情報処理基礎A・B 第4回 日経NEEDSデータベースの 利用方法 日経NEEDS地域総合ファイル (NEEDS-ADB)のオンライン利用 利点 多くの基礎的情報が定形で利用可 日本全国を市区町村単位でカバー 本学のユーザであれば誰でも利用可 欠点 データの更新は年1回なので,Up-To-Dateな 情報の取得には不向き 現在のところ,コマンド形式による利用なので キーボード初心者には不向き 2004/11/02・10/27 情報処理基礎A・B 2 収録項目の概要 国レベルの主要な調査を1970年以降の範囲で カバー(機関名は旧省庁名) 総務庁統計局(国勢調査・就業構造基本調 査・事業所統計・家計調査年報) 経済企画庁(県民経済計算年報) 農林水産庁(生産農業所得統計) 通商産業省(商業統計) 厚生省(地域医療基礎統計) 運輸省(自動車保有車両数) 2004/11/02・10/27 情報処理基礎A・B 3 利用に関する注意 検索は, UNIXシステムに直接接続して利用する。 基本的なUNIXのコマンドを知っておく必要がある。 検索キーは,すべてコード化されている。した がって,データの項目に対応するコードと地域 (都道府県あるいは市区町村)に対応するコード を知る必要がある。 検索結果の保存形式(3種類)を指示する必要が ある。 2004/11/02・10/27 情報処理基礎A・B 4 項目コードの概要 データ項目には以下のような5桁のコードが付与 されている。 形式: 英字+4桁の数字 英字の意味 C…地域総合データ(各種データ) P…人口・国勢調査データ S…工業統計,商業統計データ F…地方財政データ コード体系はNEEDS-ADB独自 2004/11/02・10/27 情報処理基礎A・B 5 地域コードの概要 地域には以下のような5桁の数字コードが付与さ れている。 形式: 県コード+市区町村コード 県コードは2桁。北から南へ01(北海道)~47 (沖縄県)が用いられる 市区町村コードは3桁。原則として101~200 番台が市区,301以降は町村 コード体系はJISに準拠しているので汎用性(互 換性)が高い 2004/11/02・10/27 情報処理基礎A・B 6 利用手順の概要(1) UNIXシステムにTELNETを用いて接続する。接 続先(HOST)は,pegasusを指定する。 実習用システムでは「利用者メニュー」「ネット ワークツール」「Tera Term Pro」を選び, 「HOST」の欄に「pegasus」と入力する 学内LANからのみアクセス可能(学外からは, 直接には不可) 2004/11/02・10/27 情報処理基礎A・B 7 利用手順の概要(2) 「login: 」に対して,ユーザIDを入力しEnterキー を押す 「Password:」に対してパスワードを入力(文字は エコーされないので注意)しEnterキーを押す 「> 」に対して,「needsadb」と入力しEnterキーを 押す 2004/11/02・10/27 情報処理基礎A・B 8 利用手順の概要(3) 以下,検索用のコマンド(キーワード)を使用して 検索をする。詳細は坂口のWebページ上の利用 マニュアルを参照のこと。 検索モード(保存形式)の指定 検索実行 画面出力による確認 検索結果のファイルへの保存 検索プログラムの終了およびUNIXシステムとの 通信切断は,いずれもexitと入力すればよい。 2004/11/02・10/27 情報処理基礎A・B 9 利用手順(1) UNIXシステムにTELNETを用いて接続する。接 続先のマシン名(HOST)には,pegasusを指定す る。 実習用システムでは「利用者メニュー」「ネット ワークツール」「Tera Term Pro」を選び, 「HOST」の欄に「pegasus」と入力する サービスは「SSH」にしておく 2004/11/02・10/27 情報処理基礎A・B 10 ホスト名の指定 (実習室での場合) 2004/11/02・10/27 情報処理基礎A・B 11 利用手順(2) 認証ダイアログになったら,ユーザ名とパスワー ドをそれぞれ入力する。 警告ダイアログが表示された場合は「続行」 接続画面となるので,表示されてくる「> 」(また は「% 」)に対して,「needsadb」と入力しEnter キーを押す。 2004/11/02・10/27 情報処理基礎A・B 12 ホストへの接続直後の画面 (認証画面) 2004/11/02・10/27 情報処理基礎A・B 13 ログイン後の画面と コマンド入力の様子 コマンド入力可能な状態を示す記号 (プロンプト記号) 2004/11/02・10/27 情報処理基礎A・B 14 操作の基本 マウスは利用できない。「コマンド」をキーボード から入力して操作する。 検索結果の一覧やコード表示を行なっている際, 自動的に画面の動きが休止状態となることがあ る。この時は,次のキーを押すことで操作する。 スペースキー:次の1画面分を表示 「B」キー:1画面前を表示 「Q」キー:表示を終了 2004/11/02・10/27 情報処理基礎A・B 15 NEEDS-ADB検索プログラムの 利用方法 詳細は,Webページ上にある利用マニュアルを 参照(授業のホームページからもたどれる) アドレス http://sakkun.cc.yokohama-cu.ac.jp/~sakkun/world/needs/ 複数ページあるので注意 2004/11/02・10/27 情報処理基礎A・B 16 保存されたファイルの利用方法 検索結果の保存時の注意 検索結果をsaveコマンドを使って保存すると,u: ドライブに保管される。 save result.csv のようにファイル名の最後を「.csv」としておくこ と。 2004/11/02・10/27 情報処理基礎A・B 17 Excelでの操作 事前にデスクトップ上にある「UNIXドライブへの接続」を ダブルクリックしてu:ドライブが使える状態にしておく。 Excelを起動したら,【ファイル】→【開く】で「ファイルの種 類」を「テキストファイル」とし,「検索先」をu:ドライブに切 り替えて読み込む または,u:ドライブの該当ファイル(~.csv)を直接ダブ ルクリックしてもよい 【ファイル】→【名前を付けて保存】で「ファイルの種類」を 「Excelブック」に切り替え,「保存先」を適宜変更する。 通常利用のためには,z:ドライブが適当 Excelの機能を使用した加工を行ない,最終結果を保存 (上書き保存)する。 2004/11/02・10/27 情報処理基礎A・B 18 ファイル名について WindowsやUNIXのアプリケーションでは,ファイル名の 最後を,ファイル内容の識別用に用いている。 →無頓着でいてはいけない。主な識別名については覚えておく。 ファイルの種類 Wordファイル 拡張子 .doc Excelファイル PowerPointファイル .xls .ppt .csv CSV(Comma Separated Value)形式 のテキストファイル 一般のテキストファイル 2004/11/02・10/27 情報処理基礎A・B .txt 19 練習問題(実習課題3) 別紙資料に従って下記についてNEEDS-ADBか ら得たデータをExcelで処理する 横浜市の区別の人口密度 横浜市の区別人口の推移 処理結果を納めたExcelファイルをメールで提出 一連の流れを踏まえて,提出課題1を出題する ので,必ず練習しておくこと 2004/11/02・10/27 情報処理基礎A・B 20 次回は… 次回(2004/11/09・10) 実習室で練習問題をこなす。 前後して,提出課題1の内容をホームページ 上で発表するので,必ず確認しておくこと。 次々回(2004/11/16・17) Excel VBAによるプログラミング入門 2004/11/02・10/27 情報処理基礎A・B 21
© Copyright 2024 ExpyDoc