第5回大阪府立大学高専AP作成WS AP概要説明 および 初稿に向けての 共通アドバイス 大阪府立大学高専 TP研究会 東田 卓 [email protected] 平成25年12月26日(木) 大阪府立大学工業高等専門学校 1 ワークショップの目的 ◇アカデミック・ポートフォリオ(AP)の作成 ◇APの作成を通じた教育改善 ◇本ワークショップの評価と改善 ◇参加者の情報交換とネットワークづくり 2 アカデミック・ポートフォリオ(AP)とは 教育,研究,サービス活動(社会貢献・管理運営等) の業績についての自己省察による記述部分および その記述を裏付ける根拠資料の集合体であり,教 員の最も重要な成果に関する情報をまとめた記録 単に「リスト」を作成するのではなく、3つの活動を「統 合」し、相互の影響について自己省察し、最終的に三 つの活動の「核」「原点」となっているものを見出す 目的 ①教育、研究、サービス活動の各領域におけ る業務の改善 ②求人や昇任昇格時の提出書類または提出書類 を補強する資料 ③退職間際の教員が、後任の教員に自らの経験を 伝える記録を残す 3 APの一般的な全体構成 合計:14~19ページ 目次 序:0.5ページ 教育:5~6ページ 研究:5~6ページ サービス活動(地域貢献・管理運営):2~3ページ 専門的活動および目標の統合 専門的な成果3点とその成果が特筆すべきものである理由 大学(高専)教員としての3つの目標 添付資料 4 「欧米型」APと「日本型」APの違い 「欧米型」 「日本型」 参加資格 なし 以前にTPを作成してい ること 事前課題としてTPの更 新・凝縮を行うこと 日 程 4日半 2日半 目 的 おもに求人や昇任昇格時 の提出書類として作成 おもに自己省察、業務 改善として作成 発 表 なし 最終日にプレゼンテー ションあり 備 考 WSはTPと同時開催 5 大阪府立大学高専におけるAPの取組 2008年10月 中谷が遠隔メンタリングでAPを作成 2009年8月 北野が大学評価フォーラム「内部質保証システム の充実をめざしたアカデミック・リソースの活用」ワーク ショップに参加、APの情報を得る 2010年4月 金田が遠隔メンタリングでAPを作成 2012年1月 北野が大学評価・学位授与機構での に参加してAP作成 2012年3月1~3日 2012年8月8~10日 第1回AP作成WS 第2回AP作成WS 2012年12月26~28日 2013年8月7~9日 APWS 第3回AP作成WS 第4回AP作成WS 2013年12月26日〜28日 第5回AP作成WS 6 アカデミック・ポートフォリオ(AP)WS 主 催 日 程 第1回AP作成WS 第2回AP作成WS TP研究会 2012.3.1~3 日本初単一高等教育機 関内WS TP研究会 2012.8.8~10 場 所 大阪府立大学高専 大阪府立大学高専 メンター 金田・北野 大阪府立大学高専2名 秋田県立大学2名 福井大学1名 栗田・北野 大阪府立大学高専1名 東京都立産技高専1名 山口県立大学1名 メンティー アメリカでは4日半かけて作成 → 日本では無理 すでにTPを作成していることがWS参加への必要条件 事前にTPの更新・凝縮を行うことで2日半で作成可能 7 アカデミック・ポートフォリオ(AP)WS 第3回AP作成WS 第4回AP作成WS 主 催 TP研究会 TP研究会 日 程 2012.12.26~28 2013.8.7~9 場 所 大阪府立大学高専 ホテルコスモスクエア 金田・東田・中谷 栗田・金田・東田・中谷・ 松本・保福・清水 自治医科大学1名 早稲田大学1名 福井県立大学1名 帝塚山大学1名 徳島大学1名 愛媛大学1名 名桜大学1名 メンター メンティー (スーパーバイザー:栗田) 阿南高専1名 東京農工大学1名 広島大学1名 8 アカデミック・ポートフォリオ(AP)WS 第5回AP作成WS 主 催 TP研究会 日 程 2013.12.26~28 場 所 大阪府立大学高専 メンター メンティー (12名過去最大) 栗田・山川・尾澤・加藤・金田・東田 (スーパーバイザー:栗田・東田) 広島大学1名 大阪大学1名 仁愛女子短期大学1名 福井工業大学1名 福井高専1名 東京大学7名(GSAP) 9 「日本型」AP作成者所属機関 北海道・東北 函館高専, 秋田県立大学 関東・中部 自治医科大学, 東京大学, 東京都立産業技術高専, 東 京農工大学, 早稲田大学,福井大学,福井県立大学 近畿・中国 大阪府立大学高専, 帝塚山大学, 広島大学, 山口県立 大学 四国・九州 徳島大学, 阿南高専, 愛媛大学, 聖マリア学院大学, 佐 賀大学, 名桜大学 全国でまだ30~40名 10 第5回大阪府立大学高専APWSスケジュール 11 APシートとは 12 第5回大阪府立大学高専APWSスケジュール 13 私のプレゼンテーション資料 アカデミック・ポートフォリオ 東田 卓 (大阪府立大学工業高等専門学校・ 環境物質化学コース) 教育 個に応じた教育 ものづくりの総合力 教育と研究は シームレス 総工実験 卒業制作 低学年の ガイダンス教育 有機化学 有機実験 理科教育 卒研 工特 論文 執筆 研究 科学者として 真理を見出す 学生や小中生と のふれあい Mastery for Serviceの精神 学会 発表 担任 主任 子と親の かがく クラブ 顧問 出前授業 日本化学 会委員 他大学との連携 共同研究 各種委員 WG 材料評価室 中小企業連携 地域連携 研究の質 Mastery for Service(奉仕の ための練達)を信念に教育・ 研究・サービスを楽しみなが ら三位一体で遂行する。 サービス 知識や経験を他 に伝える 目標 教育: 学生の言葉を拾 い上げ教育の質の向上 全員卒業・希望進路に 研究: 年に1回以上学 生と共に学会発表 サービス: 年に5回以 上の公開講座、出前授 業 14 お願い ◇メンターが個人メンタリングで、メン ティーの皆さんにいろいろ質問します。 ◇個人情報に関することもお聞きする場合が ございます(前歴や、なぜ教員になったの か等)。これは理念の掘り下げに必要なこ とで、よりよいAPを作成するためですので、 ご協力をお願いします。 ◇個人メンタリングでお伺いしたことは、メ ンター間では共有をいたしますが、ワーク ショップ終了後は一切口外はいたしません。 では、皆さん3日間がんばりましょう! 15 16
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