SciPyを用いたロボット制御用RTコンポーネント 立命館大学 理工学部 ロボティクス学科 宮本 信彦 今回作成したコンポーネント SciPyを用いた制御コンポーネント 冗長マニピュレータの軌道生成コンポーネント +単純な制御コンポーネント 強化学習コンポーネント(非公開) シミュレータ 3D描画コンポーネント 物理計算コンポーネント モデル読みこみコンポーネント モデル作成コンポーネント SciPyの機能 統計 最適化 積分 線形代数 フーリエ変換 信号処理 ODE MatLabライクなプログラミング 例: from Numeric import * from scipy import * from scipy import linalg x = array([ [2.8, 2.0, 3.0], [0.0, 2.0, 1.0], [1.0, 0.0, 5.0] ]) y = array([ [3.0], [1.0], [5.0] ]) z = dot(x,y) answer = linalg.pinv(z) # 内積 # 疑似逆行列 結果: answer = array([[0.01718353, 0.00473562, 0.0189447]]) 軌道生成用コンポーネント アクティブになった瞬間計算。 →終了時間までのデータをまとめて出力 終了時間,目標位置はコンフィグレーション変数 リンクパラメータはテキストファイル 軌道生成アルゴリズム 躍度最小モデル (2.8, 0.0, 0.0) → (1.0, 1.0, 0.0) 5.0秒後 軌道生成アルゴリズム 制御コンポーネント という単純な制御(テスト用) →ユーザーが作成 接続例 難点 読み込むのに時間が かかる。 難点 サンプリング時間が小さくなり,データが大量になり すぎると時間がかかる。 ただし、アクティブになった瞬間計算するため、アームの動作中に 遅くはならない。 強化学習コンポーネント 線形モデル最小二乗法による政策反復アルゴリズ ム 参考:強くなるロボティックゲームプレイヤー(著者:杉山将他,出版:毎日コ ミュニケーションズ,2008) 強化学習コンポーネント 線形モデル最小二乗法による政策反復アルゴリズ ム 行動パターンの設定 基底関数の設定 シミュレータ 3D描写のコンポーネント 物理計算のコンポーネント モデル読み込みのコンポーネント モデル作成のコンポーネント 3D描写のコンポーネント PyOpenGL, GLUT, Pygameを使用 物理計算コンポーネント ODEを使用 モデル読み込みコンポーネント テキストから読み込み 接続例 コントローラの接続 物理計算コンポーネントと接続 全て接続 シミュレーション モデル作成コンポーネント データをDOSウィンドウから入力 3D描画コンポーネントと接続 物体を描画しながら,モデル作成. シミュレータの問題点 インストールしなければならないソフトウェアが多い そもそも,Python自体がマイナー. 終わりに SciPyを用いた冗長マニピュレータの軌道生成コン ポーネント Scipyを用いた強化学習コンポーネント(非公開) ODE,Pygame,PyOpenGL,GLUTによるシミュレー タ 展望 SciPyの他のモジュールを使用したコンポーネント の作成 OpenHRP3への対応
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