オフィスアワー予約システム

オフィスアワー予約システム
情報教育課程メディアコミュニケーション
2010775 後藤安章
面談予約

会社に限らず大学でも、教官に直接面談し
て問題解決をしたり進路の相談をしたりす
る場面はある。そのためには、学生は教官
に面談予約をしなくてはならない。
•メールによる予約
•予約表による予約
メールを用いた面談予約

学生が教官にメールで都合の良い日を教えてもらい、その中で自身
の予定の空いている日に予約をする方法。
学生の都合の良い日時を送信
↓
教官からの返答
↓
予定を確定する

この方法の弱点は、面談時間は教官がメールの本文を読んで管理
しなければならなく、ミスが起きやすい。
予約表を用いた面談予約

教官室前に貼られている紙で作成された予定表兼予約表の事。学
生は教官の予定の空いている日に予約を書き込む。
予約表を確認して日時を決定する
↓
都合の良い日に予約を書き込む
↓
予約日当日に訪れる

この方法では、学生は予約をする際に必ず教官室前に行かなくては
ならなく不便である。また、不特定多数の人間が行き来する場所な
ので、悪戯をされる可能性がある。
双方の利点


それぞれの方法には不便な点があるが利点もある。
その利点を上手く利用する事が便利なシステムを作成
するのに役に立つ。
メール
– 遠隔操作が可能
– 時間に束縛されない

予約表
– 予約状況が見やすい
– 予定を入れやすい
→そこで、WebサイトのPukiWikiの利用を考えた。
PukiWikiとは

Webページ閲覧者も管理者権限に限りなく
近いかたちで編集が行えるWebサイトWiki
の一種。
書き込み
新規作成
ⅰ ⅰ ⅰ
削除
P
u
k
書き込み
削除
W
k
新規作成
Pluginとは

PukiWikiにはpluginと呼ばれる拡張機能
が実装されている。PukiWikiの公式サイト
に用意されているpluginを利用する事も出
来るが、自分で作成したものを利用する事
も出来る。
– 今回はあらかじめ用意されていたpluginを利
用し、本研究用に改良を加えた。
システムの構成

システムはパスワード入力、月間予定表、
予約入力画面と予約確認画面から成って
いる。
パスワード入力
月間予定表
予定入力画面
予約確認画面
パスワード入力

予約システムにアクセスする際に、あらか
じめ与えられたユーザ名とパスワードの入
力を求められる。
月間予定表

教官の予定と学生の予約状況が月単位で
確認出来るページ。
予約入力画面

教官が予定を入れる時や学生が予約を入
れる時に使用する。
予約確認画面

特定の日の予定・予約状況を表形式で表
示してあるページ。時間順に並び替えられ
ている。
予約を入れる流れ
予定を入れる
予定を見る
予定
予約1
予約2
予約3
予約を入れる
予約を確認する
オフィスアワー予約システム

特徴
– インターネット接続環境が整っていれば場所を
選ばない。
– 月間の予定表が見やすいように帯グラフ状で
表示してある。
– 予定は時間順で並び替えられて表示される。
– 悪戯防止のためにパスワード入力を要求する。
システムの評価

月間予定表
– 初めて使う人は戸惑ってしまう可能性はある
が、予約状況は見やすい。

予約入力画面
– 比較的ユーザの負担は少ないが、改善の余
地は残されている。

予約確認画面
– 時間順に表示されるのは見やすく良い。
システム全体の評価

メールや従来の面接予約表と比べて分か
りやすく使いやすいとは思うが、一目見て
使い方がすぐに把握出来るシステムとして
は今一歩といった感じである。特に予約入
力画面はユーザの負担を減らすために予
約時間をチェックボックスで選択出来るよう
にした方が良い。
今後の課題

認証方式
– 現在使用しているものよりも管理のしやすい
MySQLを用いた認証方式への変更。

メール
– 予約入力後に教官にその旨を伝える自動送
信機能の能力向上。

予約システム
– ユーザの負担が減るような工夫。