提案書_修正後

XXXX株式会社 御中
「提案書」と書く
大量メール配信システム
提案書
メール配信システムの高性能化と運用負担軽減の両立
 個人情報保護法などに配慮した高度なセキュリティ対策
運用や機能の変更に即応できるメール配信プラットフォーム構築
顧客の期待するベネフィットにストレートに応える
2008/4/XX
本資料の情報及び著作権はABCソリューションズ株式会社に帰属します。
はじめに
あまり読まれる部分ではない。提案の成否には影響なし。
ただ、この部分がないと体裁が整わない。最低限の変更で使い回しできる内容とする。
変更部分
御社におかれましては益々ご隆盛のこととお慶び申し上げます。
平素は格別のご高配を賜り厚く御礼申し上げます。
また、この度は御社「大量メール配信システム構築」のご計画にあたり、弊社にご提案の栄を賜りました
ことを重ねて御礼申し上げます。
今回の提案は、御社のベネフィット実現を最優先に検討を重ねて参りました。その結果、御社に必ずや
ご満足頂けるものと自負しております。
また、弊社は、本プロジェクトを成功裏にお納めできるよう、最大限の努力を払う所存です。ご存知の通
り、弊社は、ABC研究所とともに数多くの先進的なプロジェクトを経験して参りました。このようなテクノロ
ジ・インテグレーターとしての実績を踏まえ、経験豊富なエキスパートが、本プロジェクトを担当させて頂き
ます。
また、運用開始後におきましても、長年の運用支援サービスの実績を基盤に、システム保守から運用
支援まで幅広いメニューをご用意し、全社を挙げたサポートをお約束致します。
つきましては、よろしくご検討を戴き、何卒弊社にご下命賜りますようお願い申し上げます。
2008年4月15日
ABCソリューションズ株式会社
システムソリューション営業本部
本部長 ○○ ○○
だれに提出するかにもよるが、原則として本部長以上。
01
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もくじ
ここで勝負が決まる。ここに時間と知恵を傾ける。
3部構成が原則
I.
要約編
1.
2.
II.
3.
前提・・・・・・・・・・・・・・・・・
御社要求事項への対応 ・・・・・・・・・
5
本提案の概略・・・・・・・・・・・・・
6
2.
3.
4.
5.
6.
開発方針・・・・・・・・・・・・・・・
システム構成・・・・・・・・・・・・・
スケジュール・・・・・・・・・・・・・
体制・・・・・・・・・・・・・・・・・
成果物・・・・・・・・・・・・・・・・
費用計画・・・・・・・・・・・・・・・・
8
9
10
11
12
13
詳細編
1.
実現手段・・・・・・・・・・・・・・・
1.
2.
3.
4.
2.
3.
4.
15
ソフトウェア
プラットフォーム
ネットワーク
開発
スケジュール・・・・・・・・・・・・・
体制・・・・・・・・・・・・・・・・・
1.
2.
02
4
概要編
1.
III.
お客様の期待するベネフィットに応えているのか?
簡潔明瞭でわかりやすいか?
美しいか(セクシーか)?
42
44
開発体制
保守体制
費用計画・・・・・・・・・・・・・・・
53
補足資料。検討してきた資料や既存の資料が素材。体裁を整えること。
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Ⅰ.要約編
この要約編の3ページで、顧客が提案を受け入れるかどうかが決まる。
ここで顧客が関心を示さなければ、その後の説明は、時間の無駄。
03
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Ⅰ-1.本提案の前提(又は、背景) お客様と同じ土俵にいることを確認するページ。
ここがずれていると、後は続かない。
■ 現状の課題
■ 課題への対策
配信メール先の急増
(2007/3)X万通 → (2007/3)X万通
配信メールの種類の増加
(2007/3)X種類
→ (2007/3)X種類
管理運用コストの削減要請
前年実績 15%削減
 メール配信能力の強化
 運用負担の軽減と要員の削減
 管理機能の一元化
 操作の簡素化
■ 要求条件
御社からご提示いただいたもの
運用開始時期
配信処理性能
開発・導入費用
:2008年9月(本番開始)
:XX万メール/時間
:XXXX万円(初年度)
弊社にて想定させていただいたもの
多機能
変更容易性
安全性
スケーラブル
互換性
04
:高度な処理要求にも対応
:機能変更等に容易に対応
:操作履歴の管理と個人情報漏洩対応
:メール配信量増大に迅速・柔軟に対応
:現行と同一のプラットフォーム(運用スキルの継承)
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Ⅰ-2. 御社要求条件への対応
顧客の要求に対して、回答をストレートに表現する。ここでだめなら、以降を説明する必要なし!
要求条件
弊社からの提案
御社からご提示いただいたもの
運用開始時期
配信処理性能
開発・導入費用
:2008年9月(本番開始)
:XX万メール/時間
:XXXXX万円(初年度)
○ 2008年9月 運用開始(一部機能制限*)
◎ XX万メール/時間以上(拡張も容易)
◎ XXXX万円(初年度)
弊社にて想定させていただいたもの
多機能
高度な処理要求にも対応
変更容易性
機能変更等に容易に対応
安全性
操作履歴の管理と個人情報漏洩対応
スケーラブル
メール配信量増大に迅速・柔軟に対応
互換性
現行と同一のプラットフォーム(運用スキルの継承)
05
実績ある部品化された機能モジュール
ウエブ・アプリ開発支援ツール
「XXXX」
セキュア・プラットフォーム「XXX」
並列配信・サーバー追加で段階的に拡大
現行と同一プラットフォーム(Oracle/SUN)
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Ⅰ-3. 本提案の概略
提案を受け入れたとして、次に顧客が知りたいポイントは、「今までとどう変わるのか」ということ。
現行システム
新規提案システム
個々のメールサービスに特化した、配信管理システム
システム毎に異なるインターフェイス
システム毎に異なったID/PWでサインオン
業務システム毎に異なったレイアウト、操作手順
個別システム
事前請求
お知らせ
メール
ユーザ
情報
.ABC.com
メール
ユーザ
情報
その他の
メルマガ
・・・
ユーザ
情報
将来配信
される
メール
ユーザ
情報
統一されたWebインターフェイス
メール・サービス毎に利用者や利用権限をきめ細かく管理
サービス毎に異なる機能設定が画面から設定可能
ユーザー情報の一元化により、個人情報保護法対策(開示、利用停止
等への対応)を実現
顧客の利用サービスの変更、停止等に容易に対応
共通システム
新・電子メール
配信サービス
ユーザー
管理情報
共通管理画面
システム
管理情報
メール
配信
エンジン
メール
配信
エンジン
メール
配信
エンジン
共通メール管理プラットフォーム
メール
配信
エンジン
共通メール配信エンジン
アプリケーション
システム
事前請求
お知らせ
メール
.ABC.com
メール
その他の
メルマガ
・・・
将来配信
される
メール
事前請求
お知らせ
メール
.ABC.com
メール
その他の
メルマガ
・・・
将来配信
される
メール
左右または、上下に分けて比較する描き方は、説明を受ける側にとって大変わかりやすい。
06
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Ⅱ.概要編
要約編のもう少し詳しく説明する。「Ⅲ.詳細編」の要約編に相当。
07
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Ⅱ-1-1. 開発方針
提案は、必ず階層化または、構造化されるはず。その階層または、構造に従った提案内容(=
結論)とその提案理由を記載する。
この階層や構造は、「Ⅲ.詳細編」の目次と一致させることが望ましい。
【提案内容】
■アプリケーション
■プラットフォーム
アプリケーション毎のモジュール化ではなく、
システム機能単位でのモジュール化
将来のアプリケーション・メニューの追加、機能の拡
張に対して、柔軟性を確保するため
弊社ウエブ・アプリ開発支援ツール「XXXX」により各
種アプリケーション・システムを構築
短期開発と部品化による性能保証、変更や保守の容
易性を考慮
メール配信機能には、自社開発の高速メール配
信エンジンを利用
実績に裏打ちされた信頼性
ORACLEとSUNをプラットフォームとして採用
運用担当者のスキル継承と既存システム資産の有効
活用を考慮
セキュリティ・プラットフォームとして弊社開発「X
XXX」を採用
個人認証ならびに利用者の職務権限による利用機能
並びに利用データの制限を効率的に管理
実績ある現行セキュア・ネットワークNNS上に、
本システムを配置
顧客情報の安全性を考慮
基本システム9月本番稼働
拡張システム11月本番稼働
システム品質、運用品質の確保
オペレータの習熟と運用ノウハウの蓄積
ABC-ATによるISO9001:2000に基づく開発管
理体制
厳格な開発基準に基づく、高品質な
システム開発
システム
:ABCシステム開発(株)
プラットフォーム:(株)BBCシステム
御社対応の実績と既存システムを熟知して
いることで、安全確実な保守運用が可能
●ミドルウェア
●基本ソフトウェア
■ネットワーク
■スケジュール
■体制
●開発体制
●保守体制
08
【提案理由】
ここでも、左右または、上下に分けて比較する描き方をする。説明を受ける側にとって大変わかりやすい。なお、結論を先
に記載すること。
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Ⅱ-1-2. システム構成
できるだけシンプルに!詳細な説明は省き、1ページで全体を把握できること。
「XXXX」
共通メール管理プラットフォーム
メール配信管理機能
ウンスメール解析機能
オペレータアカウント機能
レポート管理機能
HTMLメール開封・
リンククリック率測定機能
XXXXXX機能
共通メール配信システム
データ管理機能
システム
管理情報
ユーザー
管理情報
ORACLE
事前請求額お知らせメール
自社開発・高速メール配信エンジン
一部修正
高速メール送信機能
SUN Fire Vシリーズ
NNS網
XXXXXX網
ファイヤーウォール
基本システムで実現される機能
09
拡張システムで実現される機能
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Ⅱ-1-3. スケジュール
4月
5月
6月
7月
8月
9月
10月
基本システム
本番開始
スケジュールの要約を記載す
る。この程度のシンプルさで十
分。
11月
全システム
本番開始
基本システム
開発・試験
要約→
12月
全システム
本番稼働
企画
検討
拡張システム
開発・試験
御社ご承認
御社レビュー
運用規定
最終確定
本番開始
運用状況評価
要件定義
概要→
設計/開発(基本システム)
試験
御社レビュー
設計/開発
(拡張システム)
010
試験
本番開始
運用状況評価
お客様が知りたいのは、お客様自身が関わる部分だけ。たとえば、承認/レビュー/本番開始等がわかれば十分。
このページでは、できるだけ内容をそぎ落として、シンプルに!詳細は「Ⅲ.詳細編」に記載する。
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Ⅱ-1-4. 実施体制
御社 コンシューマ・サービス部様
管理・統轄/開発
管理・統轄
ABCソリューションズ
ABCソリューションズ
ネットワーク事業本部
システムソリューション事業本部
ABCシステム開発(株)
プログラム
開発体制
(株)BBCシステム
プラットフォーム
保守運用体制
「開発体制」と「保守運用体制」に分けるのが一般的。それを一覧できること。
どちらか一方の提案の場合は、その限りではない。
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Ⅱ-1-5. 成果物
基本システム本番稼働時(2008/8末)




プログラム・モジュール一式(CD-ROM)
システム設計書(印刷物/データ)
試験仕様書(印刷物/データ)
試験結果報告書(印刷物/データ)
一式
一式
一式
一式
拡張システム本番稼働時(2008/10末)




012
プログラム・モジュール一式(CD-ROM)
システム設計書(印刷物/データ)
試験仕様書(印刷物/データ)
試験結果報告書(印刷物/データ)
一式
一式
一式
一式
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Ⅱ-6.費用計画
見積書ではない!大きなくくりで、簡潔明瞭に!
(単位:千円/税別)
総額
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一括費用
XXXXXXXX
年額費用
補足説明
XXXXXX 年額費用は、2年目以降
ソフトウェア
XX,XXX
-
○XXXXXXXXX
ハードウェア
XX,XXX
-
○XXXXXXXXX
システム開発
XX,XXX
-
○XXXXXXXXX
システム保守
-
X,XXX
○XXXXXXXXX
運用
-
X,XXX
○XXXXXXXXX
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Ⅲ.詳細編
検討してきた資料や既存の資料を整理して掲載する。時間的な制約もあり、できるだけ作業負担
を省きたいところ。ただし、以下は、最低限対応すべし。
1.サブジェクトに沿った資料の配置
2.サブジェクト毎の項目設定を統一する
3.タイトルおよび内容説明の形式やフォント、文字サイズの統一
見栄えのいいデザイン、レイアウトへの再構成については、優先順位をさげてもいい。
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