一般拠出金徴収部分の概要

アスベスト救済法(労災保険適用事業主からの一般拠出金徴収部分)の概要
一般拠出金の徴収
資料3
独立行政法人
年度更新の際、労働保険の確定保険料と併せて徴収
【第38条で準用する徴収法第19条】
機構への交付
環境再生保全機構
【第36条】
個
別
事
業
主
労
災
保
険
適
用
労
事
働
業 委保
主 託険
事
業事
主務
組
合
一般拠出金の額
賃金総額×一般拠出金率(※)
※平成18年12月20日付け環境
省告示により1000分
の0.05と定められた。
労働保険事務組合
の活用
【第38条第2項】
労働保険
事務組合
施行日
平成19年4月1日
(平成19年度の年度更新における
平成18年度確定分から適用)
都
道
府
県
労
働
局
・
労
働
基
準
監
督
署
一般拠出金事務を行
うに当たり、新たな認
可手続は不要
報奨金の交付
【第38条第3項で準用する
整備法第23条】
一般拠出金の徴
収に要する費用
を控除
労
働
保
険
特
別
会
計
徴
収
勘
定
石綿健康被害救済基金
救済給付
被
認
定
者
◆アスベスト救済法における徴収法の準用について◆
アスベスト救済法第38条において、労災保険適用事業主からの一般拠出金
の徴収等について、徴収法及び整備法の規定が準用されている。
○ポイント
・労働保険の確定保険料と併せて徴収(概算保険料の仕組みはない)
・特別加入者には適用なし
・延納はできない
・追徴金、延滞金等は労働保険料と同様に発生
・労働保険料と同様の滞納処分
・認定決定に対する不服申立てあり
・事務処理の委託を受けた労働保険事務組合の責任(徴収法34~36条
の準用。ただし、徴収法第35条第4項は除く)
・労働保険事務組合には報奨金を交付(詳細は別途政省令で定める)
〔本資料における法律名の略称〕
アスベスト救済法=石綿による健康被害の救済に関する法律
徴 収 法 =労働保険の保険料の徴収等に関する法律
整 備 法 =失業保険法及び労働者災害補償保険法の一部を改正する法律及び
労働保険の保険料の徴収等に関する法律の施行に伴う関係法律の
整備等に関する法律