3.安全管理

実務フォロー研修
事故例に学ぶ安全管理
平成11年2月25日
1
主灰シュートブリッジ
 大田清掃工場
2
アンモニア漏洩
 有明清掃工場
3
塩酸タンク破損
 有明清掃工場
4
雨水排水(危機管理として)
 有明清掃工場
5
平成8年度
清掃事業の公務災害の状況
財団法人 地方公務員安全衛生推進協会の資料
6
平成8年度 公務災害(全国)
•全地方公務員
負傷
負傷による疾病
その他の疾病
•作業清掃職員
0
10
20
30
千人率
40
50
7
重負傷者の型別発生率
墜落
15%
転倒
15%
巻込れ
24%
反動
10%
落下
3%
他
35% 激突され
5%
交通事故
8%
その他
20%
8
重負傷者の負傷部位
頭部
15%
その他
複合
3% 3%
下肢
34%
胴体
20%
上肢
25%
9
重負傷者の傷病部
打撲
10%
切断
17%
関節障害
創傷
3%
7%
骨折
63%
10
休業・非休業別発生状況(13大都市)
平成7年度 休業・非休業別発生状況 (単位 人、%、‰)
件 数
職員数 非休業 休業
13大都市 29,345
死亡
計
千人率
68.1
919
1,080
0
1,999
46%
54%
0%
100%
11
月別公務災害発生状況
2月3月
1月 4% 5%
12月6%
7%
11月
7%
10月
10%
9月
総発生件数
9%
1154件
4月
7% 5月
9%
6月
13%
8月
11%
7月
12%
12
曜日別公務災害発生状況
土 日
10% 2%
月
19%
金
18%
総発生件数
1324件
木
17%
火
17%
水
17%
13
時間別公務災害発生状況
その他 8時
14時 4%
15%
9%
13時
10%
12時
2%
11時
14%
10時
26%
9時
20%
14
清掃工場での災害事故例
15
例1 甘木市総合衛生センター 転落事故
 平成9年12月15日
9:50
 衛生センター内ごみ焼却施設
 衛生センタ-職員 A氏 49歳
 意識不明 平成10年8月死去 脳挫傷
 灰のコンベアのつまり解除作業中 転落
 2.7mの高さ 踊り場なし
16
例2 東京都不燃ごみ処理センター
転落巻き込まれ
 平成9年10月23日
6:00
 中央防破堤不燃ごみ処理センター第1プラ
ント アルミ風選別
 機械点検業者 B氏 36歳
 B系アルミ風選捕集機の清掃作業中に落
とし口に転落、回転中のロータリバルブに
両足を挟まれ被災
17
例3 仙台市今泉工場
切断
 平成8年9月20日
13:10
 今泉工場1階灰冷却設備室
 工場職員 運転係 C氏 37歳
 右腕上腕部切断 全治2ヶ月
 2号ボイラダストコンベアのつまり状況点検
中、右手に持っていた点検口の押さえ棒が
コンベアに巻き込まれ、そのまま右手も巻き
込まれる
18
例4 伊勢原市環境衛生組合 爆発
 平成7年7月6日
9時59分
 1号炉 主灰シュート
 工場職員 D氏 34歳 火傷 死亡
E氏 37歳 火傷 40%以上
F氏 45歳 火傷 10%以上
 7月6日灰つまりが発生、点検口から、解除
作業中に爆発被災
19
例5 仙台市今泉工場 爆発
 平成2年10月19日
17:40
 ごみ汚水調整槽、ごみ処理室付近
 工場職員 整備係 1人 死亡 4人重傷
 汚水処理室に可燃性ガス(メタン)がたまり、
爆発 汚水処理室で作業中の5人が火傷
20
例6 兵庫県香住町 焼却炉転落事故
 平成2年12月25日
14時頃
 バッチ式直投炉
(昭和56年竣工 15t/日×2炉)
 臨時職員 G氏 52歳
 収集車の後ろで、誘導作業中
車と接触し、焼却炉に転落
21
例7 その他
 転落事故
 酸欠、硫化水素
 ぎっくり腰
腰痛予防体操
 感電
 薬品による被災
消石灰、苛性ソーダ
 蒸気漏れ
22
ま と め
予
防
危険予知
危険性の認識
23
事故例に学ぶ安全管理
おわり
東京都清掃研究所
24