土壌や地下水の汚染とは どうゆうものか?

土壌や地下水の汚
染対策
目次
・地下水汚染とは
・地下水汚染の特徴
・土壌汚染とは
・土壌汚染の現状や特徴
・汚染物質の種類
・汚染に関する法律
・考察と今後の調査
・鈴木隆之介
・高橋昌大
・竹原友也
・立松史也
地下水汚染とは
地下水の中に重金属・有機溶剤・農薬・油
などの各種の物質が、自然環境や人間の健
康または日常生活への影響を与える程度に
含まれている状態のことである。
地下水汚染の特徴
• 人々の公害を発生させている認識が甘い
ことで公害の防止策としては低く扱われ
てしまっている。
• 滞留・蓄積性が高いため、汚染の発生時
期を捉えにくい。
土壌汚染とは
人が生き物が生きていくうえで、水や空
気にように重要な役割をもっている土壌
に、有害物質が蓄積された状態のことで
ある。
発生源とは
配管・タンク等の事故
化学物質・廃棄物・排水等の不要な取扱い
土壌汚染の現状と特徴
国内で土壌の浄化作業が必要な土地は3
2万箇所にもおよび、それらの浄化対策
費用は13兆円にも達する。
・人々の認識が甘い。
・汚染原因者を特定するのが困難である。
汚染物質の種類
汚染物質
性質
揮発性有機化合物
(VOC)
重金属
揮発性、低粘性で水よ 土壌に吸着され
り重く、分解されにくい。 やすいため移動
しにくい。
地下水に移行しやす
い。
汚染の原因 溶剤使用、処理過程
の不適切な取扱い、
漏出など。
硝酸・亜硝酸性
窒素
地下水に移行し
やすい。
排水の地下浸透。 過剰な施肥、家
自然由来など。 畜排泄物の不適
正な処理など。
汚染の特徴 浸透しやすい。液状の 移動性が小さい。 広範囲に及ぶこと
ままやガスとしても土 汚染が局所的。 が多い。
壌中に存在。
主な物質
トリクロロエチレン、ジ
クロロエチレン、テトラ
クロロエチレンなど。
六価クロム、ヒ素、
水銀、シアンなど。
汚染に関する法律
・土壌汚染対策法
有害物質を取り扱っている工場などが土壌汚染
の状態が不明なまま放置され、そこから人への
健康影響が発生してしまうことを防ぐことを目
的とする。特定地域にのみ適応される。
・問題点
被害の未然防止が困難である。
調査機関によって汚染評価が異なる場合がある。
• 水質汚濁防止法
• 工場などから排出される地下への水の浸
透を規制すること等によって、公共用水
域及び地下水の水質汚濁の防止を図り、
国民の健康を保護するとともに生活環境
を保全すること等を目的とする。
• 問題点
• 規制対象の施設や排水量等により、限定
的に適用されるため、規制値を大きく超
過した排水が放流されていても、この法
律が適用されていない場合がある。
考察と今後の調査

一人でも多くの人が土壌・地下水汚染が
どういうものなのかを知り、それらに対
する意識を高めていかなくてはならない。

名古屋市の土壌・地下水汚染の現状や独
自の対策について調査し、考えていく方
向である。