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■クールジャパンフロントまちづくり事業の実現に向けた取組みの再構築(H25年度)
資料5
これまでの取組み(民間誘致活動)をベースに、新たな視点、新たな誘致先などを加えて、事業者の公募実施に向けた取組みを継続する。
≪不動産会社等の見解(H24年度)≫
(A社)クールジャパンの拠点づくりというコンセプトはいい。
進出したいコンテンツ会社等をコーディネートして、まち全体をプロデュースする会社が現れてくれたら、安定したテナント収入が見込めるので
建物を建てる投資は行う考えはある。
(B社)土地の借地料の負担が重いため、売上に応じて金額を決める方式になることを望む。
りんくうタウンのまちの現状は人が少ないため、商売(物販、飲食など)が成り立つ目処が立てにくい。
公募への参加は現状では見送ることとなるが、何か環境が変われば可能性はある。
(C社)当該地で新規エンタメビジネスの実施に興味がある。
≪出展を検討するコンテンツ会社等の声≫
(D社ほか、複数の企業)キャラクターの大型模型、アトラクション、展示、公演など具体的な展開案があり、話し合いに前向き。
H25年秋の開発運営事業者の公募を目指して、民間への働きかけを強化!
◆H25年度当初予算要求
【クールジャパンフロントのまちづくりプロデューサー業務(委託料)】 予算要求額:5,270千円
H23年7月以降、クールジャパンフロントのまちづくりに係る府のパートナー事業者として行ってきた業務で得たノウハウや知識(コンテンツ事業者
関係の人脈、活用方策アイディア、版権関係、まちづくり応援団メンバーへの協力要請等)を引続き活かし、開発運営候補事業者の開拓や参画への打診の
業務を中心に行うことと併せ、その業務周辺の取組みとして出展に前向きな候補企業や協力企業の開拓と紹介など、まちづくりプロデューサー業務を行う。
○開発運営候補事業者の開拓、参画誘導
○出展に前向きな候補企業及び協力企業の開拓、紹介
○配置プランニング、管理運営プランに関する助言
○全国のまちづくり事例、イベント事例(海外での様々なイベント含む)の紹介
○まちづくり応援団メンバーのさらなる拡充に向けた調整
○応援団による具体的な側面支援の実現に向けた働きかけ
○各種関連データの紹介
≪再構築の内容(案)≫
1.公募スケジュール目標 H25年3月公募開始予定を、H25年11月公募開始に目標を半年先に遅らせる。(H26年夏前に事業者決定)
2.土地の借地料
府公有財産規則で定める借地料(土地価格×7.4%×貸付面積)を、事業者の総収入額×納付率という特例措置とする。
納付率は公募時に事業者に提案してもらう。(※ 但し下限金額(市町村交付金相当額=土地価格×0.7×1.4%×貸付面積)を設ける。)
借地料 = 総収入額(テナント料+入場料+駐車料)× 納付率
⇒ 公募実施の庁内手続きの中で制度の最終判断を行う。
3.土地の利用方法
利用制限を緩和する。現在は、クールジャパンに関わる施設(展示体験、飲食物販)の立地を基本としているが、事業地のうち、一定の面積をクール
ジャパンに関わる施設を設けることのみを条件とし、それを満たせば、残る事業地の利用は各種法令に支障のない範囲であれば、事業者の裁量で自由に
できるようにする。 (例)倉庫なども可として、その収益も見込めるようにする。
コアエリアに加えて、駅南側の公園整備予定地の利用についての希望も併せてきく。
4.キャラクターの大型模型の扱い クールジャパンフロントのまちのシンボルである大型模型の設置について、公募の中での取扱いを再検討する。
5.新たな誘致開拓先 開発運営候補事業者については、不動産事業者に加えて、既存の集客興行施設(再生ビジネス含む)やゲーム会社、投資ファンド等
幅広い分野の事業者に対しても、オファーを行う。
6.国のクールジャパン戦略との連携 国のクールジャパン戦略関連の経済対策(H24年度補正予算、H25年度予算)との連携を模索する。
7.まちづくりプロデューサーの体制強化
誘致体制強化のため、チーフを務める人材を置き、専門チームを編成してプロデューサー機能を強化する。(協議中)