第2回

非営利組織の時代
転換期
・現代⇒不況 ⇒転換期 ex 第三の波(モノ⇒サービス)
政府:国全体に関わる問題(軍事、外交、国政etc ◎
ローカルな問題× (取引コストの問題)
∴社会的な構造変化は、ニーズとしてローカルから起こる
・成長経済:企業人として会社に尽くす事で達成感
成熟経:⇒市民として社会にコミットする達成感
非営利組織のマネッジメント
★持続可能性、多様な関係者、成果の評価を何とか
するために経営の考えが必要。
ポイント
・一つの事(分野)に特化するべき ex笹川財団
・結果を出す事
・ボランティアする側、される側がwin-winの関係
・政治的な権力に頼らない しがらみが無い。
新しい道を切り開くには
・不確実な転換期⇒
様々なリスクを補う、ソーシャルセクターにこそ将来
性とニーズがある。
・社会に貢献したいと願うシチズンシップをもった、若
者が、存在する。
何らかの成果を期待できる分野は、
ソーシャルセクター(NPOである)
疑問・問題意識
・国家や、企業の可能性を否定している点
・地域的な問題がなぜ、特別に求められているのか
分らない。
・NPOは、プロフィットをあげてはならないのではなく、
ミッション性を第一に、プロフィットをあげるのが理
想では?
・ここに住んでるから、奉仕したくなるには、よっぽど
大変だと思う。
ドラッカー氏の「二つのメッセージ」
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ポストキャピタリストソサエティー
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脱資本主義社会
日本で情報社会と言われている社会においては、独立
で自立したソーシャルセクターが必要と言うこと
ソーシャルセクターを構成する非営利組織(NPO)
にはマネジメントが必要
ポストキャピタリストソサエティー

脱資本主義社会

日本で情報社会と言われている社会においては、独立で
自立したソーシャルセクターが必要と言うこと
先進国において、資本主義社会は成熟しきってしまい、
経済的な発展は終わりを迎え、これからの社会においては、
ソーシャルセクターが成長する分野であるから
成長する理由
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成長する理由
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社会的なニーズ
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成熟した市民達
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地域の問題とか、日本では生涯教育と言われている成人を対象とした教
育とか、高齢者の問題などのニーズが大きくなっていくこと
社会を支える中心的な成員達が、より積極的に社会に参加することを望
んでいるということ
この点におけるドラッカー氏の主張のポイント
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非営利組織やソーシャルセクターというのは、単に政府や企業が出来な
いことをするという穴埋めではなくて、実は情報社会においては、それ自
体として存在する大きな意義と必然性があるんだという点
ソーシャルセクターについての消極的な議論
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消極的な議論
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環境問題とか地域の問題など、政府だけでもまた企業
倫理やマーケットメカニズムでもカバー出来ないものは
たくさんある、このような社会のニーズをソーシャルセク
ターが担う
コミュニティの限界に理由を起因させるもの
ソーシャルセクターが社会の中心となる
~三つの論拠~
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ソサエティー・オブ・ノレッジ
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ソサエティー・オブ・シチズンチップ
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ソサエティー・オブ・オーガニゼーション
非営利組織(NPO)にはマネジメントが必要
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非営利組織はマネジメントを無視しがちである
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活動すること自体が目的化してしまっており、結果を出
し、評価を受けることに対して消極的になってしまって
いる。
存在意義が曖昧になりがち
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どうして社会から必要とされているか
使っているお金は自分たちで稼いでいるものではなく寄
付なのでより大きな責任を持って使う必要がある
三つのセクターではなく、三つの行動原理
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ヒエラルキー
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フリーマーケットによる自己組織
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ネットワーク組織原理とか情報編集原理
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追記:お金の問題