スライド 1

新竹モニター定盤およびマウントの製作
for ATF2 weekly meeting Jan. 30, 2008
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進捗状況(1/29現在)
• 定盤面の取り付け穴を追加した仕様(ver.3261A1-R1)確認
– 1/28より追加加工を含めた製作開始(ヘルツ社・今泉氏-1/25)
• 床面の沈み込みを考慮した設置方法の検討の必要性発生
– IP付近にて14~15mm程度の初期沈み込みを確認(菅原氏-1/25)
– 初期設置時の対処可能(見込み)は-10mm程度まで(ヘルツ社・今泉氏-1/25)
⇔KEKからヘルツ社への要求仕様は±5mm(設置後の調整範囲として指定)
• 設計仕様の提示要求-1/25
– ヘルツ社に組み立て概要図以外の初期設置法、設置後の位置調整法、その他、強度
等の設計仕様の提示を要求、1/28頃提示予定(1/29現在未提示)
• 《マウント(斜め棒)部分の磁性のFFマグネットへの影響検討要求》
– SLAC・C.Spencer氏へ依頼(by 田内-1/25)
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課題(1/2)
• 設置後の移動手順
– 縦型定盤のみの吊上げ(機器マウントの状態でも可)であること、
– マウント(斜め棒)部分片側のみでの保持も可であること
などから、CLICテーブル、および、FFマグネットの設置時の問題は解消
ただし、新竹モニター自身の大幅な位置調整への対処は未検討
• 装置-床面間に設置するシム(鉄板)の手配、工事の分担
– シムとして用いる(鉄)板の平面度の確保は困難であることから、ベースベンチと床面間に
シムを入れた高さ調整は非現実的との見解(ヘルツ・安田氏)
→想定以上の設置場所の初期沈下量への対処を含め、シム以外の方法を検討する必要
• 仕様変更分 (マウント②、かさ上げ台⑨の非磁性化)の追加コストの負担
– ひとまずヘルツ社側に負担をお願いする
→今後の仕様変更は見積り後に合意の下で行う
• 設置場所床面の初期沈下への対処方法の検討
– 要求仕様の±5mmの調整範囲を超えた14~15mmの沈下が測定される
→マグネット架台と同様の3点設置による水平出し+モルタルの充填⇔再設置は困難
→ある程度剛性(床面のコンクリートと同等以上)+平面度(1mm程度)を持ったベースプレート
を埋め込む方法⇔工事費用+工事納期の問題
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課題(2/2)
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アッセンブリーホールへの機器搬入手続き(KEK)
ヘルツ側作業者の特別入域許可手続き(KEK)
設置位置床面へのアンカー工事(KEK)
設置用クレーン、および、クレーンオペレータの確保(KEK)
設置位置基準、および、イニシャルアライメント方法(KEK)
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シム+充填剤(粘土)を用いた設置(当初のアイデア)
→実現困難?
Filler for
ensuring face
contact
between table
and floor
Mounting face
•シムの平面度の保証が困難
•(+15mm程度の高さ調整がやや難?)
Beam
Shim for height adjustment
& ensuring flatness
Floor
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マウントと床面との
接着を防ぐための
(低剛性の)薄板
Filler for ensuring
face contact
between table and
floor
Mounting face
高さ調整用スペーサ+モルタルを用いた設置
(マグネットと同様の方法)
•面積あたり加重が低い(1t/m2)ため、初期
設置時の沈みこませ(十分なモルタル=充填
材の押し出し)の可否不明
•設置後の移動、大幅な位置調整は困難
∵モルタルの接着力が強力
Beam
Spacers for height adjustment
& ensuring level (horizontal)
Floor
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Filler for ensuring
contact
between base
plate and floor
Mounting face
(ある程度の厚みを持った)
高剛性、高平面度のベースプレートを用いた設置
•大がかりなフロアー工事要 (30~40cm深
さ)、フロア剛性への影響?
•コスト(数百万?)と工期(不明)
Beam
Base plate for height adjustment
& ensuring flatness
Floor
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ベースプレート例
(株)ナベヤ製フロアープレート
新竹モニター水平定盤部分
のみをカバー
新竹モニター+CLICテーブル
付近全体をカバー
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設置イメージ(上面図)
2.4×1.2m
5.0×2.5m
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