資源循環型産業 ~肥溜めは怖くない?~ 北海道情報大学 情報メディア学部 情報メディア学科 新井山ゼミ 0421118 瀬戸 裕 はじめに • 今日のテーマ – 資源循環型産業 • 本来のテーマ – 物質循環 資源=モノとしてみるならば どちらも内容は同じである 資源循環型農業とは? • 食物残さ、家畜の屎尿などを原料にした農法 – 昔ながらの有機農法と呼ばれるもの – 江戸時代には屎尿回収の専門業者がみられた • 肥溜めは高級有機資源の塊とされた • 資源循環型の利点 – 化学肥料を最低限に抑えられる – 未使用資源の有効活用 – 焼却処理量の減少 なぜ循環型が必要か • もったいないの心 – 資源を有効活用 – 必要最低限の資源により環境負荷を低減 • 食品リサイクル法 – – – – 年間の食品廃棄物は1100万t※ 食品廃棄物の抑制及び有効活用が主眼 食品関連事業者に対し20%以上の再利用を義務付ける 以前紹介したBDF(バイオディーゼル)も食品リサイクル 法の範囲内 ※平成14年度 出典:食品循環資源の再利用等実態調査報告 出典:食品循環資源の再利用等実態調査報告 有限会社ノース・ベスト・ファーム • 北一食品(回転寿司トリトン)関連会社 • 主な事業 – 食品副産物の飼料・堆肥化 – 養豚・農作 • 注目箇所 – 食品廃棄物を飼料としたブランド「望来豚」 • 大丸にて販売中 – 臭みがなくほんのり甘くてジューシーらしい 株式会社アレフ(札幌) • 堆肥化 – 店舗や工場の残さを生ゴミ処理機で発酵させ農 家へ提供(年/2060t) – 契約農家から一部を食材として活用 • アレフナタネプロジェクト – 恵庭の耕作地にて小学児童が種まきに参加 • 農業の体験学習 – 収穫し使用した廃食用油をBDF化 2007年度 農林水産大臣賞 • 社名・取り組み分野 – 松下電器産業株式会社 – バイオマスプラスチック、BDF、堆肥化 • 取り組み事例 – 社員食堂からでる廃食用油をBDF化し、配送用車両に使 用。年/約32000㍑生産の見込み – 社員食堂などの残さを堆肥化し農家へ提供。収穫物を食 堂で利用する – 家庭用生ゴミ処理機を開発・普及 「生ゴミゼロ計画」を実施 なぜ循環が大事か? • 利点+α – 雇用の増加 • 処理手順の複雑化=新規参入機会の増加 – 地産地消 • 産地廃棄にも対応できる体制がある程度期待できる • 外国産飼料などへの依存度低減 – 体験教育などへの利用 • 農業体験、有機循環への実施教育 今後も様々な可能性が期待できる ちなみに • 札幌市では生ゴミ処理に補助制度あり – ダンボール利用型 • 1セット200円で提供 – 電動生ゴミ処理機 • 購入価格の半額又は2万円まで補助 興味ある方は清掃局までどうぞ 今後の予定 • また獄舎に帰ります – 次回発表は12/4を予定 • 次回テーマ – 3R運動(ミュンヘン・クリスマス市in Sapporo) • 11/22~12/16までのため 参考文献・サイト • 農林水産省 – http://www.maff.go.jp/ • 農林水産省総合食料局 – http://www.syokuryo.maff.go.jp/ • (有)ノースベストファーム – http://www.kita1.co.jp/nbfi/index.html – 各市町村、エコファーマーなど
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