航空機用石油代替燃料製造基礎実験 CO2低減と石油依存度低減を目指して、代替となる 液体燃料合成技術の確立に取り組んでいます 石油代替エネルギーの必要性 ○ 現在国内で使用されているエネルギー 源は石油・天然ガス系燃料が60% 以上を占めています。 ○ エネルギー転換による石油代替燃料 (将来に備えた要素技術) ○ 新国家戦略では2020年には運輸部門 の石油依存度を80%とするとしています が飛行機等の高いエネルギー密度を必要と する分野では代替技術開発が困難です。 ○ エネルギー転換による石油と同等の エネルギー密度を持つ非化石燃料 非化石の液体燃料 (航空機燃料の合成) 開発 原料ガス ○ 原子力の水素転換 (電気分解・熱化学ISプロセス) 水素 + ○ 大気中のCO2 (例:火力発電所等から放出さ れるCO2を回収し再利用) 電気炉 反応器 冷却器 二酸化炭素 排気ガス (軽質ガスなど) ● 非化石燃料、CO2ニュートラルの 液体燃料の製造 ( NTL : Nuclear To Liquid ) 水 合成油 (ジェット燃料など) 液化燃料製造分野での取組み内容 1.NTL製造技術開発 (原理検証の実験) 2.市場性、社会動向調査 3.ビジネス、開発ロードマップの作成 <技術課題> ・合成条件の確立 ・合成触媒の開発 ・プラント化技術 ・低コスト化、高収率化 液体燃料製造実験装置 現状の取組み 「液化燃料合成に関する調査研究」 ㈱ナカテック、岩谷産業㈱、岩谷瓦斯㈱、関西電力㈱、北海道大学
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