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インパルス応答の狭帯域包絡線間相関を用いた
室印象類別手法の一検討
概要:著者らは室のインパルス応答の初期部包絡
線により音場印象「広さ」感が制御出来ることおよび
帯域により寄与率に違いがあることを報告している.
制御しても室印象が変化しないことと,ここでは全
帯域を制御対象としていることから「室印象」が狭帯
域の包絡線に現れると考え,調査した結果を報告
する.
末廣一美,小橋川美共,楳田美奈子,福島学,岡本壽夫,柳川博文,黒岩和治
洋室(L)と和室(W)のIRの相関(識別はDBに登録されてないL-L3を使用)
1
0.9
0.85178 0.84921
0.8
Correlation value
0.71263
0.74202
0.7
0.6
0.5
0.39686 0.39963
0.4
0.25955 0.25712
0.3
0.2
0.1
0
L_L1
L_L2
L_R1
L_R2
W_L1
Room
W_L2
W_R1
W_R2
洋室(L)と和室(W)のIRの相関(識別はDBに登録されてないW-R3を使用)
1
0.9
Correlation value
0.80101
0.7772
0.8
0.7
0.68702
0.65189 0.62761
0.67483
0.6
0.5
0.41803
0.4
0.35174
0.3
0.2
0.1
0
L_L1
L_L2
L_R1
L_R2
W_L1
Room
W_L2
W_R1
W_R2
洋室(L)のIRと「広さ」感制御を行ったIR(h)との相関
1
1
0.91946
0.9
0.82778
0.78698
0.8
Correlation value
0.84135
0.86144
0.8438
0.79505
0.75727
0.72199
0.7
0.6
0.5
0.48854
0.48811
0.4
0.3
0.3074
0.28824
0.2
0.1
0
L_L1 L_L2 L_R1 L_R2 h_L_O h_L_m1h_L_m2h_L_p1 h_L_p2 h_R_O h_R_m1h_R_m2h_R_p1h_R_p2
Room
狭帯域包絡線間相関を用いた
話者識別に有用な帯域の一検討
概要:著者等は音声時間波形の狭帯域包絡
線間相関により話者を識別する際に,重要な
帯域が存在することを報告している.特定帯
域範囲近傍でどの程度正答率が変化するか
を調べた結果を報告する.
末廣一美,小橋川美共,西村一行,福島学,岡本壽夫,柳川博文,黒岩和治
終了帯域を変動(22~33)
開始帯域を変動(4~8)
88.0%
86.0%
85.8%
86.0%
85.6%
85.4%
84.0%
85.2%
82.0%
85.0%
84.8%
80.0%
84.6%
84.4%
78.0%
84.2%
76.0%
84.0%
6-29
6-30
6-31
6-32
6-33
4-31
終了帯域を変動(12~16)
5-31
6-31
7-31
8-31
開始帯域を変動(20~24)
83.0%
83.0%
82.5%
82.0%
81.0%
82.0%
80.0%
81.5%
79.0%
81.0%
78.0%
80.5%
77.0%
80.0%
76.0%
6-12,22-31 6-13,22-31 6-14,22-31 6-15,22-31 6-16,22-31
6-14,20-31 6-14,21-31 6-14,22-31 6-14,23-31 6-14,24-31