98_880_1

J電気
●本社人事部= ・企画部署
・社員向けの管理をする部署
→人事部の意思決定を戦略的意思決定
と、より密接に連携させようという試み
●キャリアローテーション~事業部間
異動~
各事業部・・・独自の人事部を持っている。
社内公募制によって事業部間の異動ができる
※本社人事部は交換器の役割
社内公募制・・・事業部の人事部から許可が
必要
↓
オープンな労働市場には程遠い
事業部の人事管理者は、問題
を話し合うために本社人事部の
企画部長と毎月会合をもつ
↓
事業部の人事管理者とそのス
タッフは最終的には本社に異動
したいと希望をもっている
↓
本社人事部と良好な関係を維
持しようとする
本社人事部の影響力!
α建設とβ建設
土木部門 建築部門 設計部門・・・激しい競争
関係
●人事部スタッフ・・・専門的な経験がない
→部門間の争いで中立性を維持
人事業務に関する専門性を欠いている
が、人事部配属前にスタッフとラインの
両方の肩書きをもって本社と現場を異動
してきたため、ある程度の権威
両社技術スタッフのほぼ全員が企業別組
合に
属している
→経営幹部の多くは以前組合員であったた
め、組合は本社人事部やそれ以外の経営
トップから丁重に扱われている
各事業部の独自性と影響力
・・・各事業部の代表者が取締役会に出席
する
ことで強まる
地域事業部間・・・競争関係
組合=正当な発言機関
・各事業部に顧客
組合と経営トップがそれぞれの意見を具
・本社の資金と技術支援をめぐる他の事業部
体化しようとする際、人事部を頼りにして
と競争
いる
↓
事業部の権力=本社人事部に集権化されてい
しかし、本社人事部は(他企業に比べると)
ない
それほど重要な位置を占めていない
→本社人事部は中立の介入者を演じ、
一定の
影響力を行使
Jエレクトロニクス
・人事異動
・分権的、市場原理型
かつては本社が集権的に管理していた 本社人事部の統括→製品グループ
販売部門があったが、後に各製品グ
例外
ループが販売部門をもつように→企業
将来の幹部候補は社長が選ぶ
内企業
あるいは、本社人事部が黒幕
・極端な分権化から、製品グループの数を
コーポレートガバナンス改革
減らすよう方向転換
・取締役会
→本社、製品グループとの情報交換が
社員<株主?
容易に
↓
ストックオプション
●本社人事部
・戦略部署
・サービスセンター部署
結論
日本企業=多様性
伝統的な特徴→&株主志向型
企業・・・
単一の新しいハイブリッド型<市場、投資家、社員からの
圧迫に伝統的な慣行を適合