(対応あり).

若い人はどう生きればよいか
養老孟司「フォーサイト」誌、2007年2月号
• 「現代というものがあって、いまの時代は
年寄りが威張る。そのつもりはなくても、生
きている以上、ジャマになるのは仕方がな
い。そんな時代に若い人はどうすればいい
か。いちばんまともな生き方は、年寄りが
ダメな世界で頑張ること。ならばウェブは格
好の分野ではないか」
ウェブ・リテラシー
梅田望夫『ウェブ時代をゆく』ちくま新書
• ネットの世界がどういう仕組みで動いているかの
原理は相当詳しく徹底的に理解している
• ウェブで何かを表現したいと思ったらすぐにそれ
ができるくらいまでのサイト構築能力を身につけ
ている(×ブログ)
• 広告収入の正確な流れも含め「バーチャル経済
圏」がどういう仕組みで動いているかの深い理解
がある
• ウェブ上に溢れる新しい技術についての解説を
読んで独学できるレベルまで、ITやウェブに対す
る理解とプログラミング能力を持つ
ノートPCについて
自分専用の(ノート)PCをできるだけ早めに手に入れる
新品なら発売1年後くらいの型落ち機種で十分
NetBook:5万円台から(エプソンダイレクト、デル、工人舎、
ASUS、ソーテック、エイサー)
中古なら4万円以下→Googleで「中古ノートパソコン」で検索
・「価格.com」や「グリーンサイクル」、「中古パソコン道」…
・PCに詳しい友人やお店の人に相談
・OSはWindows XP推奨、Vistaもこなれてきた
ワープロ、表計算、プレゼンテーションの3つのソフトの操作を
習得する(遊んで覚える)
・MS Office(Microsoft)は高価→類似ソフトで十分
例:kingsoft office 4,980円、30日間無料体験、
OpenOffice3.0(StarSuite9):政府、行政機関
インターネットに接続する場合はウイルスソフトも忘れずに(無
料ソフトが充実)
研究で使うPCソフトウェア(Windows系)
<基本ソフトウェア>
1.ワープロ:文章・文書作成
・ 例:Word、一太郎
2.表計算:図表作成、計算
・ 例:Excel、Lotus123、三四郎
3.プレゼンテーション:描画、プレゼンテーション
・ 例:Powerpoint、Agree、超五感プレゼン(スター
スイートImpress)
ソフトウェア(その他)
4.統計解析
SPSS、SAS、JMP
5.データベース
Access、ファイルメーカー、桐
6.グラフ・描画
イラストレーター、CANVAS、花子、デルタグラフ
7.テキストエディタ
WZ Editor、秀丸エディタ、メモ帳
8.文献管理
EndNote、GetARef
9.PDF(作成、編集)
Acrobat、いきなりPDF
10.統合ソフト
Office、スタースイート、Lotus SuperOffice
調査研究とソフトウェア
0.文献管理…表計算ソフト、文献管理ソフト
1.アンケート、説明同意書…ワープロソフト
2.スケジュール、データ集計…表計算ソフト
3.データ解析…表計算ソフト、統計ソフト
4.図表作成…表計算ソフト、グラフ描画ソフト、
プレゼンテーションソフト
5.論文執筆…テキストエディタ、ワープロソフト
6.学会発表…プレゼンテーションソフト
仮説検定の考え方
帰無仮説
「差はない」を立てる
採択
帰無仮説を採択するか、
棄却するかを決める
「差はない」と結論する
棄却
対立仮説を採択し、
「差はないとはいえない、
つまり差はある」と結論する
復習 t検定(対応なし)
1. 帰無仮説を立てる
「Wバーガー(全体)とMバーガー(全体)のおいしさの評価点には差がない」
2. 帰無仮説の否定である対立仮説を立てる
「Wバーガー(全体)とMバーガー(全体)のおいしさの評価点には差がないとはいえない、つまり、
差がある」
3. 有意水準を決める
通常は5%、厳しくて1%
4. 得られた標本を使って、指標tを計算する
t=(標本平均の差)
÷√{(Aの不偏分散÷Aのサンプルサイズ)+(Bの不偏分散÷Bのサンプルサイズ)}
5. 標本の数から自由度を計算する
自由度=(Aのサンプルサイズ-1)+(Bのサンプルサイズ-1)
=Aのサンプルサイズ+Bのサンプルサイズ-2
6. 帰無仮説を棄却するか、採択するかを決める
もしtが棄却域に入っていなければ、帰無仮説を採択する
もしtが棄却域に入っていれば、帰無仮説を棄却し、対立仮説を採択する
7. 結論を決める
帰無仮説を採択した場合は「Wバーガー(全体)とMバーガー(全体)のおいしさの評価点には差が
ない」
対立仮説を採択した場合は「Wバーガー(全体)とMバーガー(全体)のおいしさの評価点には差が
ないとはいえない、つまり、差がある」
t検定(対応なし)
• t検定の意味が分かってきた
• 5%と1%で違いが出ることが分かった
• 一見計算式は難しそうだったがよくみると前回までの授業の積み重ねでで
きており、計算してみるとできることがわかった。
• 難しい理論はまずおいておき、とにかく計算をガリガリやってがんばりたい。
• 今までの組み合わせだったから計算しやすかった
• テストをやったことでそれまでのこと(不偏分散など)はすんなりできた
• 帰無仮説と対立仮説をすんなりきれいな言葉で書けるようになった
• どこに重点的に覚えたらよいかわかりやすかった。
• 学会の話に興味がわいた
• 計算のやりかたは理解でき、問題を解くことができた
• 難しい理屈の部分を端折ったので分かりやすかった
• 対応ありと対応なしの違いについて理解することができた
• 帰無仮説の棄却と採択の仕方が分かった(日本語の意味が通じた)
• [気づき]有意水準を最初に決めないと、後で結果を操作することが可能
(研究者の都合よいようになってしまう)
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言葉のいい回しが難しい、似たような言葉が多く、混乱した
計算量が多くなってくるのでミスをしないようにしたい、
t検定に入って計算が複雑になったので難しくなった
回数を重ねるごとに復習をしっかりしていかないと授業について行けず計
算が間に合わなくなる→復習第一だと思った
計算の中に今までの公式も入っているので復習が必要
t分布表で調べた際にまだ棄却域に入っている、入っていない、帰無仮説
を採択するかというところで迷ってしまう。
tの値が出ても、それが棄却か採択なのかすぐに判断できない
まとめの方には推定母分散を用いた計算方法は乗っていなかったがどち
らの計算方法を用いたらいいのか分からない
標本平均の差の標準誤差を求めるときになぜ標準AとBについて足すの
か分からなかった
カイ2乗検定とt検定の使い分けが分からない
評価に差がない=Wがおいしいのか、差がある=Wがおいしいのかが不
明瞭だった
計算ができても理屈が分からない点が多かった
不偏分散Aと不偏分散Bが具体的に違うのに、母分散としてひとくくりにす
るのに違和感を感じた
確認テスト
• 班で相談してやってよい
• できた人は名乗り出る(答え合わせ)
• 問題の難易度によって、先着数名(~10名
程度まで)をプロクター(チューター)に任命
(易しい問題の時は無し)
• プロクターは、それぞれ割り当てられた班
を指導する
ウェブサイト
講義プリントと復習エクセルファイルがダウンロード可
URL: http://www35.atwiki.jp/smilelab
ユーザー名: sta07
パスワード: c206
<トップページとその後、計2回ログインする>
トップページ(ログイン)→2007講義→医療統
計学(ログイン)→医療統計学
出席カード
• 書記(持ち回り)が、メンバーの出席(遅刻・
早退についても)を記録する
• 出欠、遅刻・早退の記録は正確に!
• 講義の終わりに班員で相談してPositive &
Negative Pointsを書く
• 班名、メンバー名・番号を忘れないように
講義に期待すること
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全員合格
基本・基礎重視
分かりやすい
統計に対する抵抗感・苦手意識を無くしたい
パソコンに強くなりたい
Excelを使えるようになりたい
フィールドの話をして欲しい