5. 会計 カイケイ について

2010年度
社団法人日本青年会議所
財政審査会議
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公益会計基準=収支計算中心から損益計算中心へ
【P 3】 公益法人会計ではなじみのある企業会計に近い内
容へと改訂されました。このことにより収支計算中心から
損益計算中心へと会計方法が変わりました。
JC会計=収支計算・予算準拠主義の継続
しかしながら日本JCでは、事業目的達成のための設計図
=収支予算書であるという位置付けとともに、社会的責任
と組織ガバナンスを理由として、考え方を収支計算・予算
準拠主義を継続しJC会計を形成していきます。但し会計
処理方法は公益会計基準に準拠し行います。 【P 3】
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これからの事業は、「予算ありき」という予算準拠主義
の今までの考え方から「事業の中身重視」という事業
準拠主義への考え方への移行が、進んでいくものと
考えます。
しかしながら、日本JCの財源を鑑みる中で予算を軽
視する事はできないものです。
一般会計も個別の事業会計も、予算に準拠して行うと
いう従来の方法は継続していくものの、それぞれの事
業に持つ無限の可能性を制限しないよう、バランス感
を持たせた運営が大切です。
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会頭所信・基本理念・基本方針・事業計画・各協議会
会長基本方針に沿った事業フレームから行う事業を
資金的な裏付けを行うのが「収支計画書」である。
当然、事業目的達成のための事業内容であり、予算
拠出でなければならない。
全国のJC運動のフラッグシップであり、各地会員会議
所からの負託と信頼を受けている日本JC本会及び各
協議会としての自覚をもって適切な会計を目指さなけ
ればならない。
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理事会の付託に基づき予算決算の厳格な審査を通じ、
以下の役割を担います。
①委員会の活動に係る会計処理が公益法人会計基準や法人
税法・消費税法等の関係法令に準拠しているか否かチェッ
クすること。
②適正な予算計画の立案、執行及び決算を導くことでその事
業効果をより高めていくこと。
③アカウンタビリティ(会計説明責任)の実践並びにより効果
的・効率的な資金運用という視点及びコンプライアンスの視
点から日本青年会議所の諸事業の健全かつ円滑な進行を
遂行すること。
その他の事項として・・・
④専務理事が年間予算案及び決算書を会頭に提出するに当
たって「請求予算合計表」「決算書」の審議を行うこと
【会計会則40条4項43条3項】
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2010年度「曇りなき心の月を打ち立てて行う真の
民主主義創造のための諸運動」が形だけではなく
真に社会に伝わる為に会計の観点から厳正に審査
を実施し、事前に磨きをかける機会といたします。
会議に際しては事業についての説明と対応が出来
る責任ある方が必ず出席して頂くとともに、財政審
査会議メンバーとの「より綿密で繊細な精査を行う
こと」により、皆様の運動を財政の観点から応援・支
援し、事業・運動価値の最大化を目指すことを通じ
開催意義を果たしたいと考えます。
事前協議を受けなかったり、期限までに提出
できなかった議案は受け付け出来ません。
 会議には必ず議長・委員長及び事業内容の
熟知し答弁の出来る担当副議長・副委員長、
会計が分かる方の出席をお願いします。
 審議当日理由なく書類・資料の不足不備が
あり対応できない議案は原則審議取り下げと
します。
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時間配分を行って(1議案15分~20分程度
を目安に)開催いたしますので、迅速に、適切
に答弁及び対応をお願いたします。なお、対
応が遅く会議運営に支障をきたすと判断した
場合は取り下げまたは否決とさせていただき
ます。
 会議での質問事項や意見に対し常に対応が
出来るよう、委員会・会議の体制を整えて出
席くださるようお願いします。
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会計マニュアルの熟読及びフローチャート【P 8~10】
を活用し、確実に、綿密に計画を立ててください。
見積書・指定書式などの必要書類・資料は必ず内容
を明記し記載漏れ・添付漏れ、不足のないようお願い
します。会計幹事、副議長、副委員長におけるチェッ
クを必ず行ってください。
財政審査会議担当者と必ず事前協議及び確認をお
願いします【財審4日前までに完了してください】
事前協議の機会を有効にご活用いただき、よりブラッ
シュアップをして頂ける機会となればと考えます。
不明な点、確認すべき点は出来るだけ早い段階で財
政審査会議担当者に確認し、解決に努め会議に臨ん
で頂くようお願いします。
 事前協議に際しては担当副議長・担当委員と極力
フェイスtoフェイスでお願いします。
【アナログコミュニケーションによって相互の信頼関係を
構築して頂きたいと考えます】
 議案に対する委員会・会議内のコンセンサス及び情
報共有をお願いします。
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相対支出
収入財源と費用支出の整合
「資金はこれを負担支出した人のために
使わなければならない」
収入財源・・・内部資金と外部資金それぞれの性質をはっきりさ
せる【資金の性質と目的は?】
費用支出・・・性質のはっきりした収入に見合っているか
【支払いの目的及び対象者は?】
このバランスが完全に
一致しなければならない!!
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費用対効果
事業目的を達成するために必要な項目の事
業に占める割合と、支出の割合の整合が取
れているかを示すもの。
費用≦効果
事業の構成と事業予算の構成の整合が
取れ、更に効果を上げていくことが必要!!
①会計マニュアルを熟読し、作成のポイントを整理!!
②会計と事業のバランスに注意し、計画!!。
③マニュアル記載のフローチャート【P 11】を活用し、プ
ロセス管理をしっかり行う!!
④マニュアル記載のプロセスごとの各注意事項に沿っ
て適切に対応!!
⑤指定書式についてはマニュアルの注意書きを参照の
上漏れのないよう作成!!
①会計マニュアルを熟読し、作成に
あたってのポイントを整理
②会計・事業バランスに注意し計画
③日本JC議案フォーマット使用・作成
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記載内容漏れのないよう受領時確認!!
①提出先
②業者名および印鑑
③見積内容・単価及び金額
④摘要等必要な記載
⑤見積徴収先及び見積数
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月次決算の徹底
月次にて収支及び関係書類の取りまとめをしっかり行
い、処理が遅れることのないように進めてください。
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月次でのバランスマンの入力徹底
月次決算に並行してバランスマンの入力をしっかり行
い、処理がおくれることのないよう進めてください。
財政審査会議では会計監査人グループと連携し、今後
バランスマンでの各協議会の月次決算及び入力状況を
抜き打ちで調査していくとともに不備がある協議会様に
対してはブロック会長会議等で報告させていただきます。
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相対支出と費用対効果の観点【P 3~P6】から精査頂
くとともに、財政の観点からバランスを確認して頂き裏
付けを取っていただき、より運動・事業価値の最大化
を目指していただくようお願いします。
帳票類・見積書など関係書類の添付漏れ、記載漏れ
のないよう確認をお願いします。
月次決算・バランスマン月次入力の徹底について責
任を持って進めて頂くようお願いします。
日本JC本会の財政審査会議協議審議プロセス及び
使用帳票類等を出来るだけ統一いただけるような方
向を今後目指したく、検討をお願いします。
 収支予算書及び事業計画作成方法について、本会会
計マニュアルに基づくプロセスを統一し今後採用頂け
るよう検討をお願いします。
【後日 本会会計マニュアルの該当部をデータで配布】
 財政審査・コンプライアンス審査する機関またはプロ
セスの設置をお願いします。
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ガバナンスの強化及び公益社団法人移行に
向けた対応として是非ご検討ください!!
 会議・委員会銀行口座の開設
委員会銀行口座設定届出書[様式34]を作成
日本JC経理に[様式34]を口座開設後速やかに提出
【郵便預金口座は不可】
(口座がないと委員会カードが作れません。)
☆ 原則1委員会につき1口座
(必ず委員会名及び委員長名を記入)
2009年(予定者段階)の12月末には予定者段階決
算となる為、締日を設定しそれまでの入出金を基に、
会計帳票類および口座出納帳を作成
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「会務運営費」とは、委員会運営のために日本JC一
般会計より各委員会に拠出される委員会事業費のこ
と
委員会メンバー1人当たり1万円【人数は3月末確定】
支出可能な支払いの種類 P31 勘定科目波線のみ
会務運営費の申請は、年3回(7月・9月・10月 最終
10月10日)まで請求できます
申請対象期間は、2010年 1月 1日以降の
ものとなり、予定者期間は含まれません
申請方法【P32参照】
①会務運営費支払依頼書[様式35]・領収書・請求書
コピー・振替伝票[様式36]を用意
②事前に財政審査会議担当者と事前協議
③ ②を経て日本JC事務局に請求
④財政審査会議による書類審査
【内容によっては否決される場合があります】
⑤④にて承認後事務局にて処理
①予定者段階の収入・支出について
2009年度会計担当者と相談の上、12月末までに支
払いを完了の上速やかに決算に必要な収支報告を
2009年度会計担当者に対し行ってください。
②銀行口座の開設について【本体・各委員会等】
口座名・口座開設期間・口座の種類についての確認
2010年1月に入ったら、09年度の通帳及び予定者
の通帳を閉じて頂き、本年度用の通帳に繰越金を入
金してください。
③月次決算の方法・バランスマン入力徹底について
月末までの締め・支払い完了の徹底
バランスマン入力を月末までに全て終える事
バランスマンの入力については、日本JC決算終了後に
IDとパスワードが配賦されます。その時点で1月分か
ら入力を開始してください。
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<中間監査>
内部 7月~8月まで各地区に於いて
<会計懇談会(内部監査)>
10月 東日本(東京予定)11月 西日本(大阪予定)
<事前外部監査(外部監査)>
11月~翌年1月まで各地区に於いて
<本監査(内部監査)>
翌年2月
<本監査(外部監査)>
翌年2月
①公益事業比率50%超の予算を組む
②新しい議案フォームで、
公益事業の理由を書く
(事業対象者・事業目的)
③議案を細かく分ける
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こういう議案では、公益事業とは言い難い。
①事業の対象者が、「対外なし」になっている。
②事業の目的が、内向きになっている。
③「理由」がない。
①事業対象者を「対外あり」とするため、公開する
②公益目的を何かしらつくる。
③公益性にあった、「外部講師」を活用する。
④懇親会等は、別議案とする。
⑤場合によっては、「預り金会計」を活用する
当会議体は、情熱を持って事業に取り組まれ
る委員会・会議の皆様に対し公益法人として
の適正な事業予算執行を見据え、客観的に
意見を申し上げて参ります。
 事業をより実り多いものにしていくための応
援団として是非大いにご活用ください!!
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財政審査会議では会計監査人クループと連携し、会
計についての相談用メーリングリストを開設し、情報
共有を行って参ります。
各会計担当者様のメールアドレスを
10月31日までに
当会議担当までメールにてご連絡をお願いいたします。
財政審査会議 総括幹事予定者
鍋島晃典【なべしま あきのり】
携帯電話
090-7307-3046
メールアドレス
[email protected]