天文月報で研究者デビューを 〜宣伝効果と著作権問題〜 天文月報に記事を書こう! 記事を書くメリット • 自分(たち)の活動のアピール 研究活動、啓蒙普及活動など。 • 若手研究者にとっては就職活動の武器 大学に応募する場合、選考委員は必ずしも天文関 係者ではない。 書く時の注意 • 文章 専門外の人にも理解できるよう、分かり易く書 く(研究紹介の場合、理工系の学部生程度の読者を 想定) 例えば。。。 専門用語→簡単な解説をつける 数式→できるだけ使わない ただし。。。平易、分かり易い≠稚拙 簡単にしようとするあまり稚拙な印象を与える文章 になってしまうケースもある(→逆効果)。 • 図 専門外の日本人読者にも分かるよう、 図中の表記は日本語にする。学術論文 に使った図(英語表記)をそのまま転 載しない。 図の説明文も専門外の日本人に分かる よう、丁寧に書く。 著作権とモラルに関する問題 • ありがちな問題 他誌(学術雑誌、商用誌など)で出版 した図 → 版権は著者には無い! 月報へ転載する時には、もともと自分 の論文の図でも、転載許可が必要! (月報→他誌の場合も同じ) • 重大な問題 全く同じ文章、同じ図を複数の雑誌に 投稿する → 二重投稿 解説記事だからといって許されない その他の注意 • 記事の種類を選ぶ スカイライト(レビュー) ユーレカ(研究紹介) 天球儀(啓蒙普及など) • ユーレカ(研究紹介)の場合 記事の内要が査読付雑誌に受理されて いることが必要 URL http://www.asj.or.jp/geppou/ まとめ • 分かり易く書く • 著作権には十分注意する 天文月報に正しい方法で記事 を書いて、自分の存在や研究 をアピールしよう
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