自然放射線 • 日本では1年間に平均1500μSvの被爆 • 宇宙300μSvと地殻300と飲食物250と呼吸400 • 人が一生に浴びる自然放射線の量は約90mシーベルト (寿命を60年) • 人工放射線(医療用のX線、ラジオアイソトープ、 工業、農業、夜光時計、煙探知機など) • 放射線:γ線、X線 • 粒子線:電子、陽電子、陽子、中性子、重陽子、 α粒子 注意:自然放射線 • 自然放射線の2/3が内部被曝(宇宙と地殻) • 1/3が外部からの被爆 • 自然放射線:日本は1.4 mSv/年 世界平均 は2.4 mSv/年 • 外部からの被爆: 1.4÷3÷365÷24=0.053μSv/時間 • 毎日、新聞に出ている仙台市の値と同程度 • しかしモニタリングポストの値は意図的に低く出された値 である。 原子力発電所における放射線 • 原子力発電所の敷地境界での許容値は年間0.05ミリ シーベルトの上昇である。実際は0.001ミリシーベ ルト以下と低線量である。 • 最近の研究によれば、ドイツの原子炉周辺の地域に おいて子供の白血病や癌の罹患率が高いことが報告 されており、アメリカにおいても原子炉周辺住民の 癌の発症率が高いことが報告されている。 ただし、 高圧線の影響なのかも知れない。 • 15カ国の原子力産業の労働者、約40万人を対象にし た国際がん研究機関の疫学調査によると、対象者の 平均累積被曝線量は外部被曝の記録から19.4ミリ シーベルトで、発癌の過剰リスクの存在を示唆する 結果が報告されている。 • 日本の労働安全衛生法に基づく規則には、原発作業 員の累積被爆量の限度は、5年間で100ミリシーベル トを超えてはならないと規定されていた。 原発緊急作業員の被曝限度・省令 ・原子炉施設並びに蒸気タービン及びその付属施設又 はその周辺区域であって線量が1時間あたり0.1mSvを 越える恐れのある場所で、作業を行う場合; ・平成23(2011)年3月14日:被曝線量限度 100→250 mSv/year ・この年11月1日:250→100 (経過措置:高度の専門的な知識や経験を持ってい るため、後任者を簡単には得られない人の限度は 250まで。~2012/4/30)
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