「近未来の家」~エコ住宅国際大会 (アーバイン)

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http://www.tockintetsu.com
U S A 月間販売支援情報 4月号
「近未来の家」~エコ住宅国際大会 (アーバイン)
□TOCへいただく案件の動向を分析し、月に一度、販売情報として提供させていただきます。
URL
http://www.solardecathlon.gov/
October 8-18,2015
ORANGE COUNTY GREAT PARK, IRVINE, CALIFORNIA
南カリフォルニアのアーバインという町で、「ソーラー・デカスロン」と呼ばれるエコ住宅の国際大会が開
催されています。この大会は、アメリカエネルギー省(DOE)が主催し、太陽光利用の普及・啓発と教
育を目的に2002年から行なわれています。アメリカでは、隔年開催となっており、参加者は、世界中か
ら選抜された大学生です。各チーム、2年の年月をかけ、エネルギー消費量を抑えた環境にやさしい、
機能性の高い住宅をデザインし、書類選考に挑みます。その後、審査に通過した約20校の大学チー
ムが、カリフォルニア州への切符を手にいれ、夢に描いた住宅をアーバイン市に建設します。
大会は2週間に及び開催され、2015年度は、17チームが10月8日から競う予定です。日本からは、
2012年に初めて千葉大学工学部建築学科が選抜され、2014年にも参加しています。審査は、デザイ
ン性、省エネ性、革新性など10項目で採点されます。審査期間中は、住宅に搭載されたシステムが全
て稼動させられ、電力の使用量がモニタリングされます。2015年の大会からは、トランスポーテーショ
ンという審査項目も追加され、住宅に電気自動車の太陽光充電ステーションを設置することが必須と
なりました。電気自動車を、毎日2時間程度(約25マイル)走行させることも規定の1つとなっており、審
査の徹底振りには驚かされます。
大学生が手がけたとは思えないほどの発想力と完成度の高さから、この大会は、企業からも注目され
ており、ここで利用された技術や商品が一般市場に登場することも珍しくないようです。2週間の展示
期間中は、一般にも公開されています。住宅内も自由に見学できますし、実際に住宅を手がけた大学
生も常駐しているため、デザイン性や機能性について、質疑応答も可能です。
建築、デザイン会社、教育機関の視察素材として、またスーパー・サイエンス・ハイスクール(SSH)や
学生団体に夢と希望を与える研修素材としてご検討ください。詳細のお問い合わせはTOCリサーチ課
までお願いします。
この情報のお問合せ先
KIE(USA)TOC 担当: エリカ メイソン・ニーニャ ガリエーゴ・嶋田 加奈子・丸山 由美子
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