発見学習を支援するシミュレーション教材の開発

発見学習を支援する
シミュレーション教材の開発
~CAI教材「気体の発生」の拡張~
社会情報システム学講座 4年
0312000021 浦山 裕美
指導教員:市川尚 藤原康宏 鈴木克明
2003/11/21
卒業論文 中間報告
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発見学習とは
学習を行う際、試行錯誤しながら、そこに隠さ
れた法則などを見つけ出す学習法。
ただ教えられることを覚えるより、学習者は深
い理解が得られる。
2003/11/21
卒業論文 中間報告
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先行研究(1)
中学校理科第一分野CAI教材「気体の発生」
の開発(二瓶ら)
・様々な薬品を組み合わせ熱すると、どのような気
体が発生するかをシミュレーション。
・学習者は自分で試す内、新たな発見をすることが
できた。
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実験画面
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先行研究(2)
知識の適応能力獲得のための知的学習環境
の構成とばね学習への応用(竹内ら)
・学習環境として、ILEを用いている。
・段階を踏みながらバネの性質を学習。
・学習者に対するいくつかの支援によって、行き詰
まりを防いでいる。
・ILE(操作型学習環境、操作型学習環境)
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卒業論文 中間報告
実験画面
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設計・開発
 本研究では、二瓶らのCAI教材を拡張する。
 ただし、薬品は同じ。
 開発環境としてFlash。
 本システムの特徴
 段階的な学習
 学習者の行動に対しての支援
-観測量提案
-問題提示
 記録の保持
2003/11/21
卒業論文 中間報告
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今後の予定
現在は、現行版の開発が終了し、設計を元に
した教材を開発中である。
開発を12月の第2週中に完成し、その後、形
成的評価を行う予定である。
2003/11/21
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参考文献
二瓶彩子・福原可奈、中学校理科第一分野
CAI教材「気体の発生」の開発、1998年東北
学院大学教養学部総合研究論文
竹内章・吉田裕之・藤田智之・石橋和子、知
識の適応能力獲得のための知的学習環境の
構成とバネ学習への応用、電子情報通信学
会論文誌VOL.J83-DI No.6
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卒業論文 中間報告
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