インドのマクドナルドには 羊バーガーがある

2009/11/25
第4章
インドのマクドナルドには
羊バーガーがある
ADAPTATION
Adjusting to Differences
D班:川辺・関本・島田・田中・西山
差異に順応する適応戦略
• 国境を越えて企業活動するなら適応は不可欠!
ex)セメックス、ウォルマート
• 解決策
→差異を分析すること
→差異に適応するツール、条件を改善する
ツールを考えること
大手家電業界
• 1980年代・・・大規模な合併
→アメリカ・ヨーロッパ
• 1990年代・・・業界内企業の海外進出
→ヨーロッパ・アジア
業界再編は起きたが、その動きに加わった
企業の業績は拡大に結びつかなかった!
業界事情
消費者のライフスタイルは似通ってきた
→製品への期待も似通ってきた
→世界市場へ進出、付加価値の獲得
• 問題点・・・観察ではなく感覚に基づいている!
→消費者の嗜好は収束しない(第2章)
→プラス面を希薄化する要因(第3章)
文化的差異
非常に大きく、さまざま
• 単なる好みの差異 ex)洗濯機
• 国ごとのもっと根本的な差異 ex)冷蔵庫
• 昔からある家電への嗜好・・・安定的
制度的差異
• 電源の標準・・・規格の違いへの対応
• 環境面の規制・・・国ごとで大きく異なる
• 保護主義や輸送コスト・・・業種内での貿易の制限
地理的差異
• 気候・・・暑さ、日照時間
経済的差異
• 所得水準 ex)冷蔵庫・・・インドとアメリカ
• 場所と電気という点での代替品・補完品の有無
・・・国内でも選好の差異→国際間はさらに複雑化
• 逆作用する要因・・・労働コスト
→輸送コストが高いと採算はとれない
業界の経済を系統立てて考えると・・・
• さまざまな費用の売上高に対する割合
・・・海外へ拡大する動機は薄い
⇒差異や複雑性を克服する原動力は限られる!
障害ではなく支援材料!
・・・適応に関して非常に大きな課題はあるが、
付加価値を左右する決定的な要素はない