百舌鳥・古市古墳群の 世界遺産登録に向けた 屋外広告物規制

資料4
百舌鳥・古市古墳群の
世界遺産登録に向けた
屋外広告物規制について
世界文化遺産をめざす
百舌鳥・古市古墳群
百舌鳥・古市古墳群の保存管理
1 資産本体の保存管理
2 資産周辺の保存管理
(資産周辺 = 緩衝地帯)
百舌鳥・古市古墳群における緩衝地帯
古墳
 百舌鳥・古市古墳群全体を囲む地域とし、
道路・河川などを境界線として設定
 建物の高さ・形態意匠(色彩など)、屋外
広告物などを規制
 規制は、古墳周辺は厳しく、遠ざかるほど
緩やかにする
緩衝地帯における規制の考え方
● 保全・形成すべき景観の阻害要因となりうる建築物等
の高さと形態意匠、屋外広告物を規制
● 緩衝地帯は、
資産近傍(緩衝地帯A)と、周辺地域(緩衝地帯B)の、
2段階で設定
資産近傍(緩衝地帯A)には、よりレベルの高い制限
緩衝地帯範囲設定の模式図
巨大前方後円墳とそれを取り囲む陪塚の分布範囲(資産近傍)
は、より強い規制により重点的に保全する。
資産
(古墳)
緩衝地帯
資産近傍
(緩衝地帯 A)
周辺地域
(緩衝地帯 B)
建築物等の高さ規制概念図
緩衝地帯
資産
緩衝地帯
屋外広告物の規制
○緩衝地帯 A、Bそれぞれにおいて、
屋上広告物、壁面広告物・自立広告物等に対する
制限を検討
○屋外広告物条例(大阪府・堺市)による規制を検討
建築物の形態意匠の規制
○数値による色彩基準等を検討
○都市計画手法(景観地区など)や
景観条例(景観計画など)による規制を検討
百舌鳥・古市古墳群(古市)緩衝地帯図
①屋上広告
②広告塔
③自立看板
④壁面広告
⑤テントの広告