いわて未来づくり機構の設立について

いわて未来づくり機構の設立について
県内各界、各層の組織の横断的かつ意欲ある 「参画」 「連携」 を実現し、智慧を結集し、スピード感を持って 「実践」 することにより地域の総合的な発展を目指すもの
各組織のトップが参加し、提言を行うとともに、組織の行動力も伴うことは例が無く、 全国初 となる取組み
背景
深刻化する危機
●大都市圏との経済・雇用の格差
●地方の疲弊・地方経済の停滞
●少子化、高齢化の進展
●若者の県外への流出
●地域の医師不足
↓
これまで経験したことのない危機
いわて未来づくり機構
設立の趣旨
直面する危機の中で課題に対応
し、岩手の明るい未来への途を
切り開かなければならない。
これまでセクター毎に、あるい
は、産業界・大学・行政などが
連携し取り組んできた。
しかしながら、人口構成の変化、
産業構造の変化など、構造的と
も言える問題や急速に進展する
グローバル化に対応しきれてい
ないなど、手詰まり感が見られ
る。
このような課題には、これまで
のやり方では限界があるのでは
ないか、それぞれが単独で答え
を見いだすのには困難であり、
新しい仕組みを構築する必要が
あるのではないか。
このため、志を同じくする本県
の多様な組織が手を携え、智慧
を出し合い、汗を流す体制を作
り総力を挙げ取り組む。
目指す方向(理念)
当面のテーマ
期待される成果
★組織のネットワーク
県内の自治体、産業界・経済界、学術・教育
機関、NPOなど多様な組織がネットワークを
築き総力を挙げて取り組む
★方向性の共有
組織などの利害を超え、岩手のあるべき姿な
ど高い次元に立ち目線を揃えて方向性を共有
★智慧の結集
様々な課題解決のため、各組織が有する情報
や智慧を結集
★行動力の結集
各セクターや会員が実践活動を展開
「地域の自立と活性化」
・今後3年を目処に県民所得の向上に道筋
◆一次産品の高機能化
◆産業基盤の集積と強化
◆岩手ブランドの国内外展開
・安全・安心して暮らせる岩手を築くために、
(注)4月24日の「ディスカッション」を受け、具体的
課題を整理し、長期スパンで検討
なテーマを決定します。
◆地域力を支える人材育成
◆医療と福祉体制の整備・充実
★実践(推進エンジン)
・骨太の提言、作業部会等での検討プロセスや収
集事例から生まれるアイデア・提案等を個々の
活動に反映
★協働
・不足する経営資源をネットワーク内で補完
★事例や情報の共有
・産学官各セクターの新たな取り組みや協働事例
の拡大
・機構活動の年次報告
★支援
・がんばる取組みを官民が連携しスクラムを組み
支援
★ベクトルの共有
・岩手の目指す方向性の提示及び県全体での方向
性の共有(シンクタンク機能)
★県民総参加の実現へ
・多様、多層な組織の総参加
・「結い」の精神の強化
取組の方法(組織と役割)
★共同代表
・ラウンドテーブルの互選で選出。機構を代
表。総会を招集
・岩手の発展方向などについて意見交換(不
定期)
★ラウンドテーブル
・7名の固定メンバーで構成される有識者に
よる円卓会議(年4回程度開催)
・立場と利害を超え、それぞれメンバーの問
題意識からインフォーマルに意見交換を行
い、テーマについて深めていく
・課題解決に向け、作業部会の設置の決定と
作業部会員の推薦
・会員や県内各界に対し骨太の提言
★作業部会
・会員(実務者)で構成、実践のコア
・ラウンドテーブルの提言を受け、
官民一体となった調査研究、企画
立案、実践
・部会毎の自主的な運営
・随時、会員との情報共有
★ネットワーク(会員)
・参加の意思を表明した県内の組織
・実践の推進母体
・産学官が有するそれぞれのネットワークの
活用
・会員やネットワーク同士を更にネット
ワーク
取組の視点
各セクターが有する資源・情報の総動員と実践
①内外環境の把握と分析(例えば・・・)
・国内外のマーケットは何を求めているのか
・売れている地域の特徴は?
・地域がどのような状況にあるのか
・地域の資源(ヒト、モノ、環境等)に何があ
るのか
・埋もれた資源はないか(他のセクターでは活
用できないか、協働で取組できないか)
②戦略の策定
)
③行動計画の作成
④会員のネットワークによる実践
・6ヶ月毎の活動の評価と修正
・県民所得の向上と安心して暮らせる岩手の実現
→明るい岩手の未来づくり
ラウンドテーブルメンバー
永野
平山
達増
甘竹
谷口
玉山
元持
共同代表
ラウンドテーブル
提
言
情
報
提
供
作業部会
会員/実践
意
見
機構参加の組織
作業部会
作業部会
いわて未来づくり機構=組織のネットワーク
勝美(岩手経済同友会代表幹事)
健一(岩手大学長)
拓也(岩手県知事)
秀雄((株)アマタケ取締役会長)
誠(岩手県立大学長)
哲(盛岡商工会議所副会頭)
勝利(岩手経済同友会副代表幹事
主な会員
岩手経済同友会、商工会議所連合会、商工
会連合会、中小企業団体中央会、県工業ク
ラブ、岩手経済研究所、県観光協会、いわ
て産業振興センター、農協中央会、全農県
支部
岩手大、県立大、岩手医大、盛岡大、富士
大、北里大(水)、一関高専
市長会、町村会、生工研、工技センター、
JSTサテライト岩手、銀行協会、信用保証
協会、岩手銀行、日本政策投資銀行、岩手
ネットワークシステム、歯科医師会、いわ
てNPOセンター等 54団体