地学実験及び同実験法 第5回:京都北部の日変化③ 前回の結果① 気温(C) 35 気温も湿度も日変化 顕著な日とそうでない日 変化は逆相関 30 25 20 15 10 5 0 1 624 1247 1870 2493 3116 3739 4362 4985 5608 6231 6854 7477 8100 湿度(%) 100 80 60 40 20 0 1 624 1247 1870 2493 3116 3739 4362 4985 5608 6231 6854 7477 8100 前回の結果② 西風成分(m/s) 6 4 西風南風とも日変化 昼間に強い 昼間に一度急に北風成 分が大きくなる 東西はどちらとも言い難 い感じ 夜間は微妙に北東風 2 0 -2 1 624 1247 1870 2493 3116 3739 4362 4985 5608 6231 6854 7477 8100 -4 -6 -8 -10 南風成分(m/s) 8 6 4 2 0 -2 1 -4 -6 -8 623 1245 1867 2489 3111 3733 4355 4977 5599 6221 6843 7465 8087 前回の結果③ 気温(C) 35 北風と気温 北風が強くなると気温が 下がる対応関係 30 25 20 15 10 5 0 1 仮説:最高気温の時刻 は、北風が強まる時刻 と対応関係がある 624 1247 1870 2493 3116 3739 4362 4985 5608 6231 6854 7477 8100 南風成分(m/s) 8 6 4 2 0 -2 1 -4 -6 -8 623 1245 1867 2489 3111 3733 4355 4977 5599 6221 6843 7465 8087 今日の課題① kadai.xls 参照。9月14日から10月 11日の観測終了まで4週間分の データを使います。 ① 移動平均の意味を理解する Q-S列に東西風,南北風,気温の1時間移動平 均を計算してください 「移動平均前後グラフ」のワークシート中のグラ フに,南北風1時間移動平均の結果を追加 移動平均の意味について理解したことを書く 今日の課題② ② ゆっくりした南北風変動を計算する T列に南北風の1時間移動平均を計算してくだ さい((R列から計算します) ③ 9月14日~10月11日のうち、よく晴れた穏 やかな日をリストアップする 昼間日射が多い+夜放射冷却+雨なしの日 日射平均、放射冷却平均、降水量を計算 Z~AB列に計算します(Z11-AB11参照) 今日の課題③ ③ 9月14日~10月11日のうち、よく晴れた穏 やかな日をリストアップする(続き) 3条件が合う日に○を打つ(AC列) 日射平均(Z列)>150W/m2 夜間放射収支平均(AA列)<-6 雨なし(AB列)=0 3条件 今日の課題④ ④ よく晴れた日(3条件OKの日)について 1時間移動平均気温(S列)から、最高気温が出 た時刻を読み取り、AD列に書き込む 1時間移動平均南北風の1時間変化(T列)から、 最も大きな北風強化が起こった時刻を読み取り、 AE列に書き込む 1時間移動平均南北風(R列)から、昼間北風が 初めて2m/sを超えた時刻を読み取り、AF列に 気がついたことをメモしておいてください Wordに貼り付けて提出するもの 南北風移動平均グラフ もとデータ,20分移動平均,1時間移動平均重ね 気づいたことをメモしておく 「南北風の変化と最高気温」のグラフ 気づいたことをメモしておく 特に、最高気温の出る時刻は北風の強化と関係 が深いといえるかどうかについてひと言 課題用ファイルを使う ファイル置き場: http://www.s.osakagu.ac.jp/staff/terao/edu/kpu/2006/05/files.html 自分のパソコンにダウンロードしてから作業 次回「フーコーの振り子実験」 フーコーの振り子実験 回転する世界に中の者が気づくには 地球上での実験について(解説のみ) 11月23日:祝日
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