外科的ガウンテク ニック 手洗い法~ガウン装着まで (手順) 1.素洗い ① 石鹸で両手掌を十分に泡立て, 約10秒間,左右手指を強く擦り合 わせ,ひじ上まで予備手洗いをする。 ② 適温の滅菌水で石鹸を洗い流す。 2.ブラッシング ① ブラシホルダーから滅菌ブラシを取り出す。 ② 消毒剤(ヒビスクラブ)十分にブラシにつ ける。 ③(1回目) 指先から肘関節から上腕1/2まで (2回目) 指先から肘関節まで 泡立てながら3分間程度摩擦する。 ④ 滅菌流水で指先から肘にかけて洗い流す。 爪先・指間・手掌の皺,肘は十分に洗う。 3.手もみ法 ① 消毒液(ヒビスクラブ)を手にとり, 指先から手関節まで洗う。 ポイント!! 指先は肘関節よりも 下に下がらないこと! ポイント!! 指先が当たらないように! 片方の手にも意識を向けて!! 常に指先は肘関節より上に。 4.拭く ① ② ③ ④ ⑤ 滅菌ガーゼをとり,手掌・手背を拭 く。 2枚のうち1枚を左手に握りこむ。 他の1枚のガーゼを両端を持ち, 手首から肘にかけて移動させなが ら水分を拭き取る。 拭き終わったらガーゼを下ろす。 もう片方も同様に行う。 5.ガウン装着 ① ② ③ 滅菌されたガウンを介助者より受け取 る。 折り山の輪になっている方を手前にし て襟元をもって下に垂らしながら広げ る。 右手で右肩側の紐を持ち介助者に渡す。 ④ 右手を袖に通す。右側と同様に左手の 紐を介助者に渡し,袖を通す。 ⑤ 介助者は肩紐・腰紐を結ぶ。 ポイント!! 襟元を持つ。 身体から離す。 ポイント!! 清潔な手・ガウンに 触れないように! 6.手袋を装着する。 ⑥ 滅菌手袋を介助者からもらい包みを開 く。 ⑦ (左手)右手で 左手袋の折り返し部分を持ち,装着する。 ⑧ (右手)左手で 右手袋の折り返し部分の内側を持って装 着する。 ⑨ 左右それぞれガウンの袖口が十分覆う ように伸ばす。 ⑩ ガウンの全面の紐をはずす。 ⑪ 介助者は紐を受け取り,背部から回し て着用者に手渡す。 ⑫ 紐を結ぶ。 ポイント!! 間接介助者 直接介助者
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