Twinkle誕生! -キラリと輝くコンテンツ-

医学系リポジトリ事例紹介
Twinkle:東京女子医科大学学術リポジトリ
DRF主題ワークショップ(医学・看護学)
「リポジトリは医療で何ができるか」
2009年10月3日
東京女子医科大学図書館
杉山尚子
東京女子医科大学について

明治33年(1900)東京女医学校創立

創立者は吉岡彌生

現在日本で唯一の女子医科大学

大学の理念は「至誠と愛」

社会に貢献する女性の医療人を育成

平成10年(1998)看護学部開設
創立者
創立者
吉岡
彌生
吉岡Yoshioka
彌生
Yayoi
Yayoi Yoshioka
提供:本学史料室
提供:本学史料室
東京女医学校校門(明治39年)
東京女医学校校門(明治39年)
提供:本学史料室
提供:本学史料室
2
本日の内容

Twinkle概要

コンテンツの特色

公開まで

公開して

これから
3
Twinkle概要
•
•
正式名称:東京女子医科大学学術リポジトリ
愛称:Twinkle
Tokyo Women's Medical University - Information & Knowledge Database
• システム:DSpace
• 公開:平成21年(2009)5月
• 登録コンテンツ数:
約8,000件
• 運営主体:学術リポジトリ
専門委員会事務局
(図書館内に設置)
• コンテンツの約90%が、学会
誌収載の論文や学会抄録
54 79
65
登録コンテンツ内訳(単位:件)
(単位:件)
登録コンテンツ内訳
(2009年9月19日現在)
(2009年6月22日現在)
79 142
341 59
82
239
239
5%
3%
東京女子医科大学
東京女子医科大学
雑誌
雑誌
テュートリアル課題
テュートリアル課題
研究報告書
研究報告書
5%
学会・会議資料
学会・会議資料
89%
6,662
8,250
東京女子医科大学
東京女子医科大学
看護学会誌
看護学会誌
未来医学ほか
その他
論文3.246件 抄録3,507件
学位論文要旨1,489件
4
Twinkleトップページ
電子ジャーナル風に
巻号でブラウズ可能
http://ir.twmu.ac.jp/dspace/
5
主なコンテンツ
医学
☆
☆
学術雑誌
・東京女子医科
大学雑誌
・未来医学
各種報告書
・科学研究費補助金
成果報告書
・女性医学研究者
支援室報告書
・遺伝医学研究会
講演抄録集
・中央検査部検査
技師会集会抄録集
看護学
☆
☆
学術雑誌
・東京女子医科大学
看護学会誌
教材
テュートリアル課題
(課題解決型学習)
☆
各種報告書
・掛川市健康調査
報告書
・大東町健康調査
報告書
6
コンテンツの特色

学術、教育活動成果の豊富さ
医学、看護学、教材(テュートリアル課題)
 各種学内研究会、例会、勉強会等の記録
 女性医師関連資料、各研究所報告書


開始1年でコンテンツ数約7,000件
『東京女醫學會雜誌』として昭和6 (1931)年に
創刊した『東京女子医科大学雑誌』をすべて収
録(順次収録中)
 学内部署、資料の編集・発行元との協力関係

7
公開に向けて
平成19年 ・先行実施機関を見学
・学外の各種講習会、
・リポジトリ推進委員会発足
講演会への参加
・DRF-MLへの参加
平成20年
・CSI委託支援事業に応募
(平成20年6月内定)
・構築システム、委託業者選定
・登録コンテンツ選定、調達
・メタデータ項目決定
・コンテンツ作成
(業者委託、NII紀要電子化、自家作成)
・著作権処理(包括許諾・外部著者)
平成21年
5月、一般公開
・講演会開催
・教授会、図書委員会
等で説明
・専門委員会の発足
・運用指針案作成
(平成21年3月制定)
初めてづくし

ほ
ぼ
同
時
進
行






参考:久保いくこ 機関リポジトリ設立時の諸問題「片手間にやる
リポジトリ」
http://drf.lib.hokudai.ac.jp/drf/index.php?plugin=attach&refer=
DRF-Ookayama&openfile=020909_03_handout.pdf
9
包括許諾交渉
~『東京女子医科大学雑誌』の場合~
<図書館>
<東京女子医科大学学会>
H20.3
リポジトリ専門委員と編集委員長が協議
『東京女子医科大学雑誌』の電子化およびリポジトリ登録許諾について
H20.3
「電子化およびリポジトリ登録許諾」
文書を館長名で編集幹事に送付
H20.4
編集幹事会で検討
H20.4
承認
H20.6
採用が決定した時点で
学会に著作権移譲・版権
帰属がなされている。
しかし
信義上観点より、個別に
許諾依頼を行った。
①投稿規定
②著作権委託承諾書
③投稿申込書
の改定
H20.7
学会誌、学会ホームページ、大学ニュースに
「電子化およびリポジトリ登録」許諾および
周知文書を掲載
H20.9~H21.2
著者宛に許諾依頼送付
~H17発行論文:外部著者のみ
H18~H20発行論文:全著者
10
広報活動 1



講演会:年1回
愛称/ロゴ募集
一般公開開始
11
広報活動 2



図書館月報
ホームページ
大学ニュース
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公開して:アクセス状況1
数万件のアクセス数とダウンロード数
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公開して:アクセス状況2
1位:経中心静脈高カロリー輸液(IVH)の管理とその問題点:
最近の100症例を中心に
14
公開して:相互貸借(受付)への影響
一般公開(2009年5月1日)以降
「本学リポジトリにあり」で謝絶は7件
○
2008年5月1日~9月18日と比較して
○総受付件数は減少(4,407件⇒3,852件)
東京女子医科大学雑誌への依頼は増加(66件⇒80件)
○東京女子医科大学看護学部紀要への
依頼件数は変化なし(22件⇒26件)
依頼館の内訳で病院図書室からが増加(3件⇒13件)
今後、収録範囲が増えれば・・・
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これから

投稿論文収集

ルーティンとしての業務体制確立

業績集との連携
市民への「医学」情報提供につながれば・・・
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ご静聴ありがとうございました。
質問・コメント等お願いいたします
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