女性が輝くOSAKA実現プロジェクト 事業費(平成27年度予算要求額) 若年層における男女の就業率の差をなくすため、 しっかりとした対策を実施し、将来に向けて就業率の底上げを図る 若年女性の就業促進 (第1のギャップ) 【「働き続ける力」を身につける】 12,981千円 (平成28年度予算要求額: 8,576千円) 働いていない女性の 「働く」を支援 (第1~3のギャップ) 保育環境の整備 (第2のギャップ) 【選択肢を増やし、 多様な働き方を実現】 【学童待機の解消】 新 《一部雇用基金》 一部再構築 新 ◆「しごと力(仮)」開発プロジェクト(就業促進課) 【働く意欲がある人に 対する支援】 ・産学官連携した新たな人材育成プログラムの開発 【「働く意欲」を喚起する、「しごとラボ」推進事業】《雇用基金》 定着 支援 社会全体 で働く 機運を 盛上げる 【待機児童の解消】 《一部雇用基金》 【育児等で離職した方の 再就職支援】 【子育て支援 人材確保事業】 【働き続けるための取組みの実施】《一部雇用基金》 【「働く」メッセージを伝えるオール大阪一体となった取組みの実施】 新 (男女参画・府民協働課・雇用推進室) ◆大学との協働による啓発推進 ◆課題を抱える女性への情報発信 ◆企業経営者等の意識改革 ◆企業等と連携した女性が働く機運を盛り上げる取組み 新 ターゲット層 【20~34歳女性の就業状況】 現在働いていないが、 求職活動中 (失業者) 現在働いていない (非労働力) 働いていない20~34歳女性 (通学・不詳除く) 約20万人(192,553人) 就業者 出典:総務省統計局「国勢調査」(平成22年) ※「死別」「離別」 「(配偶関係)不詳」を除く 計:750,589 (A)現在の就業率 就業率(②÷①×100) 58.7% 計(①) 750,589人 就業者(②) 440,649人 (B)仮に、「現在働いておらず、働きたいと考えていない人(約15.2万人)」の全員が就職した場合の就業率 +20.3 ポイント 就業率(②÷①×100) 79.0% 計(①) 750,589人 就業者(②) 592,786人(440,649+152,137) (C)仮に、 「現在働いておらず、働きたいと考えていない人(約7.6万人)」のうち、半数が就職した場合の就業率 +10.1 ポイント 就業率(②÷①×100) 68.8% 計(①) 750,589人 就業者(②) 516,717人{440,649+(152,137÷2)} 若年女性の就業に関する深掘調査の概要(精査中) ◆大学等を卒業する時点で男女の就業率は遜色ないが、年齢とともに差が開く。若年者は様々な理由で離職するが、女性は一旦離職す る と、求職活動がうまくいかず、再就職をあきらめてしまうことが多いのが要因のひとつ ◆大阪府内の約20万人の働いていない若年女性のうち、「スキル・意欲が高いが、積極的な就職活動ができていない人 を就業 に結びつける」施策が必要 【図1 年齢別就業率(男女・大阪)】 【図3 初職継続割合:短大卒以上(全国)】 「定年まで働く」意欲があっても退 職していることから、本人の就業 意欲の低さだけで離職しているわ けではない 男性・就業率 ◆スキルがあり、「定年まで働きたい と考えている意欲が高い女性」で あっても5年で半数がやめてしまう (大阪では、勤続希望期間に関わらずすべて の女性を平均すると3年で半数がやめる) ◆やめる理由は「職場環境や人間関 係が悪い」「やりがいを感じない」等 女性・就業率 女性・就業率 ◆スキルを活かして「働き続けるこ とを可能にする」支援が必要 (死別・離別・ (配偶関係)不詳除く) (年齢) 【図4 年齢とともに非労働力化が進む】 出典:総務省統計局「国勢調査」(平成22年) 就業率 = 就業者人口/年齢階級別人口 ※分子・分母とも「不詳」は含まない ※労働力人口には完全失業者を含む 求職者 非労働力 【図2 20~34歳女性の就業状況(大阪)】 ※20~34歳の働いていない女性のうち、単身者は約6万人 現在働いていないが、 求職活動中 現在働いていない 非労働力となる 経緯の内訳 適切な支援で 産業人材 に! 就業者 出典:総務省統計局「国勢調査」(平成22年) ※「死別」「離別」 「(配偶関係)不詳」を除く 合計(人) 18-24歳 25-29歳 30-34歳 174 22 77 75 66 59% 39% 31% 108 41% 61% 69% 就業⇒離職⇒非労働力 就業⇒離職⇒求職活動⇒非労働力 34人 74人 【図5 無職女性の世帯収入の分布】 合計(人) 一度は働いた経験がある 求職者 非労働力 一度も働いた経験がない 求職者 非労働力 75 23 52 27 2 25 ~300万円 ~600万円 600万円超 41 48% 58% 19 50% 72% 28 43% 34% 5 50% 16% 6 9% 8% 3 0% 12% ◆年齢とともに働く意欲のない人 (非労働力)の割合が増える ◆非労働力の人も、離職後いきなり働 く意欲がなくなるわけではなく、69% の人が求職活動がうまくいかず、結 果的に非労働力化してしまっている ◆求職活動中に背中を押し、就業に 誘導することが有効 ◆働いていない女性(30-34歳)の属 する世帯収入は300万円以下が過 半数を超えた。 ◆若年女性が就業しない状況を放置 すれば、後年社会コストの増大が懸 念 女性が輝くOSAKA実現プロジェクト タイミングとタイプを見極めた施策が必要! 1.「新たな人材育成プログラム」の開発 【タイミングの見極め】 ⇒「しごと力(仮)」開発プロジェクト 就業 ☞ スキルや経験、働く意欲がありながら積極的に就職活動 できていない人が働くためには、 「採用され、働き続ける」ための「しごと力(※)」を 身につけることが必要。 離職 就業 求職 早いタイミングで 就業に誘導 事業費(予算要求額) 18,603千円 (平成27年度:10,027千円) (平成28年度: 8,576千円) 非労働力 【タイプの見極め】 (※)「スキル(技能)を身につけるための職業訓練等」ではなく、 「メンタル面を鍛え、働き続ける力」身につける。 ☞ プログラムの開発に際しては、 OSAKAしごとフィールド等で実証実験を 重ね、大阪大学等と共同研究。 2. 女性が活躍する社会づくりの機運を盛り上げる取組み 事業費 ⇒企業等と連携した女性が働く機運を盛り上げる取組み (平成27年度予算要求額) 2,954千円 (府民文化部:産学官協働による“女性が輝くOSAKA啓発強化事業”と連携し、オール大阪で取組み) 【企業等の現状】 先進的な取り組みを進めている 企業もあるが、企業内部の取組に 留まり、社会に向けたメッセージ の発信ができていない・・ 女性の活躍に向け、取組みが進 んでいない(取組む意欲があって も、手法が分らない) 【女性の現状】 働いていたときに心身とも健康を 害するほど大変だったので、また 就職して頑張れるかどうか、不安 組織の中でうまくやって いけるか不安 家庭と仕事の両立が非常に困難 ではないか危惧 【目指す方向】 連 ( プ携 ラし とッ 産 連トた学 携フ取官 )ォり ー組 ムみ 企業や行政の取り組み状 況等を女性や社会に効果 的に発信し、社会全体の働 く機運の盛り上げ 企業等における活躍促進 の取り組みを広める 女性のマインドアップを促 し、「働く」に誘導
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