真空中の時間波=コンプトン振動=

時間波と物質波
=真空中の巨大エネルギー=
追記:2016/02/24 その1
ケプラー型ニュートン力学から表れる条件
電子と陽電子の光子からの対生成
→電気的力で引きあって光速でも抜け出せな
い距離は共に
kq2/r2=mc2/r より
r=kq2/mec2=3×10ー15(m) 核半径

=9×109 × (1.6×10-19)2/9.1×10ー31/(3×108)2
光速渦粒子崩壊しなければ抜け出せない
追記:2016/02/24 その2
電子のコンプトン波長との関係
核力を電気力の数百倍と見積もると抜け出せない範囲は
100~kq2/r2=mc2/r より
r=100~kq2/mc2=~3×10ー13(m)
電子のコンプトン波長 λコンプ=7×10ー12(m)
従って核から一旦出た光が再び対生成しても
(一旦解放された光速渦が再び渦を巻いても)
コンプトン波長以上の外側に電子陽電子対が飛び出す
のは難しい。
→原子核から出た光子、対生成する電子はコンプトン
波長程度で振動を繰り返している可能性あり
核中のニュートン力学的不合理
陽子の周りを回る電子もその最高速度(光速c
)のとき原子核の半径のオーダーになる。
r=kq2/mec2=3×10ー15(m)
従ってクーロン力での運動では核内電子は存
在できない
r<10ー15 で V=√kq2/mer >c 崩壊
→核の中では(核内電子に於いては)クーロン力
(逆二乗)は成立しえないと考えるしかない。

追記:2016/02/24 その3


以下は可能性として10年ほど前に書いた
ものです。絶対空間との兼ね合いは考え
ておらずケプラー型ニュートン力学との整
合性はまだ不足しています。また電子の大
きさをコンプトン波長程度と見積もった間違
いもありますが、それを抜きにしても量子
力学を見直したとき、可能性としては有り
得るかもとして掲載いたしております。
思考の一過程として、ヒモ理論にも使え
る可能性の有る論議として大目に見てい
ただければと・・・・・
作者より
真空中の巨大なエネルギー
「時間波」
相対論とアインシュタインの関係から導出。
基底状態では「時間波」のみコンプトン振動
電子(物質)により相対論的に揺さぶる
電子波(物質波) 、うなりとしての 光波 同時発生
物質波と時間波はローレンツ変換可能
時間波は物質波の基底状態
相対論で用いられる簡単な公式

使用公式 β=運動速度(対光速)として
α=√1-β2 γ=1/√1-β2
ローレンツ変換係数
α2 =1-β2
α2 +β2 =1
(cos2θ+sin2θ=1)
1=γ2-γ2β2
1+γ2β2 =γ2
単位双曲線、エネルギー運動量関係
(
1+tan2θ=1/cos2θ)
設
定
電子波の振動ν電子、電子波の波長 λ電子
V=ν電子λ電子
と置く
h;プランク定数、ν;振動数、λ;波長、
m;電子質量、C;光速として
コンプトン波長
λコンプ=h/mC、
コンプトン振動数
νコンプ=mC2/h
なお
νコンプλコンプ=C と仮定。
アインシュタインの関係等
アインシュタインの関係(光、物質共)
E=hν、P=h/λ ・・・・・・・・・・・①
 エネルギー運動量関係
古典的
E古典=P2/2m ・・・・・・・・②
相対論的 E相対2-P2C2=m2C4 ・・・③
E相対 と E古典の間には β≪1 で次の関係
E相対=√m2C4+P2C2≒mC2+E古典 ・・・④

(1)電子(粒子)、相対論の場合
(hν電子)2-(h/λ電子)2C2=m2C4
ディラック方程式の基盤
(永年方程式、波動方程式時空共1次微分等)
1) V=ν電子λ電子=C の仮定で解くと 非成立
左辺=(hν電子)2-(hν電子)2=0 、
右辺=m2C4 ≠0
2)相対論的関係(時空間距離一定等)比較
γ2
- γ2β2 = 1
(β;電子速度、γ=1/√1-β2)
E相対2 - P2C2 = m2C4 より
(E/mC2)2-(P/mC)2= 1
∴
E=γmC2、 P=γβmC ・・・・ ⑧
相対論的エネルギー
相対論的運動量
( γmC2)2-( γmCβ)2C2=m2C4
⑧式にアインシュタインの関係①を代入
hν電子=γmC2 、h/λ電子=γmCβ・・・・・⑨
よって ν電子=γmC2/h=γνコンプ ・・・・・・・・ ⑩
λ電子=h/γmCβ=λコンプ/γβ・・・・ ⑪
このとき電子波速度は
V電子=ν電子λ電子=C/β・・・・・・・・・・・・・・⑫
式の意味考察
⑪式で Cβ=v (電子速度) として
λ電子=λコンプ/γβ=h/γmCβ=h/γmv
βが十分に小さいとき(γ≒1)
λ電子≒h/mv ; ド・ブロイ波
( λ電子=h/γmv を 相対論的ド・ブロイ波
と再定義 )
電子波(物質波)速度
⑫式で V電子=C/β という速度
β=1 ;光速 0<β<1;超光速
β=0;無限大
C/βという速度の世界線
運動電子のローレンツ空間座標と一致
1個の電子を取り巻く電子波はその電子の運動状態
に応じてあたかも瞬時に(時間差なしに)真空すべ
てにバラ撒かれているかのよう。
物質波
熱源の系(S系、擬似絶対静止系)
Ψ=Aexp(-2πi(X/λ -tν ))・⑫
電子
電子
⑫式にX=γ(X‘+βCt’)、t=γ(t‘+βX’/C)代入
また λ電子=λコンプ/γβ 、ν電子=γ νコンプ も戻すと
→
電子の静止系(S‘系へローレンツ変換)
Ψ=Aexp(-2πi(γ(X‘+βCt’)/λ
電子
-γ(t‘+βX’/C)ν電子))
=Aexp(-2πi(X‘(γ/λ電子-γβν電子/C)
+t‘(γβC/λ電子-γν電子)))
=Aexp(-2πi(X‘(γ2β -γ 2 β)/λコンプ
+t‘(γ 2β 2-γ 2)νコンプ))
=Aexp(2πiνコンプ
t‘) ・⑬(時間波のみ)
時間波とは

(⑩式)
ν電子=γνコンプ という電子波の振動数は
電子が光速に達しない限り存在し続ける
ことを意味する。
仮にβ=0でも振動数は消えずコンプトン
振動として残る。ただしこのとき
β=0 で 波長、伝達速度ともに無限大
V=C/β=∞ λ電子=V/ν電子=∞
しかし振動数(時間波)だけは有限で残る。
時間波
物質波と時間波は
ローレンツ変換可能
時間波は物質波
の基底状態
4.電子の運動と光発生のメカニズム
基底状態に対し電子の運動状態(β>0)は振動数
ν電子=γνコンプ、βが小さければ周りの基底状態の
振動数に対し うなり的効果 が表れる可能性がある。
νうなり=ν電子β-ν電子0=(γ-1)νコンプ=mC2(γ-1)/h
よって hνうなり=mC2(γ-1)・・・・・・・・・・・・・・⑭
このνうなり を光の振動数ν光 に対比させると
hν光=mC2(γ-1)・・・・・・・・・・・・・・・・⑮
電子1個のエネルギー遷移(運動エネルギー)
が光子1個のエネルギーに置き換わる。
時間波、物質波の合成波と光
光の振動数νと電子速度βの関係
2
hν光=m電子C (γ-1)
フォトン
電子
エネルギー エネルギー
5.電子正規分布曲線とプランク輻射の公式
1) プランク輻射の公式 から 正規分布 導出
Edν光=Aν光3dν光/(exp(-iBν光)-1)
(A,Bは定数・・⑯)
にν光=νコンプ(γ-1)(hν =mC2(γ-1))を代入、
dν光=γ3βdβの関係も用い(a,bは定数)
光
Edβ=aγ3(γ-1)3βdβ/(exp(b(γ-1))-1)
プランク方程式から正規分布曲線へ
hν=mC2(γー1)
2) 正規分布曲線からプランク輻射の公式 へ
正規分布曲線
E=exp(-(β-βmax)2/2σ)(σ=β変曲点-βmax)
のβをνで表すとプランク輻射のグラフを得る。
β2=1-(νコンプ/(ν光+νコンプ))2
さらにβをλで表し、β2=1-(λ光/( λ光+ λ コンプ))2
エネルギ最大時波長 λmax は βmax に対応。
ウィーンの法則( Tλmax=一定 )
T は βmax2/2 に比例 (β≪1の近似)
後者は 熱源電子群の平均運動量を示す。
古典的熱源での温度と運動エネルギーの関係も成立
正規分布曲線からプランク方程式へ
hν=mC2(γー1)
6.結論
真空空間には時間関数のみの振動が定常的に存在
これを「時間波」と仮称。「時間波」は
コンプトン振動数で振動、波長、速度とも無限大。
(速度無限大は最初から振動が空間に存在することと等価)
電子(物質)の運動は、この時間波を揺さぶりド・ブロイ
の 空間波(電子波) と 揺らいだ時間波 を同時放出。
速度はC/βでローレンツ空間軸に一致
揺らいだ時間波は 基底「時間波」 との間にうなり
効果を生じ、 光パルスとして放出 される。
光子エネルギ-hν
= 電子エネルギ-の遷移
= 球面パルス波の表面エネルギー
広がりが大きくても小さくても総和は一定
E=hν光=mC2(γ-1)
光子は仮想的で、光は全て波として取り扱える。
パイロット波
物質波は物質粒子のパイロット波となりうる。
光、古典的電子
(1)光の場合 ③式において m=0
相対論的に E=PC の関係。①式充たす。
(2)電子(物質)古典論の場合、①②式より
hν電子=(h/λ電子)2/2m・・・・・・・・・・・・・・・⑤
この関係はシュレディンガー方程式の基盤を成す。
ih(∂ψ/∂t)/2π=hν電子ψ
ーh2(∂2ψ/∂x2) /4π2 = (h/λ電子)2ψ
1次微分
2次微分
⑤を V=ν電子λ電子=C という仮定の下に解くと
λ電子= h/2mC =λコンプ/2 ・・・・・・・・・・・・・・⑥
ν電子=C/(h/2mC)=2mC2/h=2νコンプ ・・⑦
朝永振一郎博士


星の光が光が波ならば、星のきらめきを網
膜が捉えて像が見えるまでに数年かかる
光が粒子(光子)ならばエネルギーが十分
で、一瞬にして網膜が捉える
→エネルギーが反応に十分な隗になるな
ら、固まりそのものはマバラになる。
星の像は見えたり見えなかったり?


真空中に巨大エネルギーが存在し、その
一部を電子が共鳴現象等として利用する
ならば、光が波であっても瞬時に星の像を
見ることができる
光電効果も光の共鳴現象として説明可能