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「公益学のすすめ」
Ⅱ公益学の見方・考え方
第1章 環境と公益
専修大学3年
長谷川聡
2002年5月23日
プラス
「私有」
閉鎖的・営利化
1個人・企業による占有
マイナス
「置き去り」
外に放出
ごみ問題
環境破壊
他人・社会・住民全体の利益を追求
「世のため、人のため」
国家主導は
はたして可能か?
国民負担率
還元率
社会保障給付率
73%
うち年金給付率
59%
59%
55%
73.2
64.1
56.4
42%
51%
50
36.4
53.4
49.2
36.5
33.3
37.7
27.2
15.2
18.7
0
日本
アメリカ
イギリス
ドイツ
フランス
スウェーデン
すべての人間・住民に望まれる
良好な環境づくり
心を打つ素晴らしい景観
心を暗くする汚れた光景
シドニーの夜景
= 環境破壊?
リサイクル法の問題点
月給型資源 … 日々新たにつくられる資源
太陽エネルギーなど
遺産型資源 … 新たに生産されない資源
資源の枯渇を防ぎ「持続性社会」を築くための方法
紙
月給型資源
リサイクル 廃棄
材料
石油など、遺産型資源を使用
ペットボトル
石油 → ペットボトル = 約40g
リサイクル
約150g以上
リ
サ
イ
ク
持ル
の
続
性
矛
盾
なぜリサイクルの持続性矛盾が起きたか?
現実を捉えていない認識の先行
「紙を使うと森林が破壊される」
パルプに使用される木の大半は先進国のもの
森林は最近15年間で3%増加
紙が途上国の森林破壊にはつながらない
法律の強制による環境破壊
計画的植林などによって森林を増やすべき
1.税金に対する国民の消極姿勢
2.国家主導による護送船団方式の問題点
地方分権
細部まで行き届いた政策
より身近な問題とすることで、
一層国民感情を喚起することが可能
先進諸国
発展途上国
環境問題対策
公害・環境問題残留
問題か?
低コスト維持のため、改善が困難
戦後復興期における日本の公害問題と同過程
(例)
環境問題の学習
人間が生きている限り環境を破壊し続ける現実
獣医、など
「環境を守る」ということだけではなく、
何かをやるためには必ず犠牲を払う
という意識を持つことが大切
参考文献
「リサイクル幻想」 武田邦彦 (文春新書)
「豊かさとは何か」 暉峻淑子 (岩波新書)