ヒューマンインタフェース演習 坪倉 日本文理大学 1 2 先週 –ガイダンス –認知科学の視点の復習 今週 –実験についての概要 •第2~4回を使って 実験に向けての基礎勉強 –実験0 •概要 •計測実験 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 ガイダンス 認知科学の復習 実験の説明 反応時間( P C Mとして、P のみ) をめざして 実験0 分析方法 まとめと報告書の作り方 記憶容量 実験1 ( 有意味文字列、無意味文字 列) 実験2ヒューマンエラー <グループ別選択>ポインティ 実験3ングデバイスの評価 又は ヒューリスティック 発表会の準備 EHI06-02 ~1~ 発表会 EHI06-02 ~2~ 本授業の運営 • 本授業では、3回で1つの塊(グループ)としている • 実験0 – – – – – 実験1~3に向けた基礎勉強 実験の流れ 計測方法 分析方法 報告書の書き方等 • 実験1~3はグループワーク – 3~5人で1チームとする – (多少の増減は可) – (後で希望調査) • 第14、15回は、 実施実験に対し発表会 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 ガイダンス 認知科学の復習 実験の説明 反応時間( P C Mとして、P のみ) 実験0 分析方法 まとめと報告書の作り方 記憶容量 実験1 ( 有意味文字列、無意味文字 列) 実験2ヒューマンエラー <グループ別選択>ポインティ 実験3ングデバイスの評価 又は ヒューリスティック 発表会の準備 発表会 EHI06-02 ~3~ 実験に向けて • 実験に向けた準備と流れ 1. 作成物→ 2. 作成物→ 3. 4. 5. 6. 7. 作成物→ 8. 9. • • 実験向けの勉強 実験手順書を作る 実施日 時間 内容 データ記録用シート作る 0-30分 実験向け勉強 実験リハーサル 実験手順書を作る 一日目 30-60分 計測実験 データ記録用シートを作る データ整理 60-90分 リハーサル 0-30分 リハーサル データ分析 二日目 30-60分 計測実験 実験報告書作り 60-90分 データ整理 グループディスカッション 0-30分 データ分析 三日目 30-60分 報告書作り スケジュールのサンプル 60-90分 グループディスカッション 各グループごとに管理(実験1以降) – – 皆が被験者になってデータ取りするように サボる人が居ないように EHI06-02 ~4~ 実験0について • 実験0 – – – – 趣旨と説明 反応時間について 実験手順書例 計測実験 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 ガイダンス 認知科学の復習 実験の説明 反応時間( P C Mとして、P のみ) 実験0 分析方法 まとめと報告書の作り方 記憶容量 実験1 ( 有意味文字列、無意味文字 列) 実験2ヒューマンエラー <グループ別選択>ポインティ 実験3ングデバイスの評価 又は ヒューリスティック 発表会の準備 発表会 EHI06-02 ~5~ 認知動作過程(PCM) • K.CARDの認知動作モデルのモデル • • • 人間の認知-動作に関するモデル 計測結果に対する説明 行動予測、パフォーマンスの計算 – 構成 • • • • 知覚プロセッサ: Perceptual Processor 認識プロセッサ: Cognitive Processor 運動プロセッサ: Motor Processor 記憶部: Memory(WM(STM),LTM) – 各プロセッサが直列につながっていると仮定 • 単純化 1. Perception 知覚 2. Cognition 認識 3. Motion 動作(操作) Cognition Perception Motion EHI06-02 ~6~ 実験0 • 実験0では、人間が反応するまでに掛かる時間について、コ ンピュータを用いて計測実験を行ないます。 Cognition – 反応時間計測 Perception • 計測対象となる範囲 – PCM – P(C) • どんな方法が考えられますか? Motion EHI06-02 ~7~ • K.CARDのモデルについてまとめなさい。 • 反応時間を計測する方法を考えてまとめなさい EHI06-02 ~8~ 実験0 • 目的 人間の反応時間の計測 Cognition • 実験0-1 Reaction Time – – – – PCMの一連のプロセス 表示-人間が表示を認識し入力できるまで 実験0-1a カウントダウン 実験0-1b カウントダウン(イレギュラー込み) Perception • 実験0-2 Perceptual Time – – – – P(C)のプロセス 短時間表示に対する知覚可能時間の計測 実験0-2a 単純な図形 テストパターンのみ 実験0-2b 単純な図形 テストパターン-マスクパターン Motion EHI06-02 ~9~ 実験に向けて • 実験に向けて意識して欲しいこと – 環境の安定性 • 計測する状況はできるだけ変化が無いように • 計測装置と被験者の相対関係(物理的な位置や距離) • 余計なソフトは全て終了させる。HDDへのアクセスが安定してから – 被験者の心理的状況の安定性 – 計測中に気づいたことは記録してください(実験中、実験後) – 実験上、データが安定するように – 計測環境は記録しておいてください • テキストデータとして、 • 可能なら、デジカメなどで撮影した映像として(実験室等ではビデオを回 す) • 計測環境の用意 – 道具は揃ってますか? – 計測装置、計測用システム、記録用紙、筆記用具 EHI06-02 ~10~ [実験0-1a] 実験手順(システムの動作) • 実験0-1 Reaction Time – PCMの一連のプロセス – 表示-人間が表示を認識し入力できるまで – 実験0-1a カウントダウン (Normal Count Down) 実験前画面 マウスでクリック→何かキーを押す テストパターンを確認したら 各自でファイルに保存 何かキーを押す 入力キーの表示 結果の表示 カウントダウン 白パターン テストパターン 10回繰り返す EHI06-02 ~11~ [実験0-1a] • 実験0-1 Reaction Time – • 実験手順 実験0-1a カウントダウン (Normal Count Down) 手順 1. 実験環境の確認 1. サイトにアクセス 2. 実験0-1a カウントダウン (Normal Count Down) を動作 3. 全画面表示に 2. リハーサル 3. 実験試行 10回計測 計測結果をファイルへまとめて保存 実験中に気づいた事を記入 次の実験試行へ(数回繰り返す) 4. 終了手続き 1. ファイルの整理 2. 実験中に気づいた事を記入 5. 次の実験へ(同じ実験/異なる実験) カウントダウン 白パターン テストパターン 何かキーを押す 入力キーの表示 結果の表示 10回繰り返す 1. 2. 3. 4. 実験前画面 EHI06-02 ~12~ b] 実験手順(システムの動作) [実験0-1 • 実験0-1 Reaction Time – PCMの一連のプロセス – 表示-人間が表示を認識し入力できるまで – 実験0-1b カウントダウン(イレギュラー込み irregular Count Down) 実験前画面 マウスでクリック→何かキーを押す テストパターンを確認したら 各自でファイルに保存 何かキーを押す 入力キーの表示 結果の表示 カウントダウン 白パターン テストパターンが表示される迄の時 テストパターン 間がランダム 10回繰り返す EHI06-02 ~13~ 実験に向けた注意点 • 連続で計測しないでください – 上限回数 10回程度 – (てんかんになる危険性がある) – 適度に休憩を取ること • 計測データは各自でまとめ、管理すること • 各実験を10回×10回位実施してください。 EHI06-02 ~14~ [実験0- 2a] 実験手順(システムの動作) • 実験0-2 Perceptual Time – P(C)のプロセス – 短時間表示に対する知覚可能時間の計測 (テストパターンの表示時間 10ms) – 実験0-2a 単純な図形 テストパターンのみ(TestPattern) 実験前画面 マウスでクリック→何かキーを押す テストパターンを確認したら 各自でファイルに保存 表示線の数を入力 入力キーの表示 結果の表示 カウントダウン 白パターン テストパターン 10回繰り返す EHI06-02 ~15~ [実験0- 2b] 実験手順(システムの動作) • 実験0-2 Perceptual Time – – – – P(C)のプロセス 短時間表示に対する知覚可能時間の計測 実験0-2b 単純な図形 テストパターン-マスクパターン(Test-MaskPattern) テストパターンの表示時間を変更して計測(10ms~100ms(10msステップ)) 実験前画面 マウスでクリック→何かキーを押す 各自でファイルに保存 マスクパターンを確認したら テストパターンでの表示線の数を入力 入力キーの表示 結果の表示 カウントダウン 白パターン テストパターン 10回繰り返す マスクパターン EHI06-02 ~16~ 提出 参考文献 • 報告課題 – 実験の進行状況について報告してください • 参考文献 – CARD,MORAN,NEWELL,"The Psycology of Human Computer Interaction, LEA EHI06-02 ~17~
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