第五課 木の葉の魚

第十課
屋根の上のサワン
新しい単語
言葉の学習




新し
い単
語




気まぐれ
潤す
慰める
忍ぶ
手荒
暴れる
屈託
凭れる







仕える
漁る
仕掛け
物々しい
差し挟む
古風
そよぐ
 一時の気まぐれ
 気まぐれな秋の天気
 ちょっとした気まぐれでその
気ま
ぐれ
会に加わった
 田畑を潤すありがたい雨
 夏にのどを潤すにはビール
潤す
が一番だ
 アパートを幾つも経営してい
るので、彼の生活は潤ってい
る。
 病気の子を慰める
 音楽を聞いて心を慰める
慰め
る
 泣く子を見たら、慰めたくなる
のは人情だ
木陰に忍ぶ
 恥を忍ぶ
忍ぶ
 不自由を忍んで、下宿生活をする


手荒な取り扱い

赤ん坊を手荒に扱わないで
手荒いことをする

手荒
暴れ
る
酔っ払いがバーで暴れた
 犬が暴れないようにしておい
てくれ
 子供たちが2階でどしんどし
んと暴れ回っている

何の屈託もない生活
 彼らは何の屈託もなかった
 彼女は屈託のない笑い声
をあげた

屈託
凭れ
る



壁/ドアに凭れる
肉は胃に凭れる
難民に援助の手を凭れる
神に仕える
 彼は私の手足となって仕え
てくれた
 母は口やかましい姑によく
仕えた

仕え
る
 食品を漁る
 犬がゴミ箱を漁っていた
 何か食べ物はないかと台所
漁る
を漁っていた
仕掛
け



機械仕掛けの玩具
この時計は電気仕掛けです
時限爆弾を仕掛ける
物々しい肩書き
 大統領には物々しい護衛
がついていた
 入り口には物々しい武装警
官が警戒していた

物々
しい

人の言葉に口を差し挟む
 私のやることに口を差し挟
まないでもらいたい

差し
挟む
私情を差し挟む

古風な建築
古風な考え方

古風で趣のある村の習慣

古風
そよ
ぐ



風にそよぐ
木の葉が風にそよいだ
風が竹の葉をそよがせた





~
よ
う
に
よ
っ
て
は
時
と
し
て
は
~
さ
え
も
~
で
い
る
で
も
っ
て
さ
も
な
け
れ
ば
言
葉
の
学
習
医師から禁煙の指示がでている
のなら、それを守るべきだよ。さ
もなければ病状は又悪くなる恐
れがある
 明日の会議に間に合うようにし
ようとすれば少し高くついても明
朝、一番の新幹線で行くべきだ。
さもなければ、会議に遅れる恐
れがある。

さもな
けれ
ば: そ
のようで
なかった
ら、次に
述べる事
態が成
立すると
いう意味
を表すも
のである。
~で
もって
書き言
葉で、多く
は抽象的
な名詞や
動作性の
名詞につ
いて問題
解決の手
段や方法、
又状態、
資格、原
因、限界な
どを表す。
無断欠勤は許されない。どうして
も出席できない場合は、書面で
もって事前に届けてください。
 最も効果が期待できると思われ
る新薬でもって治療にあたった
が、いい結果は見られなく残念
だ。

あの子ったら、本当に困ったもん
だ。あんなに先生に言われても
平気でいる。
 ずっと独身でいてもかまわない
が、ただこの一人暮らしの寂しさ
を何とかしないと、親は心配する
だろう。

~で
いる
名詞
や形容動
詞の語幹
について、
その状態
が続いて
いるという
意味を表
す。
時とし
ては
~
「場合に
よっては、
時には、ま
れには」と、
いつもそう
とは限らな
いという意
味を表す。
彼の愛国心は半端ではない。そ
れに反する意見を述べようもの
なら、時としては親兄弟さえも許
さないことだろう。
 あの子は若いながらもしっかり
者で、時としては親の代理で近
所の会合に出席し、その場で皆
の意見のまとめ役をしたりするこ
とさえもある。

この問題はとりようによっては決
して小さなことではない。
 この道具は使いようによってはと
ても便利だよ。伸ばすと大きくな
るし、畳んで小さく使うこともでき
る。大切にしてね。
 あなたはもう少し言葉遣いに気
をつけたほうがいいよ。聞きよう
によってはとても気分を害するも
のがあるよ。

~よう
によっ
ては
同じその
動作行為
をしても
違う結果
が出る場
合がある
という意
味を表す。