進捗状況

進捗状況
0312005095 高橋孝輔
今週行ったこと
回路の完成
 実験計画書の作成

完成した回路図
560kΩ・±5%
太陽電池
MDA088
ADC2
ADC3
4805
ADC4
VCC
風力発電
G2
テスト
図1:太陽電池の測定グラフ(屋内)
テスト
図2:風力発電の測定グラフ(手回し)
評価

回路の測定地点の電圧が測れている
 テスタを繋いで回路の値を測定
→センサで測った値のn倍の値が表示

本回路を用いて発電モジュールの実験を行う
実験計画

実験の目的

本実験では、風力発電と太陽電池を
組み合わせたハイブリッド電源を用いて、




電力供給源から得られる電圧の変化の測定
天候の変化によって電圧の変化がどのようにおこっ
ているかの測定
ハイブリッド電源を用いるものとそうでないものの2次
電池の持続性の比較
を行うことが目的である。
実験の内容

2.1日時
 11/2X(X)XX:XX~11/2X(X)XX:XXの7日間
今のところ未定
 予定としては来週の火曜もしくは水曜に設置を計画


2.2場所
 大学屋上にて測定
実験の内容

2.3使用機材
 ハイブリッド電源モジュール
 センサノード・IRISmote用センサ基盤・MDA088にハイブリッド電
源を取り付けたものを電源モジュールとする。
また、電力を供給するとともに、太陽電池・風力発電・入力電圧の
測定を行うことができる。
560kΩ・±5%
太陽電池
MDA088
4805
ADC2
ADC3
ADC4
VCC
風力発電
G2
実験の内容
 センサノード

実験用にIRIS moteを2台使用。1台は電源モジュールを接続、も
う1台は比較用にMDA088に電池ボックスを付け、2次電池を2本
搭載したセンサ基盤を接続する。また、PCに接続するシンクノー
ドにはMIB520とIRIS moteを用いる。
 ヴァンテージプロ2

気象観測機器。本機器を用いて実験地点の正しい気象観測(気
温・風力・日照時間など)を測定し、モジュールの電圧取得と2次
電池の蓄電状態と天候の関係について照会することに用いる。
ウェザーリンクというアプリケーションを用いることで、得られた観
測データをグラフ化する。
実験の内容

2.4データ取得方法
 mote

view
センサネットワークをモニタ・記録・設定できるユーザーGUI。セン
サノードから得られた太陽電池の電圧・風力発電の電圧・充電池
の電圧・センサノードの入力電圧について計測する。
 ウェザーリンク

PC上で気象デ-タを管理、分析するソフトウェア。ヴァンテージプ
ロから得られたデータ(風力・日照時間・気温)について計測する。
実験の内容

2.5実験の方法


2台のセンサノードに電源モジュールと、電池のみのモジュールをそれぞれ接
続し、ヴァンテージプロ2と共に屋上に1週間設置する。発電モジュールの電
圧・電池電圧・天候の計測はPCで行う。
2.6 データの比較

モジュール有りのノードと無しのノードに入力される電圧


風力発電と風力


2つのノードの電圧の減りについて比較する。計測開始時と計測終了時の差を比
べて、電力消費に差が出たかどうかを調査する。
風力発電で得られた電圧と風力から、どのくらいの風力でどれだけの電圧を得ら
れるかを調査する。
太陽電池と日照時間

11月という日照時間が短いと思われる時期に、太陽電池で電圧が得られる時間
帯がどれくらいかという調査を行う。
実験の内容

2.7 目的に対する評価

電力供給源から得られる電圧の変化の測定


天候の変化によって電圧の変化がどのようにおこっているかの測定


太陽電池と風力発電の両モジュールは、電力供給が不安定であるため、
どのような状況で電力供給が得られ、それが蓄電池の充電にどのように
関わってくるか。(モジュール個別の実験も加味)
太陽電池は日照時間、風力発電は風速と照らし合わせ、天候によって電
圧をどのくらい得ることが可能か、また、気温が低い現在の過酷な環境
下で充電が行えているかどうか。
ハイブリッド電源を用いるものとそうでないものの2次電池の寿命の
比較

2種類の同一条件下のノードから得られる2次電池の電圧の差を比較す
ることで、ハイブリッド電源を用いたセンサノードの有効性を評価。