通常の学級における発達障がい等支援事業 [PowerPointファイル

通 常 の 学 級 に お け る 発 達 障 が い 等 支 援 事 業 費
部長復活要求額: 3,381千円
内
示
額 :
0千円
市町村教育室
小中学校課
知事復活要求額: 2,079千円
趣 旨
発達障がい等のある園児・児童・生徒が在籍する幼稚園や通常の学級において
すべての子どもにとって「わかる・できる」授業づくり・学級集団づくりに関する実践研究を行う
現状と課題
・発達障がいなどで下記のような困り感を持ち、支援
を必要とする児童生徒が約6.5%在籍
・それらの児童生徒も含めた学級全体に対する指導(理解
しやすいよう配慮した授業改善など)の必要性
通常の学級での指導
自尊感情が低下
【H24国調査(H24.12.5公表)より】
 集中力が長く続かない
 教員の指示がわからず課題ができない
 感情のコントロールができず、うまくコミュニケーションがとれ
ないなど集団生活になじめない
・多くの学級担任や教科担当が、発達障がいに関して十分な
知識やノウハウがなく、指導に困難を感じている
・各授業や学校生活で全教員の指導に一貫性がなく、発達障
がいのある子どもが混乱している学校が多い
・幼・小・中学校でのそれぞれの対応にとどまり、学校種間での
引継ぎがうまく行われていない
事業概要
タイムスケジュール
通常の学級での授業づくり・集団づくりの実践研究とその成果の共有と普及
①実践研究校園(研究校園)の指定
○実践研究は、幼・小/小・中/幼・小・中いずれかの合同で行うものとし、市町村教育委員会からの
推薦を受け、府が指定する。(最大21校園)
②アドバイザリースタッフ(学識経験者)による指導・助言
○研究校園では下記の研究を行う
◆すべての子どもにわかりやすい授業展開や教材の開発
◆すべての子どもが認め合える学級集団づくり
◆学校全体での一貫した指導、校種間のスムーズな引継ぎ
予算
○研究1校園あたり、アドバイザリースタッフを2年間で5回派遣する
③成果の共有と普及
○府内全幼・小・中学校教員対象(私立幼稚園も含む)に地区ごとに実践交流のための研修会を実施
2,079千円
・アドバイザリースタッフ派遣(報償)費
1,890千円(30千円×3回×21校園)
・アドバイザリースタッフ派遣(旅費)費
189千円( 3千円×3回×21校園)
期待される効果
教員・学校
 支援教育に関する専門性の向上とともに指導力が向上する
 校園内で一貫した指導が可能となる
 幼小中で一貫した指導が行われ、スムーズな引継ぎができる
児童・生徒
 わかりやすい授業、工夫された教室環境により、すべての児童・生徒が
学習にしっかりと取り組める
 学級全体に、互いに理解し合い、ともに伸びようとする気持ちが育まれる
目標
・「授業内容がわかる」子どもを増やす → 全国平均をめざす(H27)
資料7