スライド 1 - KEK e+/e

電荷制限システムについて
目的

現在のソフトウェアによる電荷制限をハード
ウェアを基本とするシステムに置き換えて、放
射線安全システムに対する信頼性を上げる。

加速電荷量及び、加速ビーム数の累計をとる。
積算電荷制限一覧
設置
場所
モニタ
積算電荷
制限量(nC)
積分
時間
Beam
B6
WM R0_01
1250
4.5*106
1s
1h
e - / e+
2A
WM 22_44
625
2.25 *106
1s
1h
e - / e+
6A
WM Linac
62.5
1s
e-
6A
WM KEKB
5.76 *105
1h
e - / e+
6A
WM PF
5.76 *104
1h
e-
ARCR
WM AR
7.2 *103
1h
e-
電荷制限システム


電荷制限モジュールから安全PLCにAbort接点信号を出力
PLCIOを光FAバス2接続(1.3Km)したPLCセットとペア線
(1.1Km)で接続したPLCセットとタッチパネルで構成
WM
WM
R0_01
22_44
WM WM WM
WM
Linac KEKB PF
AR
安全PLC
B6
2A
ECL
ECL
6A
LCR
ECL
BCR ARCR
TP
RC422
32bits
TR
光FAバス2
DO DI
ECL
DO DI
DO DI -制御Net
CPU
CPU DO DI
電荷制限モジュールの機能

Shot number
Shot
停電時
Abort


電荷制限値
積
算
電
荷
量
正時
(h,s)

積算電荷

正時
(h,s)
正時間中の上がる積
算電荷と電荷制限値
を比較しAbort信号を
出力
加速ビームのカウント
停電時、データを保存
し、復帰後、再現
最大積算電荷量
216*107nC
最大カウント
240
PLCの仕事





1秒、1時間の電荷積算量のトレンド及び、表示
Run中のトータル電荷積算量、加速カウント表示
Abort、システム異常履歴
制御Netに対するデータセット
電荷制限モジュールにR/W
校正係数、電荷制限値、電荷積算量、
正時セット、Abortリセット、データクリア
おわりに



PLCは、電荷制限モジュールを監視し、PLCは
上位制御用計算機にと相互監視することによ
り、信頼性を上げる。
瞬停がある場合、UPSを設置し、PLC親機にタ
イマーを入れる。
安全系PLCより運転モード信号を受けること
により、e+,e-の個別電荷積算ができる。