社会のパラダイムシフトの個への影響

社会のパラダイムシフトの個への影響
中小企業における社会との調和
コレまでの社会と
コレからの社会
◎地球環境
◎日本の人口減少
◎経済社会
◎社会の関心事
地球環境

地球温暖化
大気中の温室効果ガス(二酸化炭素、メタン等)の
増大が地球を温暖化し自然の生態系等に悪影響を
及ぼしている。
地球環境
水不足や水害
 沿岸域の水没
 オセアニア地域の国の消滅
 絶滅種の増加
 死亡率や伝染病危険地帯の増加

地球環境
オゾン層は、上空約15~30kmの成層圏にあり、地球に降りそそぐ太陽光線の中の有害な紫
外線(UV-B)を吸収し、私たち生物を守る「宇宙服」の役割を果している大切なものです。
オゾン層と紫外線
オゾン層破壊の防止策
日本の人口減少
人口減少予想
1億2千万 ⇒ 48年後2055年 9000万
 大都市に人口が集中する事で地域間
格差が大きくなる
 海外からの就業人口の流入
 社会保障問題

経済社会



枚挙に暇ない大企業や歴史的企業の不正
や不祥事⇒社会の企業への見方変化
利益追求だけに走らず法令を遵守して地域
や環境への配慮する取組みを支持する社
会へ
CSR Corporate Sosial Resposibility を求
める動き ⇒ISO26000 2008年発効予定
信用保証のしくみの変化
第三者保証の廃止
社会の関心事
子供の虐待死・飲酒運転による事故
死・孤独死の増加
 教育問題・環境保全・地域の活性化・
ユニバーサル問題
 年金問題

社会のパラダイムシフト
真のグローバリゼーションとは
・地球における全ての命が尊重されること
⇒持続可能な社会の形成
これまで
これから
価値基準
モノ・カネ
いのち・心
行動原理
競争
共生
評価軸
拡大・成長
進化・発展
生産
システム
人工生産シ
ステム
自然生産シ
ステム
経営パラダイムシフト
の必要性
~地球における全ての命が
尊重されるために~
中小企業の社会における現状

中小企業は日本の産業と経済、国民
生活を支えている。
◎生産・流通におけるシェア
◎雇用と働きがいを生む場
◎仕事と育児の両立
◎国の財政を支える納税
◎中小企業のあり方の変化
生産・流通におけるシェア
 中小企業の事業所数
6,071,654
(全事業所数に占める割合 99.2%)
 製造出荷額 1,381,850億円
(構成比 50.5%)
 製造付加価値額 560,430億円
(構成比 56.8%)
 卸売業年間販売額
2,661,620億円
(構成比 64.4%)
 小売業年間販売額 974040億円
(構成比 72.1%)
2005年中小企業白書より
雇用と働きがいを生む場

中小企業従業員数 43,704,264人
民間企業働く人(5,468万人)の79.9%
 雇用創出力でも中小企業が優れている
1999年~2001年の3年間で存続事業所全体が
創出した雇用は969万人
うち、従業者規模20人以下の事業所で60.8%
に相当する589万人の雇用を創出している。
(2005年中小企業白書)
仕事と育児の両立
女性正社員に占める乳幼児期を過ぎた子どもを育
女性正社員1人当たり出生子供数
てている世代の割合(従業員規模別)
(従業員規模別)
1

女性正社員一人当たりの出生子供
0.92
0.9
60%
数は大企業の2倍
0.8
53%
50%
0.7
0.63
43%
43%
40%
0.6
40%
0.5
30%
0.43
30%
0.42
0.42

仕事をしながら子育てをする女性正
0.4
20%
0.3
社員も大企業の1.8倍
0.2
10%
0.1
0% 1~19人
20~49人
50~99人
100~299人
300人以上
0 0~20人
21~50人
51~100人
101~300人
301人~
資料:総務省「就業構造基本調査」(202年)(注)ここでは、乳幼児期を過ぎ
資料:富士通総研「中小企業の仕事と育児に関する調査」(2005年12月)
た子どもを育てている世代とは、40歳代以上を指す。
国の財政を支える納税
10億円未満の企業
4,585,885百万円
(法人税収の50.4%)
 法人税額
500人未満の企業
37,763,000人分
源泉徴収義務者の71.9%
5,741,468百万円
源泉税額の66.8%
 源泉徴収
平成15年国税庁統計年報より
中小企業のあり方の変化
中小企業基本法の36年ぶりの抜本改正
大企業の格差是正 ⇒ 経済発展の担い手である自主努力型中小企業の支援
現行中小企業基本法
基本理念
政策体系
新・中小企業基本法
企業間における生産性等の
「諸格差の是正」
独立した中小企業の多様で活力ある成長発展
○新たな産業の創出 ○市場競争の促進
○就業機会の増大 ○地域経済活性化
○中小企業構造の高度化(生産性の向
上)
○事業活動の不利の補正(取引条件の向
上)
○金融・税制(共通の施策のツール)
○経営革新・創業の促進(自ら頑張る企業の
支援)
・経営革新の促進(技術、設備、ソフト
面の支援等)
・創業の促進(情報提供・研修、資金供
給円滑化等)
・創造的事業活動(ベンチャー)の促進
(研究開発、支援人材、株式・社債等に
よる資金調達等)
○経営基盤強化(経営資源の充実)
○環境激変への適応円滑化(セイフティネッ
トの整備)
○金融・税制(共通の施策ツール)
中小企業の抱える課題
◎時代の潮流
◎顧客価値創造企業
◎ソーシャルキャピタル
◎経営者像
◎企業像
◎持続可能な社会形成のために
中小企業が挑戦すべき課題
時代の潮流
人口減少と少子高齢化
・人口動態 ・団塊世代の退職
・家族の変化
不安定な世界景気の動向
・国内の動向
・アメリカと中国の動向
グローバル化の更なる進行
・BRICsの台頭
・発展途上国での社会不安定現象
技術の発達と製品・システムの変化
・ITの進展によるメディアの変化
・google経済圏
環境問題
・自然エネルギーやバイオマスエネルギー
・環境基準に係わる法的規制および税制対策強化
財政悪化、増税
・経営コスト増
消費税引き上げ・金利上昇・社会保険負担増など
顧客価値創造企業
顧客価値を創造できる企業になろう!
「自社が提供できる価値は何かを追求し続け、その価値を生み出し続ける仕組みをつくる」
事業コンセプトの明確化
どのような
顧客の
どのような
価値や要求
どのような
製品・サービス
どのような
仕組みで
顧客の期待 < 実感 ⇒ 顧客に感動・感激・感謝を提供
利益
リピーター
紹介客
企業の永続
発展
社会貢献
ソーシャルキャピタル
異業種・異業態とのネットワークによる事業モデル創造
異業種・異業態企業との信頼関係の構築
産業上での関わり・産業連関性
顧客価値を創造できる強い企業
経営体験交流
人としての信頼関係
企業間連携
産業クラスター
地域や社会との関わり
社会貢献
経営者像
~大きな夢を持ち、自分自身を磨く~




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




人間力を向上させ、ぶれない座標軸を持とう
大きな夢(あるべき姿)の実現を目指そう
情報の流れや質の変化を感じるアンテナを張ろう
企業間連携を活用できる経営者になろう
戦略的IT活用は人任せにしない
経営スキルを身につけたトップによる経営を目指そう
社員を信頼し、社員の力を十分に引き出そう
「場」を創り、「場」を育もう
自然や命の大切さがわかるようになろう
人として幸せで豊かな人生をおくろう
企業像
~永続する企業の姿を考える~
財
務
体
質
強
化
危
機
管
理
企
業
間
連
携
事
業
継
承
人
人 雇 採材
事用用
考形 教
課態 育
グ情
ロ報
対ー技
応バ術
ル活
化用
顧客価値を創造できる
強い企業
よい企業
持続可能な社会形成のために
中小企業が挑戦すべき課題
・CSR(企業の社会貢献)を求める動き
・雇用問題
・教育問題
・エコロジー(環境保全)問題
・地域内再投資力による地域活性化
・ユニバーサル問題
・郷土愛
・外部評価の視点
・人間力の向上
自らが源として
共に勝つ環境を創造する