© 2000 IIOSS コンソーシアム for SODEC オープンな ソフトウェア・プロセスを めざして IIOSSプロジェクト 山田正樹 2000年 7月 13日 for SODEC © 2000 IIOSS コンソーシアム プロダクトからプロセスへ プロダクト中心の時代の終わり プログラミング中心の時代の終わり プロダクト = プロセス プログラミング = モデリング for SODEC © 2000 IIOSS コンソーシアム for SODEC IIOSSプロジェクト © 2000 IIOSS コンソーシアム IIOSSプロジェクトのご紹介 • Integrated Inter-exchangeable Object-modeling and Simulation System • オブジェクト指向プロセス全体を統一的に サポートするツール(群) for SODEC © 2000 IIOSS コンソーシアム IIOSSプロジェクトの特徴 • • • • • オープン・ソース UML XMI / XML Java 複数のソフトウェア・ハウス/大学メンバの 協同作業 for SODEC © 2000 IIOSS コンソーシアム ソフトウェア・プロセスの重要性 • ソフトウェア・プロセス => プロダクトをいかに うまく 作るか – – – – – 高い品質 短いスケジュール 良質で柔軟なアーキテクチャ 高い顧客満足度 ハッピーな開発者 for SODEC © 2000 IIOSS コンソーシアム for SODEC オープンなソフトウェア・プロセス • プロセスはオープンになりたがっている • 分散した,専門性やレベルの異なる開発 者の共同作業 • 顧客やユーザの積極的な参加 © 2000 IIOSS コンソーシアム for SODEC オープンなソフトウェア・プロセス • 標準的な方法論による導入の容易さ • ツール・ベンダの言いなりではない,固有 の方法論 • 再利用,技術移転 © 2000 IIOSS コンソーシアム for SODEC オープンなソフトウェア・プロセス • 誰でもアクセスでき,拡張できる方法論 • カスタマイズ可能なプロセス・ツール – ソースコード・ハッカー – モデル・ハッカー – プロセス・ハッカー © 2000 IIOSS コンソーシアム for SODEC ソフトウェア・プロセス 三つの潮流 • Unified Process (UP)*1 • eXtreme Programming (XP)*2 • オープン・ソース・ソフトウェア・エンジニアリ ング*3 *1 ラショナル統一プロセス入門, クルーシュテン, 1999, ピアソン *2 eXtreme Programming explained, K. Beck, 2000, AWL *3 オープンソースソフトウェア, 倉骨訳, 1999, オライリー © 2000 IIOSS コンソーシアム for SODEC Unified Process • • • • • • よく知られたモダンな方法論の統合 繰り返し型 比較的フォーマル オブジェクト指向 ツール重視 上流重視 © 2000 IIOSS コンソーシアム eXtreme Programming • オブジェクト指向コミュニティで育てられた ノウハウの蓄積 • コミュニケーション重視 • オブジェクト指向のよさを最大限生かす • 小~中規模プロジェクト向き • よりインフォーマル for SODEC © 2000 IIOSS コンソーシアム オープン・ソース・ソフトウェア・ エンジニアリング • • • • • 多数の,多様な,分散した開発者 低コスト 現在はコーディング中心 これからは? この状況は非オープン・ソース・プロダクト にも広がるだろう for SODEC © 2000 IIOSS コンソーシアム for SODEC IIOSS 概要とデモンストレーション IIOSS Model Editing Facility Model Debugging Facility File Conversion Facility Interface Building Facility Database Facility Integrated Development Environment ....... © 2000 IIOSS コンソーシアム for SODEC プロセスとワークフロー • • • • • • • 要求 - UMLエディタ (ユースケース図など) 設計 - UMLエディタ (クラス図など) 設計の検証 - モデル・デバッガ プロトタイピング - インタフェイス・ビルダ 設計から実装へ - モデル・トランスレータ 実装 - インタフェイス・ビルダ 設計と実装の統合 - モデル・デバッガ © 2000 IIOSS コンソーシアム プロセスとワークフロー for SODEC © 2000 IIOSS コンソーシアム Model Editing Facility • • • • • • • • • UMLグラフィカル・モデル・エディタ UML1.1/XMI based on Argo/UML (tigrisプロジェクト) 運用図を除くすべてのダイアグラム 静的な無矛盾性チェック モデル要素間のハイパーリンク ダイアグラムのグループ化 UML1.3対応(予定) SVG対応(予定) for SODEC © 2000 IIOSS コンソーシアム Model Editing Facility for SODEC © 2000 IIOSS コンソーシアム Model Debugging Facility • UMLモデル・デバッガ/シミュレータ • 振る舞い図のシミュレート • モデル・オブジェクトと実オブジェクト間の メッセージ交換 • リアルタイム/組み込みシステムへの対応 (予定) • OCL(予定) for SODEC © 2000 IIOSS コンソーシアム Model Debugging Facility for SODEC © 2000 IIOSS コンソーシアム for SODEC Format Conversion Facility • • • • • • • JavaとUMLモデル(XMI)との相互変換 クラス図からJavaソースコード・スケルトンを生成 Javaソースコードからクラス図を生成 ラウンドトリップ(予定) 他の言語への対応(予定) ドキュメント生成(予定) 振る舞い図からのコード生成(予定) © 2000 IIOSS コンソーシアム Format Conversion Facility for SODEC © 2000 IIOSS コンソーシアム Interface Building Facility • • • • インタフェイス・ビルダ based on Korfe ユーザ・インタフェイス - Swing ネットワーク・インタフェイス – Java RMI – CORBA IDL • データベース・インタフェイス – JDBC (RDB) – ODMG (OODB) for SODEC © 2000 IIOSS コンソーシアム Interface Building Facility for SODEC © 2000 IIOSS コンソーシアム for SODEC Database Facility • • • • • • • • • オブジェクト指向データベース ODMG3.0 (現状では一部) based on sO バージョニング XMLハンドリング すべてのIIOSSツールにサービス提供 ODMG3.0完全準拠(予定) セキュリティ(予定) 分散データベース(予定) © 2000 IIOSS コンソーシアム for SODEC Database Facility © 2000 IIOSS コンソーシアム Integrated Development Environment • • • • • • すべてのIIOSSツールの統合環境 ファイル管理 プロジェクト管理 ツール呼び出し ユーティリティ ヘルプ for SODEC © 2000 IIOSS コンソーシアム Integrated Development Environment for SODEC © 2000 IIOSS コンソーシアム for SODEC 比較 • R社ツールR – 非常に高価 – 使いにくさや標準との食い違いに定評あり – ツール/ブランド信仰に陥りやすい • I社ツールR – 一部で高い評価 – ターゲットや機能を限定 • O社ツールT – かなり高価 – 現在のところ,国内代理店はない © 2000 IIOSS コンソーシアム for SODEC IIOSSの将来 • • • • メタ・モデル・エディタ スクリプティング CORBA/IIOP(?)によるツールの分散・統合 …... © 2000 IIOSS コンソーシアム for SODEC IIOSSの将来 • 最初のパブリック・リリース – 今年10月ごろを予定 • その後,定期的にリリース予定 • どうぞ使ってみてください • どうぞ参加してください – 開発・改良・拡張 – ユーザとして © 2000 IIOSS コンソーシアム for SODEC 最後に • IIOSSコンソーシアム – [email protected] – 03-5804-3987 • IIOSSブース - 東4ホール, 6-15 • 現在(2000年6月)のスナップショット配布 • http://www.iioss.org/ • IIOSSプロジェクトは情報処理振興事業協会(IPA)が推進 する「ビジネスオブジェクト関連システム開発事業」の一 環として行われております.
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