ポイントカード ~必要性の考察~ Bチーム 研究目的 普及が進んでいるポイントカード ・企業側から見た要因 ・消費者側から見た要因 ポイントカード導入によるデメリットの存在 →本当にこのシステムは有効か? ポイントカード業界の概要① 支払い金額に応じたポイント付与→値引き 複数店舗での提携 (例.TSUTAYAのTカード、PONTAなど) 日本では一人当たり平均7.5枚のポイント カードを持っている ポイントカード業界の概要② ポイントカードの2005年度の市場 ・引当金総額・・・約2800億円 ・ポイント発行総額・・・約4500億円 企業側の負担=引当金+システム管理費 ポイントカード業界の概要③ 参入企業 CCC(TSUTAYA)、ローソン 薬局(マツキヨ等)、家電用品店 撤退(または撤退中)企業 みんな大好き、ファーストリテイリング セブン&アイ・ホールディングス すかいらーく系列レストラン Tカードから見る ポイントカード Tカードとは? TUSTAYAが発行していている会員カード →ポイントカードのシェアと知名度が飛びぬけている 原則100円で1ポイント ポイントは1ポイント=現金1円分としてTUSTAYA および提携店で利用できる ファミマTカード、ブックオフカードなど、提携先が発行 しているものがある 電子マネー機能はない 発行枚数 グラフの出典:http://www.ccc.co.jp/fileupload/pdf/ir/FY2009_01q_03.pdf Tポイント会員数の最新情報 (2010年6月8日 時点) CCC:Tポイント会員3500万人突破 利用数も大幅増 カルチュア・コンビニエンス・クラブ(CCC)は8日、同社が運 営する共通ポイントサービス「Tポイント」の会員数が、5月末 で3500万人を突破したと発表した CCCによると、TポイントがたまるTカードの今年5月の会員 数は、前年同月比8%増の3514万人 昨年度、近畿日本ツーリスト、三井不動産販 売など19社が 新たにTポイントサービスに参加したことなどが追い風となっ た Tポイントサービスは03年10月に始まり、会員数は07年2 月に2000万人、08年8月に3000万人を超えた 他会社のポイントカード PONTA ローソン、ゲオ の会員、シェルなどで使用可能で、100円ごと に1ポイント、さらに期間限定で10ポイント20ポイントなどが つき、1ポイント1円として使用可能 ポイントで限定商品と交換、またはチケットが抽選で当たる お試し商品の引換券を店舗の機械(Loppi)で発行し、交換で きる 会員数はサービス開始当初にローソンのポイントプログラム 会員約1000万人と、ゲオの会員約1000万人の会員基盤を 譲り受け、約2000万人規模の会員を確保し、サービスを開 始している nanaco 互換性がある、チャージ機 能 名前の由来は実在する キリンの名前 発行枚数 540万枚 対応店舗数13926店 100円=1ポイント(加盟店 ポイントサービスなし) WAON 発行枚数、約1,250万枚 名前の由来は複数の音が 調和してできる「和音」 5がつく日(5日、15日、25 日)はポイント2倍 200円分使用=1ポイント、 100ポイント=100円分の ポイントで交換可能 ポイントカードの有用性 ポイントカード(企業側)の メリット デメリット カード発行の宣伝効果 顧客データ収集 顧客のポイント使用に よる企業の利益損失 データ分析後の効果的 なマーケティング活動 レジ業務の増大 システム開発維持費用 優良顧客の囲い込み ポイントカード(利用者)の メリット デメリット ポイントで安く購入でき る カードが多くて邪魔になる その場ですぐ値引きされない 会計時にカードを出す、探す 手間 個人情報の漏洩、流出に対 する不安がある ポイントカードの将来性 ポイントカードの廃止 ポイントの端数も現金に還元 現金値引きを実施するべき 出典URLおよび、参考文献 http://www.loyalty.co.jp/startingpoint.html http://mainichi.jp/select/today/news/20100 609k0000m020045000c.html 日経新聞 7/4 朝刊1面
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