IBM Software Group | Lotus software インストール準備 Notesクライアントメニューに ”ファイル(F) アプリケーション(T) インストール (I)” の項目が見当たらない場合、事前に下記手順を実施します。 1. 下記ファイルをテキストエディタ(メモ帳など)で開きます – C:\Program Files\IBM\Lotus\Notes\framework\rcp\plugin_customization.ini 2. ファイルの最後に次の一行を追加して保管 IBM Software Group | Lotus – com.ibm.notes.branding/enable.update.ui=true 3. Notesクライアントを再起動 Notesクライアントのメニューより下記項目が 見えるようになったことを確認ください。 ”ファイル(F) アプリケーション(T) インストール(I)” software IBM Software Group | Lotus software 交通費精算 コンポジット・アプリケーション IBM Software Group | Lotus software 日本アイ・ビー・エム株式会社 ソフトウェア事業 Lotus第一テクニカルセールス 森谷 直哉 IBM Software Group | Lotus software もくじ アプリケーション概要 セットアップ手順 デモ手順 応用編 – カレンダーも加えたコンポジット・アプリケーションを組み立てる IBM Software Group | Lotus software – 交通費精算システムを自分なりに作り替える IBM Software Group | Lotus software IBM Software Group | Lotus software アプリケーション概要 IBM Software Group | Lotus software なぜこのようなコンポジット・アプリケーションを? 交通費精算に時間と手間がかかってませんか? 典型的なシステムでは日付、出発・到着駅、運賃、目的、といった項目を1件1 件データ入力しているのではないかと思います。 – 例) 交通費システムを1つのブラウザで開き、もう1つ別のブラウザで乗換案内のサイトを開く。 そしてさらにNotesのカレンダーまで開いて自分がいつどこに行ったのか思い出しながら、再度 運賃を検索して調べて入力していく。 想像通り、非常に手間のかかる楽しくない作業です。 Suica/PASMOなどが発展・普及し、今ではこれらのカードや同様の機能が組 IBM Software Group | Lotus software み込まれた携帯電話でも交通機関を利用することができるようになっています 。そして、実はこれらのカードには上記で必要とされているほとんどの情報が 格納されているのです。 このコンポジット・アプリケーションでは、カードや携帯電話が保持している情報 を活用して自動的にペガサスの入力を行うことで、これまで時間と手間をかけ ていた精算の手続きを飛躍的に効率化します。 IBM Software Group | Lotus software アプリケーション画面 IBM Software Group 交通費精算 | システム Lotus software 乗換案内 サイト PASMO/Suica 乗換データ IBM Software Group | Lotus software アプリケーション画面(後述のカスタマイズ版の作成例) IBM Software Group 交通費精算 | システム Lotus software 乗換案内 サイト PASMO/Suica 乗換データ Notes カレンダー IBM Software Group | Lotus software コンポジット・アプリケーションの動作概要 4. 送信(申請)ボタンをクリック 自動入力された結果を確認して最後に申請。申請 フォームの最終送信も自動化可能であるが、ユー ザーに最終チェックの機会を与える方が適切と判断 し、今はそのように実装 交通費精算 システム 3. データをシステムへ 精算対象の行を選択して(複数可) エクスポートボタンをクリックし、交通 費精算システムにデータを送り込む IBM Software Group | Lotus software 1. データ読み出し USBデバイスを利用して、携帯 電話はPASMO/SUICAから読み だした情報を一覧表示 2. データ修正 行を選択すると、該当する出発・到着駅のルート情 報(料金など)左のビューに表示される。 搭乗区間と精算対象区間が異なる時には駅名を編 集し、その区間をその場でチェック。新ルートの検索 結果から料金をクリックすると一覧に反映される。 乗換案内サイト IBM Software Group | Lotus software 仕組み 交通費精算 システム 選択行からGoogleTransitの URLが自動的に生成される URLを受け取ったブラウザで はその区間の乗換や料金な どの情報を表示 なお、ここでは小さな領域に コンテンツを納めるために携 帯電話用のサイトを使用 IBM Software Group | Lotus software 1. カードリーダー ユーティリティ 申請データ 料金 4. 5. csv ファイル 2. Sony Pasori (USB Felicaリーダー) ルート検索URL 3. PASMO/SUICA (カード/携帯) 乗換案内サイト IBM Software Group | Lotus software IBM Software Group | Lotus software セットアップ手順 IBM Software Group | Lotus software 前提環境 下記にて動作を確認しています – Lotus Notes 8.5 – Lotus Notes 8.0.x – Lotus Expeditor 6.2 – Lotus Expeditor 6.1.x IBM Software Group | Lotus software – Lotus Symphony 1.x ※ただし、現時点ではExpeditor提供のDREが必要です IBM Software Group | Lotus software 準備 セットアップに際し、以下を準備すること 更新サイト (.zip形式) サンプルデータ – 交通費精算システムのモックアップ – サンプル交通費データ (.csvファイル) IBM Software Group | Lotus software PaSoRi (PASMO/Suica等のカード/携帯電話からデータを引き出してくれる USBデバイス) – 上記デバイスのユーティリティ“SFCard Viewer”をダウンロード/インストール しておく – PaSoRi • http://www.sony.co.jp/Products/felica/pdt/rdw3.html – SF Card Viewer : • http://www.sony.co.jp/Products/felica/pcrw/sfcard_dl.html IBM Software Group | Lotus software 導入 メニュー: “ファイル(F)” “アプリケーション(T)” インストール(I)” “インストールする新しいフィーチャーの検索(S)” を選択して “次へ(U) > “ 画面右側の “Zip/Jarファイル・ロケーションを追加(Z)…” をクリック CDにて提供されている “LSFDemoKit.updatesite.zip” を選択 – CD上では XXXX\XXXX\ LSFDemoKit.updatesite.zip “CompositeApp Demo Group (public) “ を選択 IBM: Pegasus Software | Lotus “必要なものを選択(S)”ボタンをクリック – 右画面のように、依存関係のある 他のコンポーネントも選択されます あとはウィザードに従って最後まで Notesクライアントを再起動 software IBM Software Group | Lotus software 設定(1/2) PaSoRi(コンビニで\3000くらいで販売されています)を持っている場合、きちん と認識されていること、最新の”SFCard Viewer”(ユーティリティ・ソフト)がイン ストールされていることを確認 メニュー “ファイル(F) プリファレンス(P)” を開く プリファレンス・ページ “交通費データ” を選択 – デモ用ファイルの指定(ボタン1つでデータを取り込めるようになります) IBM Software Group | Lotus software • とりあえず動作を見たい人は こちら のファイルを保管しパス指定しておきます – SFCard Viewerのパス指定(ツールをボタンから起動できるようなります) • ※SFCard Viewerを使わない場合、このフィールドでは適当な存在するファイルを 指定ください。(存在しないファイルではエラーとなります) IBM Software Group | Lotus software 設定(2/2) 交通費精算システムのモックアップ(HTML)を適当なディレクトリに保管 – 例) “c:\demo\交通費精算システム” プリファレンス・ページ “交通費精算システム” を選択 – 上記で保管したモックアップファイルのURLを指定 IBM Software Group | Lotus software • “c:\demo\交通費精算システム\Transaction.wss.htm” に補完した場合、 設定値は “file:///c:/demo/交通費精算システム/Transaction.wss.htm” • 3フィールドはすべて同じ値 IBM Software Group | Lotus software IBM Software デモ手順 Group | Lotus software IBM Software Group | Lotus software 手順 (1/6) 起動 – Notesのランチャーから起動 通常版 (インターネット接続前提) IBM Software Group | Lotus software インターネットを利用した 乗換案内がないもの (オフライン時も最低限のデモが可能) IBM Software Group | Lotus software 手順 (2/6) データ読み込み方法1 (クイックなデモでは奨励) – 既に読み込み済みのCSVファイル を前頁の手順”設定(1/2)”に従って プリファレンスに事前指定 – アプリ起動後、”インポート”ボタンを クリック IBM Software Group – 表示されるダイアログの “デモ用データをロード”ボタンを クリック | Lotus software IBM Software Group | Lotus software 手順 (3/6) データ読み込み方法2 – “SFCard Viewerボタン”をクリック – SFCard Viewerが起動するので、 USBデバイスにカード/携帯電話を かざし、データの読み込みを確認 – SFCard Viewerのメニューより IBM Software Group | Lotus software “ファイルに保存”を選択し、適当な ディレクトリにcsvファイル保存 – ”インポート”ボタンをクリック – “リーダーから読み込み済みのCSVを ロード”ボタンをクリック – データがアプリケーションに読み込まれたことを確認 IBM Software Group | Lotus software 手順 (4/6) データの修正 – 下記の場合などは該当行の駅名をクリックし、適宜修正 • 改札機によってはカード・携帯電話にデータが渡っておらず空欄 • 乗車区間と請求区間が違う場合 – 駅名修正後、再度その行をクリックすると、GoogleTransitが再検索され、ル ート候補がいくつも出るので、正しい経路の金額をクリック。すると精算デー タ表の金額が更新される IBM Software Group | Lotus software クリックし、編集モードとなった 駅名のフィールド ルートとともに表示される料金はリンクとなって いる。これをクリックすると、選択中の行の金 額が更新される IBM Software Group | Lotus software 手順 (5/6) 交通費精算システムのロード – “ホーム”ボタンをクリック – モックアップとして指定した HTMLコンテンツのロードを確認 精算対象データの送りこみ – データテーブルで精算対象の行を IBM Software Group 選択し(複数OK)、 – ”エクスポート”ボタンをクリック | Lotus software 精算システムの画面をしたにスクロールし、 データが渡ったことを確認 IBM Software Group | Lotus software 手順 (6/6) 以上が基本的なデモンストレーションの手順となります IBM Software Group | Lotus software IBM Software Group | Lotus software IBM Software Group 応用編| Lotus software IBM Software Group | Lotus software Notesカレンダーと連携したカスタム版を組み立てる 基本デモの準備を通して、Notesクライアント上には3つのコンポーネントがイン ストールされました – 交通費精算システム – 交通費データ – Annotated Browser • 乗換案内サイトの表示に利用しているカスタムブラウザー IBM Software Group | Lotus software • 値段 ( \XXX) を検知してワイヤリング可能とする 上記に加え、Notesクライアントが提供する カレンダー機能を組み合わせることで自分の スケジュールと照らし合わせながら精算処理 ができる さらに便利なアプリケーションが実現 できます IBM Software Group | Lotus software 手順 (1/9) 新規アプリケーションの作成 – メニュー : “ファイル(F) アプリケーション(T) 作成(N)” – 適当な名前(例: 交通費精算) のアプリケーションを テンプレート “ブランクの複合アプリケーション” から作成 IBM Software Group | Lotus software IBM Software Group | Lotus software 手順 (2/9) CAEの起動 – 空のアプリケーションが表示されるので – “アクション(A) アプリケーションの編集(C)“よりCAEを起動 IBM Software Group | Lotus software IBM Software Group | Lotus software 手順 (3/9) パレットにコンポーネントを追加 – 下記のように “ローカルインストールコンポーネントの追加(L)”を選択し、4つ のコンポーネントを選択 • • • • 1日の予定 Annotated Browser 交通費データ 交通費精算システム IBM Software Group | Lotus software IBM Software Group | Lotus software 手順 (4/9) パレットに追加されたことを確認 IBM Software Group | Lotus software IBM Software Group | Lotus software 手順 (5/9) パレットよりドラッグ&ドロップでコンポーネットを配置 IBM Software Group | Lotus software IBM Software Group | Lotus software 手順 (6/9) ワイヤリング画面の起動 – “編集(E) ページ(P) ワイヤリング(W)” IBM Software Group | Lotus software IBM Software Group | Lotus software 手順 (7/9) 交通費データを“ワイヤリングソースとして選択”し、 3つのワイヤリングを設定 IBM Software Group | Lotus software IBM Software Group | Lotus software 手順 (8/9) 同様に “Annotated Browser”を“ワイヤリングソースとして選択”し、 下記のワイヤリングを設定 IBM Software Group | Lotus software アプリケーションを保管 IBM Software Group | Lotus software 手順 (9/9) 以上でNotesカレンダーとも連携したカスタム版の完成です 交通費データの行を選択すると、当日のスケジュールがカレンダーに表示され るのを確認ください IBM Software Group | Lotus software IBM Software Group | Lotus software モックアップのカスタマイズ ここまで、交通費精算システムとしては、モックアップ(HTML)をつかっています このHTMLファイルを編集することで、デモンストレーション対象に合わせたカ スタマイズが可能です – 元のファイルのコピーに手を入れることをお勧めします – プリファレンスで読み込むファイルを切り替え可能です – HTMLの構造を大きく変更するような修正はお勧めしません IBM Software Group | Lotus software • 精算対象データを画面に反映するための埋め込みロジックに悪影響を及ぼす可能 性があります • 必ず十分なテストを行ってください IBM Software Group | Lotus software IBM Software Group | Lotus software おわり
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