言語ゲーム論

「タグ・ラグビー」 から社会が見える
*だれもが楽しめる(運動量の多い)ゲーム(ボール遊び)はないだろうか?
*タグラグビーの面白さ
1)ボールをもって走る(ボールの技術が不要)
2)だれでも楽しめる
3)ボールを前には投げられない(常識外れ)
*もう一つの目的を発見
1)ルール感覚を養う(教室・社会でのルール)
2)ルールはみんなの合意で変えることができる
体育の授業で
その前にちょっと寄り道(居眠りタイム)
何に
見えますか?
人によって見方が違う
英語と中国語に見るカテゴリーの違い
can
container
今井むつみ『ことばと思考』より
bottle
なぜ、こんな違いが
生まれるの?
罐(クア
ン)
瓶(ピ
ン)
桶(トン)
jar
そ
の
理
由
は
!
文化によって
共通の了解が(自然に)
成り立っているだけ
言語ゲームとして社会を見ると
言語ゲームとして考える 1
プレーヤー
プレーヤー
参入
プレーヤー
ビン
プレーヤー
ルールは、
特別なことが無いと
日常意は識化されていない
言語ゲームの特徴
つまり保守的
①「ゲーム」はあるルール(共通の考え方)をもっている
②ルールは日常使う「ことば」によって自然に作られている
③だから、当事者(プレーヤー)はそのルールに無意識のうちに縛られている
言語ゲームとして考える 2
ゲームを相対化する(抜け出る)方法
「一抜けた!」
ちょと違う
な!?
「一抜けた」で
ルールの可視化=(外部から)ゲームの世界を客観視できる
常識だと思っていたことが非常識にもなる?
言語ゲームとして考える 3
アクシデントによって言語ゲームに揺らぎが生まれる
解決の方法は
アクシデント
革命
ジャッジ
裁定
共有されているルールブック
コミュニケーションが成立
または、ルールの変更
プレーヤーによる承認
言語ゲームとして考える 4
体育の授業の目的=だれもがゲームを楽しめる(運動量が多い)
はじめは3つのルールから
1)みんなが楽しめる
2)前にはボールを投げられない
3)ゴールラインを超えたら得点
当然アクシデントが起ります
再確認しておきましょう
1)ルール感覚を養う(教室・社会でのルール)
2)ルールはみんなの合意で変えることができる
*ボールを前に投げたらどうするの
*楽しめない子がいたらどうするの
*点数は何点、1点、2点?
ETC
さあ!ルールブックを作っていきましょう