステムの導入。AICC&SCORM
に準拠。⇒Centra
 第三にWBTのオーサリングツールの選定
簡単なものから複雑なツールを作成できるもの数種選択。複雑な
ものはカスタマイズができる。AICC&SCORM適合を導入の条
件にした。⇒Lectora、Author Ware、Dream Weaver
 第四はコンテンツについては、ベンダーの既製品コンテンツの積
極的利用。⇒Soft Skill、Netg
ハーバードビジネススクールーマネジメントシリーズ
グローバルイングリッシュー英語
スマートフォースーパーソナルコンピューティングシリーズ
3
採算計算;ROI
 1,8年で102%の成果







初期投資:X M$
スタートアップコスト:約1.0 M$
年間オペレーティングコスト: 約1.0 M$
年間削減コスト
1年目 2.0 M$
2年目 4,5 M$
3年目 6,0 M$
最近では1.8年で10 M$を越える節約をするようになった。
4
2.Procter&Gambleで体験した
E―LEARNINGの価値
経験を積むにつれてeラーニングの受け入れ態勢は良く
なっている
90%の人はeラーニングは集合教育と同等若しくは良い
と答えている
平均すると学習に費やす時間は25%短くなっているが
Coaching for Successコースは43%時間短縮し
た。
英語コースなどは安心して受けられる。
5
Eラーニング活用データ
採用事業部;16事業部 (全事業部数は23)
全コース数; 1480
集合教育;416 同期型e―ラーニング;65 WBT;687
CD-ROM;312
1/4はカストマイズドコース
02年1~3月の実績
集合教育
2667名
同期型e―ラーニング
398名
WBT
2737名
CD-ROM
1082名
39%
6%
39%
16%
累積ユーザー数 ;13283人(社員約10万人)
使われた累積のコース数;26801コース
6
その他
ポータルサイト(Rapid Learn)のデザイン
Sabaのフロントを使いカタログ、オンライン登録、新着コース連
絡 、学習管理、代金決済などを行なう
製造部門向けは15分ものを開発
将来
集合教育からeラーニングへ
全事業部への採用
ブレンディンデドラーニングが増える
EラーニングはITとラーニングの双方の力がないと出
来ない
7
Procter&Gamble社を最後に無事帰ってきました
2002年4月17日
8