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情報セキュリティ
第12回:2004年6月25日(金)
の補足
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機密性・正真性と暗号技術
機密性
正真性
鍵なし
アルゴリズム秘匿
による暗号
一方向ハッシュ関数
共通鍵
対称暗号
メッセージ認証コード
非対称鍵
公開鍵暗号
デジタル署名
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デジタル署名について

教科書Fig.9-2(p.214)の,より適切な図
プライベート鍵で署名した署名文は
対応する公開鍵でのみ正しく検証できる
メッセージ
(署名文の検証)
(デジタル署名)
(署名文の作成)
公開鍵で
復元
署名文
プライベート
鍵で署名
公開鍵
公開鍵ペア
メッセージ
プライベート
鍵
3
「署名」の操作は「暗号化」か?

「暗号化である」という立場
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
一見して意味のわからないメッセージを作成している
インターネット上の多くの解説ページで,「署名は秘密鍵を用い
た暗号化」と書かれている
「暗号化ではない」という立場
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デジタル署名は,機密性に関する技術ではない
RSAの暗号化関数(とプライベート鍵)で暗号化して,たまたま
うまく署名文ができているだけ
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デジタル署名の定式化(1)





pubA:Aliceの公開鍵
priA:Aliceのプライベート鍵
e:公開鍵暗号の暗号化関数
d:公開鍵暗号の復号関数
関数間の関係
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公開鍵暗号:d(priA, e(pubA, M)) = M
デジタル署名:e(pubA, d(priA,M)) = M
RSA:上2つの式に加えて,e(x,y) = d(x,y)
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デジタル署名の定式化(2)



M:メッセージ
S:署名文
Aliceによる署名
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
署名文の検証
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
S = d(priA,M)
e(pubA,S) = M ?
教科書は(p.228)
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署名の作成:S = e(priA,M)
署名の検証:d(pubA,S) = M ?
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