第五課 木の葉の魚

第三課
日常の思想
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新しい単語
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言葉の学習
新しい単語
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考察(する)
短縮(する)
望ましい
徹底(する)
背負う
踏み切る
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余裕
動揺(する)
遥か
勝る
好都合
ほぼ
乱す
考察(する)
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欧米の文化とのかかわりを中心に、日本につ
いての考察を進めてみよう。
物事は一つの面からだけでなく、いろんな面
から考察して見る態度が必要です。
短縮(する)
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低学年のマラソンは、距離を短縮して行いま
す。
今大会では、自己の記録を二秒ほど短縮す
ることができた。
望ましい
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平和的解決が望ましい
この病気は静かに寝ているのが一番望まし
い
来なければならないというのではなく、来るこ
とが望ましいというのである
徹底(する)
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その問題を徹底的に調査すべきだ。
そのホテルはサービスが徹底している。
徹底して意見を変えない。
背負う
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兄は大きなリュックサックを背負って山のほう
に出かけました
この会社は大きな借金を背負って苦しんでい
る
弟は両親の期待を一身に背負って成長した
踏み切る
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政府はやっと公害対策法に踏み切った。
準備不足だったが、計画の実行に踏み切っ
た。
会社を辞めて田舎へ帰ろうといったんは決心
したものの、どうも踏み切りがつかない。
余裕
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クラブ活動と毎日の予習、復習に追われ、ゆっ
くり読書をする時間の余裕がない。
祖父母は、貯金や年金で、けっこう余裕のある
生活をしている。
時間の余裕がない。金の余裕がない。旅行す
る余裕はない。
動揺(する)
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こんなことで動揺してはいけないと思いながら、
私の頭は混乱していた。
もっと詳しく説明しなければ、人々の動揺を抑
えられないだろう。
大臣の不用意な発言は、政界に大きな動揺
を引き起こした。
遥か
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遥かにヒマラヤ山脈を望む。
この本のほうがはるかにおもしろい。
彼の知能は平均をはるかに上回っている。
勝る
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健康は富に勝る。
山田は田中に勝るとも劣らない実力がある
(同じかまたはそれ以上だ)。
値段は少し高いが、A社の機械はB社のより
ずっと勝っている。
好都合
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来てくれるなら好都合だ。
電話をかけようかと思っていたら好都合なこ
とに本人が現れた。
好都合なことに、雨も上がってきたから、すぐ
出かけよう。
ほぼ
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どちらを買うにしても値段はほぼ同じです。
今度の選挙の勝敗は、ほぼ決まったようなも
のだ。
東京の人口は日本の全人口のほぼ十分の
一に当たる。
乱す
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夫の病気のことを聞いて、妻の心はひどく乱
された。
一人の無法者が、大勢並んでいる列を乱した。
彼に気持ちを打ち開けられて私は心を乱した。
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と
し
て
も
す
ら
も
と
よ
り
~
余
儀
な
く
さ
れ
る
~
以
外
の
何
も
の
で
も
な
い
(
余
儀
な
く
さ
せ
る
)
言
葉
の
学
習
~以外の何ものでもない
体言や動詞連体形につき、強い肯定を表し、「~にほかならない」に相
当する文型である。
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それは見栄というもの以外の何ものでもない
あの二人の関係は純愛以外の何ものでもな
い
サッカーは布陣、戦術以外の何ものでもない
~余儀なくされる(余儀なくさせる)
動作を表す名詞について、意志に反して何かをしなければならなくなる、又そうさせざる
を得ないという意味を表す書き言葉である。
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雨のため体育祭は中止を余儀なくされた
VISAの更新のため帰国を余儀なくされた
予算不足は、夏祭りの計画変更を余儀なくさ
せた
もとより1)元々という意味;
2)言うまでもなく。もちろんという意味を表す。
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もとよりそれは覚悟の上でした
断られることはもとより承知していた
彼は英語はもとよりドイツ語も話せる
彼女はピアノはもとよりギターもバイオリンも
弾ける
すら
極端な事柄を提示して、ほかのものはもちろん、と事柄の甚だしいさ
まを暗示する文章語である。
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山田さんは食事をする時間すら惜しんで、勉
強をしている
彼は仲のいい友達にすらだまされた
富士山の頂上は夏ですら雪が残っている
としても
「としたら」と同様で、仮定や確定的仮設条件を表し、可能性の少ない仮定
を表す表現である。後項は消極的なものが多い。
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今すぐ出たとしてもその列車に間に合わない
金は持っているとしてもごくわずかです
留学するとしても、来年以降になります
田中さんの言っていることは事実だとしても、証
拠がなければ信じるわけにはいかない。
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3 労働に従事しない人間は、なぜ罪を背負うことになるの
か
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労働中心主義的価値観に生きていたから
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7 信念と信仰とではどう違う
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信念とはある教理や思想などを、固く信じて動かない心のこ
と
信仰とは神仏を信頼して尊び、その教えに心から従うこと
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9かつての価値観が崩れつつあるからといって、新しい価値
観はそれに取って代わることができるか。
いいえ、できない。
一旦文明の木の実を食べた人間は、非人間に逆戻りする
ことができないからである。